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渡辺志保 T.I.『Dime Trap』を語る

渡辺志保 T.I.『Dime Trap』を語る INSIDE OUT
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渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でT.I.の新作アルバム『Dime Trap』についてトーク。その中から『Wraith ft. Yo Gotti』を紹介していました。

DIME TRAP [Explicit]

(渡辺志保)今日、オープニングでかけたいのは10月5日(金)にニューアルバムをリリースしましたT.I.の新曲ですね。『Wraith ft. Yo Gotti』をかけたいと思うんだけど。彼が『Dime Trap』というアルバムを先週の金曜日に出しました。10作目のアルバムなんですね。で、T.I.といえば『Trap Muzik』っていうアルバムが15年前……2003年にリリースされたんだけど、そこで結構そのトラップミュージックとはなんぞやっていうその原型を作り出したと言われてるんですね。なので、トラップミュージックのパイオニアといえばアトランタのT.I.っていうことになってるんですけども。

Trap Muzik [Explicit]
Posted at 2018.10.9
T.I.
Grand Hustle, LLC

彼がデビューから10作目のアルバム、そしてその『Trap Muzik』から15周年記念っていうことでめっちゃ気合が入ったアルバムになってるの。で、リードシングルの『The Weekend Ft Young Thug』っていうのがあったんですけど。それを聞いて、バースとかフックもすごいいいんですけど、私がいちばん「うおーっ!」って思ったのはアウトロで「次のアルバム『Dime Trap』はハスラーにとってのTEDトークになる!」っていう風に言っていて。「経営者とか何か学びたい人がTEDのトークを見るのと同じように、ハスラーたちは俺のこの『Dime Trap』を聞いて成り上がりの美学なんかを学んでくれ!」っていう、そういう姿勢でアルバムを作ったというところです。

めっちゃ気合いが入っている。ちなみにプロデューサーもいろんな人が参加してるんですけれども。スコット・ストーチとかジャスト・ブレイズとか。あとのリル・ウェインの『A Milli』を作ったバングラデシュとかも参加していて。結構ね、そのビートもちょっと懐かし感があったりします。で、トラップミュージックって日本だと結構そのEDMから派生した新しいダンスミュージックのジャンルみたいに言われることもあるんですけど、私が愛するトラップミュージックっていうのはそのサウスのおクスリを売ってらした男の人たちが自分たちの労働歌として歌うという。自分たちのスピリットが宿る音楽のジャンル、トラップミュージックを私は常に愛し続けて。で、今後も啓蒙をしていきたいという。そういうマインドで私自信がおりますので、この『Dime Trap』は全て蛍光ペンで線を引きたい!って思うラインがたくさんありました。

で、T.I.って昔からたとえばジェイ・Zに「お前はサウスのキングだ」って言われたこともありますから、めっちゃ多分ジェイ・Zのことを気にしてると思うのね。で、自分がメジャーディールから離脱した後も、いち早くジェイ・Zのロックネイションに拾われて。いま、TIDALもCo-Owner、共同経営者の1人として名を連ねているらしいんですよね。だから結構ジェイ・Zの名前はリリックにも出てくるの。

で、1曲目の『Seasons』っていう曲にも「ジェイ・Zとデイモン・ダッシュがなにをしてきたのか、俺はすごいウォッチしてきたんだ」とか。2曲目でも「俺は現代の2パック、そして新しいホヴァだ(Modern 2Pac and the new Hova)」っていう風に言っていまして。なかなかジェイ・Zのことをいまも気にしているんだなと思いました。だからジェイ・Zが去年『4:44』っていうアルバムを出しましたけど、それにまたジェイ・Zが自分の立ち位置とはこういうところなんだというのを世間に提示したアルバムだと思うんだけど。それを受けてこういうアルバムをT.I.が作ったっていうのもあるんじゃないかなと思いました。

で、すごいなと思ったのはそのアルバムの『Trap Muzik』から15周年記念っていうことで。それで子のアルバムが出るということで、トラップミュージック・ミュージアムっていうのをアトランタにおっ建てまして。すごいの! それ、しかもさ、cherry chill willさんとうちの夫、黒川が行っていたのね。

(DJ YANATAKE)あ、もう行っているんだ。

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トラップミュージック・ミュージアム

(渡辺志保)で、cherry chill willさんがインスタのストーリーにブワーッて上げていて。で、2チェインズのトラップハウスのピンクの車の模型っていうか、そのまま車があったりとか。あと、まあいろんな写真がワーッと展示されていたりとか。あと、ヤング・サグの家を再現しましたみたいなコーナーもあったらしく。あと、トラップといえばいろいろと、コンロでおクスリを精製するシーンが一般的なんですけども。まあ、そういうトラップハウスのお台所を再現したブースとかもあって(笑)。

(DJ YANATAKE)アホでしょ!(笑)。

(渡辺志保)いや、でも「すごい思った以上に見応えがあった」ってcherry chill willさんもTwitterでつぶやいてらっしゃったから。マジで行きてー!って。まあポップアップミュージアムみたいな感じらしいですけど。

(DJ YANATAKE)あんなマーティン・ルーサー・キング・ジュニアのお墓参りに行って結構エモい感じを出していたのに……。

(渡辺志保)そうそう。でも、それもたぶんエモいって思う。だってトラップミュージックってハスラーたちのブルースだもん!

(DJ YANATAKE)台所はいらないんじゃない?(笑)。

(渡辺志保)あとはT.I.の銃のコレクションのブースなんかもあったりして。

(DJ YANATAKE)それ、パクられたやつじゃん!(笑)。

(渡辺志保)まあ、そうなんだけど(笑)。でも、アトランタと言えばマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の生まれたところでもあるんですね。だからT.I.も2年ぐらい前はすっごい公民権運動とかBlack Lives Matter、俺ががんばらねば!っていうアティチュードだったんだけど、たぶん地元の人も「それもいいんだけど、もうちょっとトラップミュージックの方もがんばってほしいっす」っていう気持ちだったんじゃないかと思うんですよ。そこでこの『Dime Trap』だから私はすごい応援したいなと思いました。じゃあ、前置きが長くなったところですが、聞いていただきたいと思います。T.I.で『Wraith ft. Yo Gotti』。

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T.I.『Wraith ft. Yo Gotti』

<書き起こしおわり>

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