渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でアトランタの新人ラッパー、ラロの『They Can’t Stop Us Feat. Gucci Mane』を紹介していました。
(渡辺志保)はい。では私からの一押し新人ラッパーを紹介させていただきたいんですけども。なんと! みんな大好きグッチ・メインが新しくレコードレーベルを立ち上げました。よいしょ~!(拍手)。
(DJ YANATAKE)ウォッチしてるねえ(笑)。
(渡辺志保)しかもさ、いままで彼は1017 Brick Squadっていうのをやっていて。「1017」が彼のラッキーナンバーじゃないですけど、彼はずっと1017っていうのを大事にしていて。10月17日はグッチ・メイン・デーみたいな感じでやっていたんですけど、その1017はそのままにしておいて、1017 Eskimo Recordsっていうのが今度立ち上がりまして。すごいアイスクリームみたいな感じだけど(笑)。
(DJ YANATAKE)(笑)
(渡辺志保)ちょっとここで説明させていただくと、グッチ・メインってもともと自分のほっぺたにアイスクリームのタトゥーを入れていたりとか。で、今回もエスキモーでしょう? で、ジージーなんかは自分のことを「スノーマン」って言っていたりして、結構こういう悪いラッパーは自分と「雪」とか「アイス」とか、冷たいものをとにかくリンクさせたいんですよ。「俺はソリに乗って雪遊びしてるぜ」って言ったりとか、「いまここは粉雪が降っていてすごい鼻水が止まらねえ」みたいなことを言うんだけど。で、その雪にまつわる単語って、全部コカインの比喩なんですよ。なので、寒けりゃ寒いほど「ガンガンコーク吸ってます」みたいな感じになりますので、今回も新しくグッチ・メインが立ち上げたレーベルに関しては、エスキモー・レコーズっていう、もう極寒! 雪積もってます! みたいな、もう、雪かきしてもしても足りません! みたいな感じなんですけども。
まあ、そのエスキモー・レコーズからめでたくデビューするラッパーがおりまして、それがいまから紹介するラロでございます。「Ralo」でラロくんなんですけども、なんとラロくんとグッチ・メインは誕生日が一緒ということでね(笑)。すっごく運命を感じてしまいますけども。で、しかもラロくんは小さい頃からお父さんもお兄ちゃんみたいな人もいなくて。「グッチみたいな人がようやく俺のメンター、ロールモデルとして出会えたことが本当に本当にうれしいです」っていうのをコメントでも発表していて、すっごいブラザー同士のそういう絆がいいなって思っていますけども。
で、彼はもともと『Famerican Gangster』というミックステープを出しておりまして。ついこの間、その誕生日に合わせて『Famerican Gangster2』というミックステープをドロップしています。で、これはもうね、グッチパワーがガンガン使われていると思うんだけど。ゲストもすごいです。21サヴェージとかフューチャー、あとは私の大好きなYFN・ルッチとか、あとリル・ヨッティ、ヤング・サグ、リル・ウージー・ヴァート、バードマンとかね。あと、アトランタですっごい人気だけど、デーデーとかね。そういった、本当に旬なメンツ……まあ、バードマンが旬かどうかはわからないけど(笑)。
(DJ YANATAKE)そこ以外は旬なメンバーばっかだったね。
(渡辺志保)(笑)。はい。そこ以外は本当に旬なメンバーで勢揃い。ヤンキー勢揃い! みたいになっていますので。で、いまから紹介する曲も、そんなお兄ちゃん代わりであるグッチ・メインと一緒にやっている曲なんですが、本当に聞く前から想像できる感じのグッチ・メインのいつものフレーバーになっていますので、ぜひぜひここで聞いてください。ラロ『They Can’t Stop Us Feat. Gucci Mane』。
Ralo Ft. Gucci Man『They Can’t Stop Us』
(渡辺志保)はい。いまお聞きいただきましたのは私が一押しする新人ラッパー、フロム・アトランタ。ラロで『They Can’t Stop Us Feat. Gucci Mane』をお送りしました。
(DJ YANATAKE)補足、大丈夫ですか?
(渡辺志保)大丈夫です。かわいいですね。
(DJ YANATAKE)(笑)。かけ合いがね。こういうビートでかけ合いのラップ(笑)。
(渡辺志保)ちょっとファニーな感じがね。
(DJ YANATAKE)珍しいなと思って。はい(笑)。
<書き起こしおわり>