吉田豪と宇多丸『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督を語る

吉田豪と宇多丸『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督を語る アフター6ジャンクション

吉田豪さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さんと『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督について話していました。

(宇多丸)あと、吉田さんにちょっと残りの時間でお話をうかがいたいのは上田慎一郎監督。『カメラを止めるな!』がいま大評判で。

(吉田豪)僕も昨日、見てきましたよ。

(宇多丸)『カメラを止めるな!』自体、はじめてご覧になったんですか?

(吉田豪)そうです。なぜなら明日、監督のインタビューだからっていう。

(宇多丸)ああーっ、じゃあ、あんまりあれか?

(吉田豪)いや、全然大丈夫ですよ。

(宇多丸)要は上田さん、お越しになった時、放送内には入り切らなくてオフの時に「そういえば吉田さんがツイートされてましたけど。10年ぐらい前の若かりし頃、mixi上でなんか、結構モメてたりしたみたいですね」っていう話をしたら、上田さんご自身は「そうなんですよ。若気の至りで……」って。で、「その話とか、どうなんですか?」って聞いたら「全然してもらっていいです」みたいな感じだったんで。

(吉田豪)だからそういう話だけをするインタビューをやろうと思って(笑)。

(宇多丸)フハハハハハッ!

(吉田豪)黒歴史&昔の痛かった頃の話だけを(笑)。

(宇多丸)上田さん自身も「とにかく昔は痛かった」ってすごくおっしゃっているんで。チラリと言うなら、なにがあったんですか?

(吉田豪)ええと、mixiっていうのは僕も宇多丸さんも当時、死ぬほどハマっていまして。で、いろんなコミュニティーというのにみんな参加していた時、岡本太郎コミュニティーっていうのがありまして。岡本太郎好きな人がいろんなスレッドを立ち上げていく中で全く関係ないスレッドをある日突然立ち上げた人がいて。。「自分、いまカフェバー作りに奔走中のSHINっす!」みたいな感じで。

(日比麻音子)フフフ(笑)。「SHINっす!」(笑)。

(吉田豪)で、ひたすら関係ない話をした後で「岡本太郎を超えるっす!」みたいなことを書いていて。「岡本太郎と喫茶店は関係ないじゃん?」みたいな感じになったんだけど、みんな優しい人なんで「がんばって!」みたいになっていたんですけど。でも、同じようなスレッドをいろんなところに立てているっていうことが判明して。「自分、○○を超えるっす!」を。「そんなに岡本太郎、好きじゃないでしょ?」みたいな感じになって。で、僕がちょっとね、「そういうことをやりたいんだったら、他の新しいコミュニティーを立ち上げればいいんじゃないですか? 岡本太郎超えコミュニティーとか……。ここでやることじゃないでしょう?」みたいな注意をしても、意外と気にしない人で。

(宇多丸)うんうん。

(吉田豪)「こういう風に言ってもらえるのもありがたいっす! でもがんばるっす!」みたいな感じで(笑)。「大変なことになった……」って思って、次々と僕の知り合いとかが諭しに来るっていう(笑)。

(日比麻音子)ああーっ!(笑)。でもみなさん、優しいな(笑)。

(吉田豪)いまでもスレッドが残っているんで見るとすごい面白いですよ(笑)。

(宇多丸)フハハハハハッ!

岡本太郎コミュの上田慎一郎監督

(吉田豪)12年前だから22とかなので、わかるんですよ。まだ痛い時代。で、貼ってある写真もたしかヒッチハイクしている時の写真で。

(宇多丸)で、宇宙一の映画監督になるっていう風にご自分もおっしゃっていて。

(吉田豪)まあ誰もが当時、そんなもんにはなれるわけないだろ!って思っていたのが……「映画で世界を震撼させる」とか書いていて。最初は喫茶店を成功させて、喫茶店を株式会社にして、それで映画部門を作って映画を作るみたいな。「それ、遠回りすぎるだろ!」っていう(笑)。

(日比麻音子)またすごい遠回り(笑)。

(宇多丸)なるほど。でもある意味、ずっと映画を作りたいっていうのはあって。で、少しずつでも進歩して、ついにここまで来ちゃったんだからやっぱりすごいですよね。

(吉田豪)だから痛い人を「痛い」で片付けちゃいけないんだなっていうのをすごい思ったんですよ。

(宇多丸)ああーっ! これはちょっとやっぱり年月を経て、我々も学びですね。

(吉田豪)痛い人はとりあえず行動力はある気がするんですよ。だからその行動力が正しい方向に向けば、何かの結果は残す。この時は明らかにちょっと迷走していたかもしれないけど……っていう。

(宇多丸)そのポイントだけでバッサリ決めつけてもね。

(吉田豪)現状は痛いけど、なにかにはなるかもしれないっていう。

(宇多丸)ちょっと我々も大人な視点というか、ロングスパンな視点を手に入れられるっていう……いい話じゃないですか!

(吉田豪)そうなんですよ。エールを送りに行きますよ(笑)。

(宇多丸)じゃあ明日、そのインタビューをされるということでございます。あと吉田さん、お知らせごとなどは?

(吉田豪)なんかあるかな? でもそんなもんですよ。

(宇多丸)いっぱい……まあ、いま巻き込まれ中のね。テレビがなにしろね。吉田さんがとにかく俎上にあがるというか、まな板の上の鯉っていうのは本当に考えられないことですよ。

(吉田豪)ただ軸足は絶対に変わらないんで。あくまでもインタビュアーというか。

(宇多丸)だから観察されているんだけど、その様子をさらに観察しているっていうね。

(吉田豪)そうです。それをどこかで報告するっていう流れは終わらないので(笑)。

(宇多丸)フフフ(笑)。実際にその秋元さんも、っていう秋元さんが観察されて報告されているわけだから(笑)。結果的にはWin-Winということで(笑)。いやー、もうこんな時代が来るんですね(笑)。

(吉田豪)わかんないですよね。本当に(笑)。

(宇多丸)楽しいです(笑)。

(吉田豪)はい(笑)。

(宇多丸)ほら、面白い! 間違いなく面白かった。ということで吉田豪さんでした。ありがとうございました!

(吉田豪)はい、どもです!

<書き起こしおわり>
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