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杉作J太郎と村瀬秀信『止めたバットでツーベース』を語る

杉作J太郎と村瀬秀信『止めたバットでツーベース』を語る ラジオ
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ライターの村瀬秀信さんが南海放送『爽快!杉作J太郎のガンバレカープ大放送』にゲスト出演。杉作J太郎さんと著書『止めたバットでツーベース』について話していました。

止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集

(杉作J太郎)まあ、それはともかくとして、村瀬さん。本が出たと。

(村瀬秀信)あ、出ました! 『止めたバットでツーベース』というね。

(杉作J太郎)これ、すっごい評判がいいのよ。目崎さんが褒めていた。まさにいま、話題になったその文春の目崎さんが。「今年読んだ本の中でいちばん面白い」って言ってましたよ。

(村瀬秀信)本当ですか? ありがとうございます。でもなかなかね、「なんの本だかわからない」って言われるんですよね。『止めたバットでツーベース』って言われても。

(杉作J太郎)でも、こういうことありますよね。

(村瀬秀信)そうですね。

(杉作J太郎)これ、いま見たら第一章からね、グッと来ました。ご紹介させていただきます。第一回、選択希望選手……。

(村瀬秀信)フフフ(笑)。

(杉作J太郎)「君は近藤唯之を知っているか」。僕は知っています! 僕は知ってますけど、みんな知らないでしょうね。

(村瀬秀信)そうですね。若い人はなかなか知らないかもしれないですね。

(杉作J太郎)近藤唯之さん、スポーツ評論家というか、作家ですよね。本もずいぶん出されて。

(村瀬秀信)62冊出されています。

(杉作J太郎)62冊!

(村瀬秀信)そうです。それがある時から急にいなくなってしまったんです。

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「君は近藤唯之を知っているか」

(杉作J太郎)僕はね、この人でよく覚えているのは夕方の(モノマネで)「こんばんは、俵孝太郎です」って言っていたフジテレビのニュースのスポーツコーナーをやっていたんです。それでちょうど、江川卓の空白の1日の時に近藤唯之さんが「私に時間をください」と言って。そしてカメラの方を向きまして。カメラからブラウン管に向かって「江川くん! いま、これを見ていますか? 見ていると思います。もう、いい加減にしなさい!」って言って怒ったんです。

(村瀬秀信)へー!

(杉作J太郎)「君はいままでやってきたことが台無しになるよ、こんなことをしていたら!」って言ってね。

(村瀬秀信)ああ、そうですか!

(杉作J太郎)だからすごい物議を醸すようなタイプの人なんでしょう?

(村瀬秀信)だから結構周りからは嫌われちゃったみたいですけどね。そういう意味では。

(杉作J太郎)62冊出して。これ、でもそういう意味では変わった本ですね。最初は近藤唯之から始まって第2章は「ヤクルト弁当屋」。

(村瀬秀信)ああ、そうです。これはうちの近所にあったヤクルトファンの、ヤクルト戦を144試合流し続ける弁当屋っていうのがあるんですよ(笑)。

(杉作J太郎)これはなにかで連載したやつですか?

(村瀬秀信)これは僕がライターになって18年間の短編集なんですよ。

(杉作J太郎)小説?

(村瀬秀信)いや、短編なので、短いコラムというか、読み物ですね。その時々の。

(杉作J太郎)ノンフィクションか。

(村瀬秀信)ノンフィクションです。それの厳選したやつを。

(杉作J太郎)これは面白いよ。だってさ、カープもありますね。「カープのセカイ」。これ、なんですか

(村瀬秀信)これはカープ坊主っていう、広島のお坊さんたちがカープファンというものだけをたよりに、人類史上はじめて宗教の壁を取り払ってひとつになったっていう。

(杉作J太郎)えっ? 宗派を超えて?

(村瀬秀信)宗派を超えて。もう浄土真宗、浄土宗、日蓮宗、キリスト、イスラムまで。

(杉作J太郎)キリストまで!

(村瀬秀信)OKっていう。

(杉作J太郎)すごい。もう神を超えた?

(村瀬秀信)人類史上初です! カープすげえな!って思いました。カープの短編で言えば、あとは鈴木誠也の……。

(杉作J太郎)「町屋の誠也」。15章。これ、タイムリーですね! まさにこれ、町屋でだって横浜の村瀬さんの大好きな山崎康晃とばったり会ってましたね、昨日ね!

(村瀬秀信)ああ、会っていましたね(笑)。そう。本当に地元なんですよ、あのへんが。

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鈴木誠也×山崎康晃

(杉作J太郎)康晃が1歳年上なんですか?

(村瀬秀信)どっちが上だったっけな? でも同じぐらいです。

(杉作J太郎)プロ入りしたのは鈴木誠也の方が先でしょう?

(村瀬秀信)そうですね。高校から入っていますから。

(杉作J太郎)で、山崎康晃は大卒ですからね。

(村瀬秀信)で、その康晃は第11章の「亜細亜ボールの謎を追え」。これはその亜細亜大学出身のピッチャー、東浜巨、九里亜蓮、薮田和樹、山崎康晃。これ、みんな膝下に沈む球……山崎康晃だとツーシームっていうやつですね。あれを「亜細亜ボール」っていう風に呼ぶ向きがあって。で、それを……。

(杉作J太郎)これ、誰が開発したんですか?

(村瀬秀信)東浜が。

(杉作J太郎)東浜が開発した。

(村瀬秀信)で、その亜細亜ボールの謎を追いに福岡まで行って、東浜に話を聞いてきたら「あれはシンカーです」って言われてしまいまして。

(杉作J太郎)ああー。でもやっぱりそれが独特なコースになるんですね。

(村瀬秀信)そうなんですね。でも、東浜さんがそういう風に習得したボールをみんな、ブルペンで見て受け継いで。

(杉作J太郎)亜細亜大学の選手に受け継がれていったという。

(村瀬秀信)だから山崎康晃なんかはツーシームって言っていますけどもね。

(杉作J太郎)すごかったですね。あの山崎康晃さんと鈴木誠也さんがね、あれは町屋でばったり会ったでしょう? ばったり会って、山崎康晃さんが誠也のことを「向こうからチンピラが来た!」って(笑)。

(村瀬秀信)そうそうそう(笑)。

(杉作J太郎)「チンピラに絡まれる」みたいな。

(村瀬秀信)あの近くには松本高明さんのもありますからね。

(杉作J太郎)ああ、そうなんですか。野球の盛んなところなんですね。

(村瀬秀信)だから誠也さんなんかは町屋駅の隣にあった喫茶店の息子ですから。その荒川線の横のところでキャッチボールして育ったって言ってましたね。

(杉作J太郎)これ、でも村瀬さん自身は今日もね、お便りが来ていますよ。「杉作さん、村瀬さん、こんばんは。何百人もの引退の言葉が収められている執念の力作『プロ野球 最期の言葉』、面白かったです」。これ、僕も台所に置いています。「……15分のトーク、聞かせていただきます」という、わざわざ読まなくてもよかったかもしれないお便りですけども。

(村瀬秀信)フハハハハハハハハッ! ありがとうございます(笑)。

(杉作J太郎)続きまして。「村瀬コミッショナー、南海放送へようこそ」ということで。あ、この続きはじゃあ、夜にやりましょう。夜、『どっきりナイトナイトナイト』の方でこれの出張版ということで。冒頭に。じゃあまた、数時間、時間が空きますけども。ブラブラしていてください。

(村瀬秀信)じゃあ、温泉でも行ってきます。

(杉作J太郎)はい。よろしくお願いしまーす!

<書き起こしおわり>

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