みうらじゅんさんがニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』にゲスト出演。高田文夫さんと一緒に「最近、お酒があまり好きじゃないことに気づいた」という話をしていました。
(高田文夫)いやー、いま話していたけどびっくりすること、いっぱいあるね。この歳になって気がついた。お酒はあんまり好きじゃなかったって。いまになって。あんなに飲んだ人が。
(みうらじゅん)めちゃくちゃ飲んでましたね。毎日飲んでいて。もう月に何十万とかってよく言われていたんですけども。
(高田文夫)俺もそうだった。何十万も、朝まで飲んでた。
(みうらじゅん)もうよく言われていて。おごったりとかして「ワーッ!」ってやるのが好きなような……そうやっていたんですけど、フッと考えてね、「あんまり好きじゃないな……」って。
(高田文夫)フハハハハハハッ! お酒、好きじゃなかったの?
(みうらじゅん)お酒を飲むことと、味が嫌いだから……。
(高田文夫)いまさら、味?(笑)。
(みうらじゅん)あのね、飲んでいると味がわからなくなるまで飲むんですよ。だから、ものすごい飲んでいたの。
(松本明子)酔いたいからね。
(みうらじゅん)「酔いたい」っていうか、味を忘れるために。
(高田文夫)若い時の飲み方ってそうだよ。無茶してワーッ!って飲むからね。
お酒の味を忘れるために酔いたい
(みうらじゅん)だからもう味はわからないじゃないですか。途中、水でもわからないぐらいでしたから。とりあえず、あの臭い感じが嫌で。で、ビールのシュワシュワっていうのがものすごく……。
(高田文夫)ビールもいまになってダメだってわかったんだ。
(みうらじゅん)ダメでしたね(あっさりと)。全然ダメですね。
(高田文夫)いまになってビールがダメだってわかった(笑)。面白い人だなー!
(みうらじゅん)僕ね、カルピスが好きで。
(高田文夫)知らねえよ!(笑)。
(みうらじゅん)カルピスが本気で好きだなって思って。
(高田文夫)カルピスが(笑)。あと、メールがいっぱい来てるけどみんな、「たい焼きが好きそうですね。テレビでやっていましたよ」って。
(みうらじゅん)たい焼き。よく飲んだ後にふとね、気がついたら買っていたんですよ。「買っていたな」とは思ったんですけど、酔っているから……。
(松本明子)ええっ? 締めにたい焼きですか?
(みうらじゅん)うん。なんなら僕、はじめからたい焼きを食べてその飲み会、帰りたかったぐらいだったんですよ。本当は。
(高田文夫)フハハハハハハッ!
(みうらじゅん)でもほら、なんか飲めないとなるとよくないかなって……。
(高田文夫)そうね。みんな会話するのにね。
(みうらじゅん)ちょっと昔は男気もあったから。酒を飲んで「お前も飲め!」なんつって飲めないやつに無理やり飲ませたりして。もうパワハラみたいなことも僕、してたんですよ。
(高田文夫)いまじゃあパワハラって言われちゃうもんな。
(みうらじゅん)でもよく考えたら俺が苦手だったんですよね。
(高田文夫)自分が苦手だった(笑)。
(みうらじゅん)匂いが。
(高田文夫)面白い人だなー!(笑)。
<書き起こしおわり>