安住紳一郎 大坂なおみ・全豪オープン決勝NHK中継を語る

安住紳一郎 大坂なおみ・全豪オープン決勝NHK中継を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で大坂なおみ選手の全豪オープン決勝の中継を急遽決めて放送したNHKについてトーク。マルチチャンネル放送の仕組みや視聴率の算出方法などについて話していました。

(安住紳一郎)さて、昨日は大坂なおみ選手。テニス全豪オープン、オーストラリア、メルボルン。ついに優勝をしたという。

(中澤有美子)すごく踏ん張りましたね。

(安住紳一郎)これからウインブルドンやオリンピックや土のコートの全仏オープン。さらには昨年制しました全米オープンですか。これ、もしかすると四大大会、グランドスラムとか言われたりしますけども。少し気が早いですけどもね。なんとなく新しい大坂さんの時代のような気もしますので。世界的に注目される大きな大会でいいプレーがこれからも見られるのかなと思うと、楽しみですね。

(中澤有美子)本当にそうですね。ええ。もう、かわいくって。

(安住紳一郎)そして強いですね。

(中澤有美子)強くって。はい。

(安住紳一郎)うんうん。あんなチェコの大柄なサウスポーの選手に「ウェーッ!」とか吠えられたらもう普通、泣いて帰りますよね。

(中澤有美子)フフフ、そうですよね。

(安住紳一郎)最後まで負けないっていうね。ちょっとね、一瞬流れを持っていかれそうになった時もありましたけどもね。すぐに優勝が決まるのかな?って思いましたけども。心配でしたけども、その後に持ち直しましたね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)有料放送でご覧になっている方も多いと思いますけども、昨日はNHKが急遽放送を決めたということで。NHKでご覧になったという方も多いと思いますが。NHK総合チャンネル。関東ですと1チャンネルですけどね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)みなさん、サブチャンネルでご覧になりましたよね。ちょうど相撲の中継と7時のニュースと同時に放送されていましたので。5時30分から。マルチチャンネルって言うんですよね。なぜか急にチャンネルが増えるんですよね。

(中澤有美子)ふーん。

(安住紳一郎)いつもだとNHK総合の1チャンネル。それからEテレの2チャンネル、日本テレビの4、テレビ朝日の5、TBSの6、テレビ東京の7、フジテレビの8ですけどもね。なぜか「1-2」っていうのが出ますもんね。

(中澤有美子)ああ、ちょっとよくわからなかったですけども。

(安住紳一郎)そうですか。そうなんですよ。急にチャンネルが増えるんですよね。同時間帯に放送したいものが2つできた場合には。

(中澤有美子)へー。

NHKがマルチチャンネルで放送

(安住紳一郎)正しくは3つまで増えるんですけども。すごいんですよね。なんかドラえもんのない壁にドアを貼ると部屋ができるみたいな道具ですけども。マルチチャンネルとか言いますけども。地デジ化になりましたので、1チャンネル分、ハイビジョンで放送するぐらいの周波数領域を持っているので、それを画質を悪くすると3つ分、使えるんですよね。なので、いつもの画質よりも悪い画質で放送することにしてしまえば、3チャンネル分使えるんですよね。

(中澤有美子)なるほど!

(安住紳一郎)それで、高校野球の中継とか、あるいはスポーツ中継などで予定よりも時間が押して進んだ場合なんかは次の番組と重なってしまうので、NHK様はだいたいサブチャンネルっていうのを急遽開いて、いま放送している画質を落として。そして、サブチャンネル。「1-2」っていうチャンネルで違うものをやるっていうことなんですよね。なので昨日は大相撲中継が普通のチャンネルで、サブチャンネルで全豪オープン。そして7時からは7時のニュースをやって、サブチャンネルでテニスをそのまま中継していたっていうことですね。で、7時のニュースが終わってから、テニスを正式なチャンネルにしてサブチャンネルを閉じたっていうことですかね。

(中澤有美子)ああー、うん。

(安住紳一郎)なんとなく、ふんわりした感じでみなさんもご覧になっていると思うんですけどもね。

(中澤有美子)ええ、ええ。

(安住紳一郎)民放はこれはあんまりコマーシャルとか契約を事前にしているものがあったりするのでサブチャンネルはほぼ開かないんですよね。

(中澤有美子)ああ、そういうことなんですね。

(安住紳一郎)そうですね。まあ、NHKとか有料チャンネルとか、あとは東京だとMXテレビですかね。は、よくサブチャンネルで大井競馬の中継をやったりとかしますけどもね。

(中澤有美子)ふーん!

(安住紳一郎)そうなんですよ。なので民放もサブチャンネルを使えるんだからやったらいいんじゃないかっていう声もあるんですけど、なかなかそこまでは行かなくて。NHKはね、受信料をもらっていますから、スポンサー様との契約とかはないので。急に違う番組をやり始めても特に問題はないんですけどね。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)問題はそして今度、月曜日に出ると思いますけども、視聴率ですよね。視聴率、どうなるのか?っていうと実はこれ、合算されるんですよ。

(中澤有美子)ええーっ!

(安住紳一郎)なので、あの時間帯の視聴率はNHKは大相撲と大坂選手の全豪オープンのテニスの両方の数字を合算した数字が大相撲1月場所の数字として出るのかな?

(中澤有美子)へー! なんだそれはー。

(安住紳一郎)視聴率の話をすると、またいろいろとご批判があったりするんですけども。まあ実質ひとつの指標なので。正直な話をしますけどもね。それはすごいことになるんじゃないですか? しかも大相撲はね、貴景勝と玉鷲の両関脇の優勝が決まるか?っていうような、そういうようなクライマックスを迎えてましたから。当然、いつもながら20%、23%ぐらいあるところに、大坂なおみさんの決勝が始まろうかっていうその時間帯が重なって。そしてNHK一丁目一番地のニュース番組が始まって。なんですか、これは?

(中澤有美子)ちょっと……。

(安住紳一郎)すごいことになって。月曜日、もしかするとそんな話になるかもしれません。少しね、放送が詳しい人なんかは周りの人に解説をしてみてください。どうなるんでしょうね? ちょっとよくわからないんですけども。たぶん、7時半ぐらいからやったものがテニスの正式な数字として記録に残るのかな?

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)うーん。ですって。そんなことがあるんですね。

(中澤有美子)あるんですね。

(安住紳一郎)テニス。ちょっとね、なんかやってみたくなりますね。

(中澤有美子)そうなんですよね。

(安住紳一郎)自分もバックハンドで返せるんじゃないかな?って一瞬ね。

(中澤有美子)本当にね。ええ。

(安住紳一郎)大坂なおみ選手。清水ミチコさんのモノマネがまた加速しそうな感じがしますよね。

(中澤有美子)ええ(笑)。

<書き起こしおわり>

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