渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でヤング・サグの新作アルバム『Slime Language』から『Gain Clout』を紹介していました。
(渡辺志保)などなど、すごくねバタバタしてるような感じでございますが、『INSIDE OUT』もよろしくお願いします。というわけでちょっとここでオープニングチューンを1曲、紹介したいと思います。毎週金曜日、いろんなアルバムが発売されてますというのを毎週のように言っているような気がしますけれども。アルバムといえば、あのアリアナ・グランデちゃんの新作アルバムもね、めちゃめちゃいい出来で。本当にもうね、何回もリピートして聞いてるような感じなんですけども。
あのヤング・サグも先週の金曜日にね、『Slime Language』っていううアルバムをリリースしました。そこから、ビデオも発表されてましたけれども、今回はこのアルバムの中から『Gain Clout』っていう曲を紹介させていただきたいと思います。
で、このタイトルなんですけれども「Gain」は「得る」とか「稼ぐ」っていう意味。で、「Clout」っていうのはいま、すごい流行ってるスラングで。本当にアメリカのヒップホップをたくさん聞いている方なら今年に入ってこの「Clout」っていう単語が入った楽曲を本当に山のように聞いてると思うんですけれども。
「Clout」っていうのはもともとは「影響力」っていう意味があって。「フェイム、パワー、金」とか、そういったものを全部の集約した流行りのワードが「Clout」なんですよ。なんで、『Gain Clout』っていうのは本当に「パワーを集める」とか「影響力を養う」とか、そういった意味があるんですけれども。で、ここでヤング・サグはフックの一行目で「お前らはさ、そんなにねクラウトがほしいがために嘘までついて。一体何やってんの?」っていう。で、いま本当にね、InstagramとかSNS上で「いいね」を得るためだけに過激なパフォーマンスをしたりする若いラッパーの方なんかも増えてますけれども。そういったシーンにちょっと一石を投じるというか。
「お前ら、本当にどういうつもりでそういうことやってんのか?」っていう、そういった内容になっておりますので、ぜひぜひここでチェックしてみてください。ではお届けしましょう。ヤング・サグで『Gain Clout』。
Young Thug『Gain Clout』
<書き起こしおわり>