みうらじゅん 60歳で気づいたこと「お酒があまり好きじゃない」

みうらじゅん 60歳で気づいたこと「お酒があまり好きじゃない」 ラジオビバリー昼ズ

みうらじゅんさんがニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』にゲスト出演。高田文夫さんと一緒に「最近、お酒があまり好きじゃないことに気づいた」という話をしていました。

(高田文夫)いやー、いま話していたけどびっくりすること、いっぱいあるね。この歳になって気がついた。お酒はあんまり好きじゃなかったって。いまになって。あんなに飲んだ人が。

(みうらじゅん)めちゃくちゃ飲んでましたね。毎日飲んでいて。もう月に何十万とかってよく言われていたんですけども。

(高田文夫)俺もそうだった。何十万も、朝まで飲んでた。

(みうらじゅん)もうよく言われていて。おごったりとかして「ワーッ!」ってやるのが好きなような……そうやっていたんですけど、フッと考えてね、「あんまり好きじゃないな……」って。

(高田文夫)フハハハハハハッ! お酒、好きじゃなかったの?

(みうらじゅん)お酒を飲むことと、味が嫌いだから……。

(高田文夫)いまさら、味?(笑)。

(みうらじゅん)あのね、飲んでいると味がわからなくなるまで飲むんですよ。だから、ものすごい飲んでいたの。

(松本明子)酔いたいからね。

(みうらじゅん)「酔いたい」っていうか、味を忘れるために。

(高田文夫)若い時の飲み方ってそうだよ。無茶してワーッ!って飲むからね。

お酒の味を忘れるために酔いたい

(みうらじゅん)だからもう味はわからないじゃないですか。途中、水でもわからないぐらいでしたから。とりあえず、あの臭い感じが嫌で。で、ビールのシュワシュワっていうのがものすごく……。

(高田文夫)ビールもいまになってダメだってわかったんだ。

(みうらじゅん)ダメでしたね(あっさりと)。全然ダメですね。

(高田文夫)いまになってビールがダメだってわかった(笑)。面白い人だなー!

(みうらじゅん)僕ね、カルピスが好きで。

(高田文夫)知らねえよ!(笑)。

(みうらじゅん)カルピスが本気で好きだなって思って。

(高田文夫)カルピスが(笑)。あと、メールがいっぱい来てるけどみんな、「たい焼きが好きそうですね。テレビでやっていましたよ」って。

(みうらじゅん)たい焼き。よく飲んだ後にふとね、気がついたら買っていたんですよ。「買っていたな」とは思ったんですけど、酔っているから……。

(松本明子)ええっ? 締めにたい焼きですか?

(みうらじゅん)うん。なんなら僕、はじめからたい焼きを食べてその飲み会、帰りたかったぐらいだったんですよ。本当は。

(高田文夫)フハハハハハハッ!

(みうらじゅん)でもほら、なんか飲めないとなるとよくないかなって……。

(高田文夫)そうね。みんな会話するのにね。

(みうらじゅん)ちょっと昔は男気もあったから。酒を飲んで「お前も飲め!」なんつって飲めないやつに無理やり飲ませたりして。もうパワハラみたいなことも僕、してたんですよ。

(高田文夫)いまじゃあパワハラって言われちゃうもんな。

(みうらじゅん)でもよく考えたら俺が苦手だったんですよね。

(高田文夫)自分が苦手だった(笑)。

(みうらじゅん)匂いが。

(高田文夫)面白い人だなー!(笑)。

<書き起こしおわり>

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