堺雅人『VIVANT』バルカ語(モンゴル語)セリフの難しさを語る

ナイツ塙『VIVANT』本編を通しで10回見て気づいたことを語る 安住紳一郎の日曜天国

堺雅人さんが2023年9月10日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でドラマ『VIVANT』についてトーク。作中で出てくるバルカ語(モンゴル語)セリフの難しさについて話していました。

(安住紳一郎)そうですか。いや、やっぱり阿部寛さんがいて、二階堂ふみさんがいて。

(堺雅人)阿部さんは……前半は本当に阿部さんに全部、引っ張っていただいて。

(安住紳一郎)そうですよね。

(堺雅人)阿部さんの日曜劇場に僕がお邪魔してる感じの展開だったので。心強い先輩でした。

(安住紳一郎)阿部さんがだってね、もうセリフの数が多くて。「阿部さん、頑張ってるな!」みたいな。

(堺雅人)全部、回してくださいましたね(笑)。

(安住紳一郎)本当に。だって、日本語のセリフも多いし、あれはモンゴル語なんですか?

(堺雅人)モンゴル語です。

(安住紳一郎)あと英語もあって。「Intelligence」なんてね。

(中澤有美子)低い声でね(笑)。

(堺雅人)阿部さんの英語、すごく聞き取りやすかったです。僕は。なんかすごい、かっこいいなと思っちゃった。

聞き取りやすい阿部寛英語

(安住紳一郎)あれ、モンゴル語も習ってやるんですか?

(堺雅人)習いました。モンゴル語の先生がずっといて。あと僕らはモンゴルで撮影していたので。耳にいろんなモンゴル語が入ってくるんですよね。だから、そのモンゴルに出発する前に……あれ、2月から撮影しましたから。モンゴルへは5月から行ってるので。3ヶ月間、日本で撮ったモンゴル語のセリフが一番つらかったですね。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。

(堺雅人)モンゴル語自体も耳に馴染んでないし、文字でしかわかってないので。「これで合ってるのかな?」っていう。

(中澤有美子)現地に行って聞くと?

(堺雅人)少しわかるんですよ。いろんな方のいろんなモンゴル語を聞くと、自分なりにアレンジもちょっとずつできてくるので。だから、あれは1話か。1話で、二階堂ふみさんがお医者様役でワーッとまくしたてるモンゴル語。あれはほぼ、初日に撮ってるんですよ。だから彼女が一番大変だった。

初日にモンゴル語セリフ盛りだくさんの二階堂ふみ

(安住紳一郎)あの病院内で、「日本人、どこ行った?」みたいな。「探しているんだ。匿っていたら、お前の命も危ないぞ?」みたいな。

(堺雅人)その前の指示をするところね。「この子はここにいて。この子は私がやるから」みたいな、そういうやつをいきなりしゃべるんですけど。あれ、茨城かどこかで撮っていますよ。初日。2月の、節分のあたりですね。そのあたりに撮っていました(笑)。

(安住紳一郎)これはまあ、当然ね、皆さん熱意をもって取り組んでるからでしょうけれど。なかなか俳優としては、作業としてはカロリー高いですね。

(堺雅人)あれはかっこよかった。「二階堂さん、かっこいいな!」と思った。

<書き起こしおわり>

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