プチ鹿島 ローラ辺野古署名呼びかけと「分をわきまえろ」論理を語る

プチ鹿島 ローラ辺野古署名呼びかけと「分をわきまえろ」論理を語る YBSキックス

プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中でローラさんがInstagramで辺野古埋め立て反対の署名呼びかけをしたことに対する様々な反応についてトーク。ローラさんのことを「勉強不足だ!」と言う背景にある「分をわきまえろ」という論理について話していました。

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今回UNICEFのイベントに参加しました。わたしはいま頭の中が子供達や動物の幸せと地球をまもることでいっぱいです。それと調べるほど許せないこともたくさんあり、悲しい気持ちになります。今回は自分ができる事として1000万円を寄付する事にしました。まだまだ足りないです。何をするために生きているか何をしないといけないか冷静に考えて自分の感情を信じて生きて行こうと思います。リスクがあっても嘘のない、人にとっても地球にとっても幸せが続くことに精一杯力を注いで頑張っていきたいです。 I attended a UNICEF event! I've had the welfare and happiness of children and animals, as well as ideas about how to protect our planet on my mind a lot lately. There's a lot of sad feelings and actions I just can't forgive on my mind as well. Therefor, I've made a $100,000 donation to UNICEF, because I really believe they're working to improve these conditions that really need to change. It's still not nearly enough, though. I've been thinking lately, "What is my purpose in life?" and "What do I have to accomplish during my time here?" and I've decided to follow my heart from this point forward. No lies, finding ways to make people happy and save our planet are the things I've made up my mind to put my energy into. I've gotta try my best!

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(プチ鹿島)クリスマスといえば、もうあと1週間後は大晦日でしょう? 昨日ね、ニュースでこんなことを言っていたんですよ。ゴーン容疑者の話ね。「ゴーン容疑者は除夜の鐘を拘置所の中で聞くことになります」みたいなね。もうこれ完全にオヤジギャグを誘導しているとしか思えない。もう絶対に「ゴーン」って言いたいでしょう?

(塩澤未佳子)すぐ言っちゃう!(笑)。

(プチ鹿島)でしょう? だから最近そういう罠ってあるんですよ。僕、今年いろいろと新聞を、まあ12紙取っている男としていろいろと印象に残る見出しとか、昨日も改めて考えてみたんですけども。たとえばこれ、5月にあった日刊スポーツなんですけども。「書き換えだけど改ざんじゃない」っていう。

(塩澤未佳子)ああーっ!

(プチ鹿島)いいじゃないですか。で、横にはこれ、麻生さんのことを言っているんでしょうね。「麻生財務相 いまだかつてない言い訳」みたいな感じで。で、これはもう27年ぐらい前ですかね? 『やまだかつてないテレビ』のやまかつWinkの『さよならだけどさよならじゃない』っていう。

(塩澤未佳子)「さよならだけど、さよならじゃない♪」。

(プチ鹿島)そうなんです。で、なんの説明もないわけですよ。でも僕は瞬時にわかるわけです。なぜなら、おじさんだから。スポーツ新聞っていうのはおじさんが発信しておじさんが受信しますから。その説明がなくてもわかるわけなんです。受け手と送り手がね。ただ一方で、「書き換えだけど改ざんじゃない」っていうのはゲスの極み乙女。の『私以外私じゃないの』。あったじゃないですか。

(塩澤未佳子)ああーっ! ありました!

(プチ鹿島)で、僕はその時、Twitterで「ゲスの極み乙女。の新曲か。」ってツイートしたんです。まあちょっと若者に媚びたんですね。

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)でも、実際にそう思った。ツイートするんだったらやっぱりやまかつWinkよりはそっちの方が面白いじゃないですか。で、実際にたくさんリツイートしていただいたんですけど。でも中には「それ、やまかつWinkでしょ?」とか、そういう反応がいくつかリプライで返ってくるわけです。これ、どういうことか?っていうと、Twitterってやっぱり匿名性が売りですけども、やっぱりツイートの内容によって瞬時に年代がわかるわけですよ。「それ、やまかつWinkでしょ?」って言ってくれた人はたぶん僕らと同世代なんですよ。

(塩澤未佳子)そういうことですね。

(プチ鹿島)これ、面白くないですか? 「書き換えだけど改ざんじゃない」っていうそういう見出しを作った人もおじさんなんでしょうね。もしくはおばさんですよ。で、それを受け取って、「ゲスの極み乙女。に似てる」っていう改ざんツイートをした僕もおじさんなんです。で、それを見て「それ、やまかつWinkでしょ?」ってリプライを送ってくれた人もおじさんかおばさん。だから中年でグルグル回っているわけですよ。

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)そういうところがね、ニュースをきっかけにいま発信できるから、面白いんですよね。だからこの間、ほら。ローラさんが「辺野古の海をきれいに」っていう署名を呼びかけたじゃないですか。で、それが「芸能人の政治的な発言はどうなんだ?」みたいな感じですごく話題になったじゃないですか。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)で、僕はそれを見つつ……まあ、すごく叩かれてもいましたよね。「勉強不足だ!」みたいなね。西川(史子)先生にね。で、僕はそれを見つつ、一方でこれ、Twitterで「傷だらけのローラ」って言っている人がいるんだろうなって思って検索したんですよ。そしたら、ボロボロ出てきて。

(塩澤未佳子)ああーっ!

(プチ鹿島)全員おじさんだと思う。「傷だらけのローラ」って(笑)。だからたぶんそれは言っちゃいけないと思って、僕は歯止めをかけたわけですけどね。でも、検索したらボロボロ出てきた。だからおじさんがあぶり出されている感じ。

(塩澤未佳子)アハハハハハッ!

(プチ鹿島)でも、どうですか? あのローラさんの発言とか。サンジャポとかも僕、改めて見たんですけども。あれ、やっぱり盛り上がっていましたよね。で、デーブ・スペクターさんとかは「CMをたくさんやっているタレントとしてはリスクがある」って。デーブさんってほら、プロデューサーっていう立場でもあるし、昭和からこの日本の芸能界をずーっと見ている人だから、そういう視線で発言してらっしゃったよね。だからそれ、デーブさんの言っていることは業界のいままでのではこうだよっていう、そういう意見だと思うんですよ。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)ただ一方で僕が思ったのは、いまの話じゃないけどSNSでみんな発信できるから。もし、今回のローラさんの政治的な発言がネックとなってCM降板させるなんていう企業が出たら、むしろその方がSNSで「えっ、なんで? この企業、そんなことで降ろすのか!?」っていうことで問題視されるし、可視化されると思うんですよね。なんだったら不買運動を仕掛ける人だっているかもしれない。だから、その発言によって「降ろそう」っていう動きこそむしろ僕はリスクがあるんじゃないか?って思ったんですよ。デーブさんの話を聞いて。まあ、デーブさんはいいですよ。

で、さらにびっくりしたのは、さっきチラッと言いましたけどローラさんを「勉強不足だ」って言う人が……。「はー!」って思ったんですよ。それ、なぜか?って思ったら、僕はこう思うんですよ。たとえばそれ、爆笑問題の太田さんが……まあ、太田さんは最終的に「どんな発言でも政治的な発言になるんだ」ってビシッとまとめたからあの番組は見事に成り立ったと思うんですけど。一方でこれ、太田さんとか田中さんが言っていたら、これだけ話題、問題になったか?っていうことなんですよね。

だから「ローラさんが言った」っていうことですよ。つまり、僕が何を言いたいのか?っていうと、みんなローラさんのことを勝手にアホだと思っていたんですよ。アホだと思っていたローラが急に芯を食ったことを言うから、慌てふためいた。それが浮き彫りになったのが今回だと思うんですよ。

(塩澤未佳子)ああーっ!

「勉強不足だ」という言葉の裏側にあるもの

(プチ鹿島)だから西川史子先生とかすごく「勉強不足だ!」って言っていましたけども。勉強不足ってなんなのかな?って僕は……もしかしたらローラさん、勉強している可能性も。その方が大じゃないですか。だから僕はそこらへんを感じたんですよね。

(塩澤未佳子)そうかー。勝手に決めつけていた。

(プチ鹿島)で、もうひとつ言わせてもらうと、結構西川先生の発言、最近僕チェックしていて。昔はいわゆる逆張り芸のひとつで、これはこれですごいポジションを得ている人だなって思っていたんですけども。最近はちょっと政権に寄り添った……沖縄どころかそういう発言が多くて、すごく気になっていたんですよ。そしたら、秋ぐらいかな? Instagramかなんかで「安倍昭恵さんとお食事をして……」っていうことをすごい喜んでらした。いいじゃないですか。お食事。

(塩澤未佳子)はいはい。

(プチ鹿島)でもそこを考えると、もしかして頼まれてもいないのに、いつの間にか寄り添う感じ。政権のスポークスマン的な感じの発言っていうのも、まあそれは人間関係ですからね。

(塩澤未佳子)まあね。心はいろいろと。

(プチ鹿島)でもよく考えたら、これっていちばんの政治的な発言じゃないですか。

(塩澤未佳子)そうなっちゃいますね。

(プチ鹿島)だから誰にでも政治的な発言っていうか。最近、誰と仲がいいとか、最近はこうだよっていうのがにじみ出るわけじゃないですか。

(塩澤未佳子)うんうん。

(プチ鹿島)ただ、その中でローラさんがこう言われるっていうのはみんな、たぶんローラさんのことをちょっと下に見ていたんでしょうね。で、グサッと言われたからみんな慌てふためいて。なんだったら「勉強不足」みたいなマウントを取ろうとしているわけですよね。

(塩澤未佳子)ああーっ!

(プチ鹿島)っていう風に僕は思いました。で、これってどういうことか?っていうと、僕ね、新聞っていろいろと日々の記事を読むのも面白いんですけども。たとえば対談であったり特集記事であったり、それを読むのが僕、面白いと思うんですよね。で、これは朝日新聞かな? まさに今月のはじめなんですけども。どういう記事を出していたのか?っていうと、対談記事。早稲田大学教授、憲法が専門の長谷部(恭男)さん。あとは法政大学の政治学の専門の杉田(敦)さんという方が対談しているんですけども。これ、12月2日の記事です。『「分をわきまえろ」という論理』という。実は僕は今年の漢字の裏テーマだと思うんですけども。「分をわきまえろ」という論理がいま、すごくはびこっている、浸透しているんじゃないか?っていう、そういうお話が載っていて。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)これ、すごく面白かったんですよ。たとえば、これは長谷部さんがおっしゃっているんですけども、「営利企業や体育会系の部活動をイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。監督の強力なリーダーシップのもと、メンバー一丸となって共通の目標の実現に向かって努力する。メンバー個人がどうしたいかではなく、自らの分をわきまえてチームに貢献することが何よりも求められ、目標達成のためなら悪質タックルさえも正当化される」っていう。これ、今年のキーワード、もしくは現象のひとつですよね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)ただ、これって悪質タックル、日大だけじゃなくて。たとえばこんなこともおっしゃっています。これ、長谷部さん。「沖縄は分をわきまえて国のために基地負担を甘受するのが当たり前だ。わがままを言って足を引っ張るなということにもなります」っていう。だから全て「分をわきまえろ」っていう論理が今年、多かったんじゃないか?っていうことなんですよね。

(塩澤未佳子)はい。

「分をわきまえろ」という論理

(プチ鹿島)たとえば、安田純平さんなんかもそうじゃないですか。あれ、自己責任をすごく問われていたっていうことは、「お前、なんだよ? 国に迷惑をかけて。分をわきまえろ!」っていう、そういう論理じゃないですか。

(塩澤未佳子)そういうことですね。

(プチ鹿島)だからローラさんがいま、叩かれているのもそうじゃないですか。「なんだよ、ローラのくせに。分をわきまえろ!」っていう、そういうことでしょう? で、これってどういうことか?っていうと、この「分をわきまえろ」という論理ですよね。これ、「僕らは権力者でもなんでもないですけど、いつの間にか普通の一般市民の人たちが時の権力になりかわるように気に入らない人たちに投げかけているような言動をあちこちで見聞する」って。これ、後の別の朝日のコラムで解説員の方が書いているんですけども。いつの間にか、なんか強い者と一緒に寄り添っている。そこからの「分をわきまえろ!」っていう論理、発想が多くありません?っていうのを読んで、「ああ、今年のいろいろな事象に当てはまるな」って。

だからローラさんの言っていることに賛成/反対っていうのは僕、どっちもあっていいと思うんですよ。ただそれに対して「勉強不足だ!」とか「なんだよ、ローラのくせに」みたいなニュアンスがただよっているっていうのはまさにこの「分をわきまえろ」論理だと思うんですよね。ローラさんとある意味がっぷり四つに組んで「いやいや、ローラさん。実は沖縄にはこういう事情があってね……」とか、そういう反対論だったらいいじゃないですか。論で。だけど、ただ「なに言ってんだ? 芸能人のくせに。ローラのくせに。モデルのくせに」みたいな。僕、そういうニュアンスをどうしても感じてしまうんですよ。
(塩澤未佳子)うーん。

(プチ鹿島)もっと論と論でやればいいのにっていう。で、沖縄に関しては特集記事を追っていくと、これも朝日新聞なんですけども。「沖縄を考える」っていう。いろんな立場の人の意見を紹介しているんですよ。これを読んでいると、面白いんですよね。たとえばこれ、12月17日。ロバート・D・エルドリッヂさんという方。こちらの方はアメリカの海兵隊の太平洋基地政務外交部次長を歴任して、いわゆる保守系論壇に多く登場している方なんですよね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)元アメリカ海兵隊の政務外交部次長。で、その方がおっしゃっているのは「私は安倍政権を評価する立場ですし、日米同盟は当然強く支持しています」という。そういう立場から、この沖縄のこの問題について、「再編協議自体は強引なものでした。沖縄問題が靴紐の結び目であるとしましょう。日米政府の関係者が基地問題と書かれた靴紐を無理やり引っ張って結び目が固くなったのがいまの状態です。沖縄問題はお金では解決できない哲学が必要です」という風におっしゃっているんですね。来年2月に予定されている県民投票があるじゃないですか。「私の知人に多い保守系の方々には県民投票を反対したりボイコットしたりする動きがありますが、辺野古への移設に本当に賛成であればその立場から大いに参加すればいいと呼びかけています」っていう。いわゆる保守派の立場からおっしゃっているんですね。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)23日の日曜日。こちらは社会学者の岸政彦さんっていう方が『基地押し付けているのは誰』っていう、そういうタイトルでおっしゃっているんですよね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)「沖縄の社会は本土と同じく複雑です」。当たり前ですよね。「多くの人たちが辺野古の基地建設に反対ですが、条件付き容認という方も当然います。それなのに私も含めた本土のリベラルはすぐ沖縄をロマンチックに理想化して語ります。理想から外れると批判する人もいます。一方で、現政権を支持する人たちは沖縄に(基地)容認の人たちがいることをさも、隠された真実であるかのように語りがちです」っていう。普通にいるのにさも、「ほら! 本当は隠させた真実はここにあるんだ!」って語りがちだと言っているんですね。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)これ、わかりやすい例なんですが。「たとえば、工務店を営み、基地関係や公共工事の仕事を請け負っていて、子供が大学進学のタイミングを迎えていたとすれば、やむを得ないと考えるのは自然なことではないでしょうか?」と。そういう立場の人がいるよっていう。だから当然、本土と同じく複雑にいろんな考えの人がいるんだっていうことなんですね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)「だから沖縄を自分の主張の道具に使うのをやめて、まずは沖縄の人たちも本土の私たちと同じ合理性を持った存在としてあるがままに見る。そういう考え方が必要なんじゃないか」っていう。で、最後にこういうことを語っています。「沖縄に基地を押し付けているのは日本であり、米国です。あの海に土砂を投入しているのは他ならぬ本土の私たちなのです」って言っているわけで、当然やっぱり地続きの話なんだよっていう、こういう意見ですね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)あとは22歳の仲村颯悟さんっていう映画監督の方がこのシリーズでしゃべっているんですけども。22歳なんですって。ですから当然、沖縄の普天間飛行場の返還で日米が合意した1996年に生まれたっていうことらしいんですけども。そういう人たちは「『わからない』と恐れずにまず言ってみる。そうした立場から一歩進んで答えを探すスタート地点に立ったように僕は思っています」っていう。いろいろと映画を作った上でね。だからいろんな立場の意見を紹介しているんですよ。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)だから僕、ローラさんは別に賛否はあっていいけど、なんで「勉強不足だ!」なんて言われちゃうのかな?っていうのはすごく思ってしまったんです。そこから考えればいいことだしっていう。で、僕が今回のことで思ったのが、同じ自民党のことを考えたんですよ。僕の記憶がたしかならば、90年代。まさにこの沖縄・普天間飛行場の時に当時の小渕さんとか梶山静六さんとか野中広務さんとか橋本龍太郎さん。あの方たちは沖縄に足繁く通って、沖縄の人たちと何度も語らい、飯を食い、酒を飲み、ずーっと話し合ったというんですよね。だからいまでも沖縄の人たちはあの90年代の時分の権力のトップにいた政治家の人たちにはいい印象を持っているっていうんですよ。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)だって自分たちにそれこそ寄り添っているでしょう? それは沖縄をどうするのか?ってすごく足繁く通って話してくれた。ところが今回、「寄り添う」って言いながらも、玉城デニーさんが会いに行ってもすぐに「粛々とやります」みたいなことを言うだけで。「本当に寄り添っているの?」みたいな態度を見せられたら、そりゃあ怒るわなって僕は、あの90年代の自民党の政治家の流れを見ていたから。そこはちょっとプロセスに怒る人だっているんじゃないか?って思ったんですよ。で、そう思っていたらちょうどね、これは翁長さんの息子さんのインタビュー記事が載っていたんですよ。これがまた面白くて。

(塩澤未佳子)へー!

(プチ鹿島)つまり、翁長さんの息子さんってご自分で言っていたんですけど。「自分はネトウヨだった」って言うんですよね。だけど、自分のお父さんがありもしないデマで叩かれているのを見るうちに「これはなんだろう? おかしくないか?」っていうので。次第に政治家の対応についても……まさしくその90年代。いま言ったのは竹下派の人たちですけども。竹下派が全部いいとは思わないですけど、少なくとも沖縄に寄り添っていたことはたしかなんですよね。それと比べたインタビュー記事が載っていて面白かったんで。みなさん、よかったらご覧いただければと思うんですが。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)まあまあ、いろいろと考えましたよね。だから沖縄とどう政治家が接してきたのか?っていうのは僕、年末年始ですから、改めてさらって自分が思うことをここでお話できればいいかなとは思うんですけどね。ただやっぱり人が言ったことを「勉強不足だ!」で退けるのって僕はどうかな?って思うんですよね。それはそれでひとつの政治的立場じゃないですか。ねえ。ということで、火曜キックス、スタートです。

<書き起こしおわり>

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