プチ鹿島 ビートたけし・オフィス北野退社・独立を語る

プチ鹿島 ビートたけし・オフィス北野退社・独立を語る YBSキックス

プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で、ご自身も所属するオフィス北野を大黒柱のビートたけしさんが退社する件についてトーク。所属タレント向けに事務所が開いた説明会の模様などを話していました。

(プチ鹿島)さあ、そういうことでたけしさんがね、独立だって。

(塩澤未佳子)ええっ!

(プチ鹿島)これ、スポーツニッポンが先週の水曜日に、「3月いっぱいで所属事務所・オフィス北野を退社し、独立することが13日、わかった。スポニチの取材に対し、今月いっぱいで事務所を退社して独立する事実を森社長が認めた」ということで。これに関してはね、僕はもう本当に……妻から聞きましたね。

(塩澤未佳子)どういうこと?

(プチ鹿島)朝、起きたら、「スポニチに出ているよ」っていうので。「えっ?」って思ったら「たけし独立」って書いてあって。もう本当に寝起きに水ですよ。

(塩澤未佳子)寝起き水(笑)。

(プチ鹿島)「ああ、そうか。こう来るか」と。ただ、非公式な話としてはスタッフ、マネージャーからもしかしたら4月以降、こうなるかもしれないっていうのはあって。じゃあ、4月以降の正式な発表があるんだろうなと思っていたので。スポニチが抜く、書くっていうのは本当に寝起きに知ったんですよ。

(塩澤未佳子)そうだったんだー。へー!

(プチ鹿島)でも、世の中の人は不思議でしょうね。だって、太田プロというところから独立してオフィス北野を作って。で、そこを独立ってどういうこと?っていう。で、オフィス北野からたけしさんが抜けるっていうことは、これはわかりやすく言えば、杉山清貴とオメガトライブから杉山清貴が抜けるようなものですよね。

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)わかります?

(塩澤未佳子)ああ、はい……。そうですね(笑)。

(プチ鹿島)ジョブズがアップルから抜けるようなもんですよね。

(塩澤未佳子)そうですね(笑)。

(プチ鹿島)ありえないですよね。

(塩澤未佳子)ありえないと思った。

(プチ鹿島)前川清とクールファイブから前川清が抜けるようなもんですよね。どういうこと? ジャイアント馬場が全日本プロレスを辞めて他団体に移籍するようなもんですよね。これ、アントニオ猪木でたとえると失敗するんです。アントニオ猪木さんは実際に新日本プロレスを辞めて新しい団体を作りましたから。だからやっぱり猪木的な感じなんですね。たけしさんって、馬場さんよりもね。馬場さんって絶対に全日本プロレスを辞めるなんてことはないじゃないですか。

(塩澤未佳子)そうですね(笑)。

(プチ鹿島)だから、これに関してはスポニチに書いてあるように、「長い間背負ってきた荷物をここらでいったん下ろしたい。自分の時間を増やしたい」っていうのがたぶん、事務所も言っている公式な理由ということで。だからそれに関しては、どうやらこうやらって直接は聞いてないから。たけしさんの話がなんで出たのか?っていうのは、僕はそれは知らないですね。

(塩澤未佳子)そうなんだー。

(プチ鹿島)ただ問題は、これからですよ。これ、実はもうニュースになっているんで、しゃべってもいいかとは思うんですが。

(塩澤未佳子)なんですか?

オフィス北野・所属タレント説明会

(プチ鹿島)その先週の水曜日の話がスポニチで出て。オフィス北野がタレントに事情説明というのを木曜日、もしくは金曜日。2日に分けてやったんですよ。で、これをデイリースポーツが抜いているんですよね。3月16日。「オフィス北野がタレントに事情説明。規模縮小へ」というニュース。「看板タレント、ビートたけしが今月いっぱいで退社することになった芸能事務所オフィス北野が15日(木)、都内でたけし軍団を除く所属タレント約30人に対して事情説明を行った」と。これ、僕も出たんですよ。

(塩澤未佳子)ああ、行ったんですね。

(プチ鹿島)だから、やっぱり午前中はさすがにどんなに忙しくても空いているから。まあ、行ったんですけど。そこで森社長から状況説明があった。で、これはデイリースポーツを引用しますよ。「森社長は説明会について『たけしの退社の経緯よりも会社が今後どうなっていくか、話せる中でご説明申し上げた。これからの体制の話しなど』とした」と書いてありますね。で、「具体的には事務所の改名は未定。場所の移転よりもフロア面積の縮小が現実的」という。たしかにこれ、説明ありましたね。森社長。小さい声でね。

(塩澤未佳子)うわーっ(笑)。

(プチ鹿島)で、やっぱりたけしさんが莫大な稼ぎですよね。何十億か知らないですけども。ねえ。知らないですよ。だからやっぱりだいたいが、8割ぐらい。で、他の2割を他のタレント、役者……まあ僕も1枚かんでますけども。だからこれ、たけしさんのその8割がなくなるっていうことは、デイリースポーツにも森社長が話していますけども、規模縮小をしなくちゃいけないという。具体的に言うと、赤坂のTBSの隣にある事務所。4フロアあるんですよ。

(塩澤未佳子)ああ、そんなにあるんですか。

(プチ鹿島)そう。それはたけしさんが稼いでいるから(笑)。だからこれも縮小しなきゃいけない。だから、たとえば4フロアがひとつずつ減っていくんでしょうね。そりゃあそうでしょう。だって。で、もしかしたら会社の規模も小さくするかもしれない。こうなると、これは声に出して言いたいんですけども、オフィス北野、たけしさん以外のタレント、芸人の稼ぎ、働きが悪いっていうわけじゃないんですよ。

(塩澤未佳子)そうでしょう。だって、みんなそれぞれで活躍されていますし。

(プチ鹿島)だけど、あまりにもエースの大黒柱の稼ぎが莫大だから、それに合わせた体格というか……。

(塩澤未佳子)フロアだったりとか。

(プチ鹿島)ゴージャスなね。それが急になくなるっていうことですよ。どうするんだ?っていう話。だから僕はね、フロアとか事務所が物理的に小さくなるとか、それはどうでもいいんですよ。四畳半だろうが六畳だろうがいいんですけど、僕が心配しているのが会社の規模が縮小されるっていうことは、たとえばスタッフの数が減るとかね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)今後、そういうことがあるのかな?っていうのは僕にとっては大問題なんですよ。

(塩澤未佳子)そうか。そういうことだって考えとして入ってくるかもしれないですね。

(プチ鹿島)もう1回、デイリースポーツを引用しますと、「説明会の中でタレントからいくつか質問が飛んだ」という。これも事実です。10個ぐらい質問が飛びました。

(塩澤未佳子)ああ、そんなに?

(プチ鹿島)ええ。そのうちの3つがマキタスポーツ。2つがサンキュータツオ。3つがプチ鹿島。

(塩澤未佳子)嘘? フハハハハハッ! この3人?(笑)。

質問をした8/10が東京ポッド許可局勢

(プチ鹿島)8/10が東京ポッド許可局勢。っていうのもね、これ本当に死活問題なんですよ。僕らは軍団さんとかの影に隠れていますけど、実はありがたいことに毎日仕事をさせてもらっている。マキタさんもタツオも。あの、小銭を稼いでいるわけですよ(笑)。この中堅勢ってなかなかのもんなんですよ。中堅勢、稼いでいるんです。ところが、これはもし、会社の規模、事務所のフロアがちっちゃくなるのはいいけど、マネージャーとかが転職とか、人員が少なくなったら……そうでしょう? 縮小するって森社長が言っているんだから。

(塩澤未佳子)そうですよね。そういうところを見直すんじゃないですかね。

(プチ鹿島)いままで付いていたマネージャーが1人、2人、3人ぐらいに付いていたマネージャーがそれこそ、10人ぐらいを面倒を見なくちゃいけないとか。下手したら10人以上の面倒を見なくちゃいけない。そういった可能性だってあるわけですよ。人が減るってそういうことでしょう? 縮小するってそういうことでしょう? 発表はされてないけど。まあ、もし辞めるという方がいるとしたらね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)これはわからないです。だけど、将来的な不安でね。だから僕らはそのマネージャーとのやり取りで、たとえばYBSさんとか。全部やり取りをしてもらっているわけじゃないですか。今度は桜井さんとの特番。「いつ、収録しますか?」とか。マネージャーがいるからこそ、僕はそこに全部任せて本業に集中できるわけです。それを「じゃあ、マネージャーの人手が少なくなる事態が今後あるんだったら、どうするんですか?」って僕は森社長に聞いたんです。「それはタレントの負担が増えるんですか?」って聞いたんです。そしたら「その可能性もある」って言われて。

(塩澤未佳子)そう言ってましたか。

(プチ鹿島)これ、困っちゃうよね。だから10個出たうちの8個が俺らが全部質問をした。総会屋みたいな感じになっていたよ。

(塩澤未佳子)アハハハハハッ!

(プチ鹿島)森社長を責めてるみたいな形になって(笑)。いや、そうじゃなくて俺らは本当に心配なんですよ。事務所のことも心配ですけど、毎日毎日、4月以降の新しい仕事もあって。で、マネージャーが変わる、連絡がつかない、やり取りがじゃあ直接タレントとやり取りするのか?って、めちゃくちゃお互いに大変ですよ。

(塩澤未佳子)それは大変でしょう。だって自分の本業があってプラス、スケジュール管理っていうことですよね?

(プチ鹿島)そう。めちゃくちゃそれが心配なんです。みんな把瑠都の面倒に行っちゃったらどうするの、それ? これ、貴乃花の付け人みたいな感じですよね。貴公俊でしたっけ? 付け人みたいな感じで。俺、出番待っていたら付け人が呼んでこねえじゃねえか、みたいな感じで。だからあれもね、人手不足でいないから、自分のところに呼びに来ないから怒ったっていう。

(塩澤未佳子)そうらしいですね。人員不足で。

(プチ鹿島)だから他人事じゃないんです。いつか俺ら、貴公俊みたいな感じになるわけですよ。「仕事の連絡、来ねえな」っつったら、人手不足でこっちに目が回ってなかったっていう。そしたら俺、困るよっていう。殴りはしないけど。

(塩澤未佳子)そこまでしないけど、本当に。

(プチ鹿島)だからそういうことなんです。だからたけしさんがどういう思いで……たとえば「終活」っていう表現をされたスポーツ紙もあって。まあ、それはそれでいろんな考えがあるでしょう。だからたけしさんのあれはこの際、もうたけしさんの胸の内は事務所の上の方のやり取りでしかわからないから。僕は自分のことを考えると、どうするんだ、これ?っていう。

(塩澤未佳子)ああー……。

(プチ鹿島)最悪、自分でマネージャーを雇わなくちゃいけないのかなとか。

(塩澤未佳子)まあ、そこまで考えておかないと……ですよね。

(プチ鹿島)カミさんに手伝ってもらうしかないのか。でも、そしたら事務所、オフィスPKを旗揚げした方がよくない?

(塩澤未佳子)アハハハハハッ! そうだ。自分の家で完結するっていう。

(プチ鹿島)だからそれが本当にいま、笑い事で言ってますけども、半分めちゃくちゃ恐怖です。規模縮小って多分そういうことも入っていると思うんですよ。で、マネージャーさんの中にも「じゃあこういう事態になるなら、違うところ、新しい職種に行く」とかっていう人もいるでしょう。

(塩澤未佳子)それぞれ考え方はあるでしょうからね。

(プチ鹿島)で、そもそも僕だってわからないですよ。森社長は「原点に帰る」って。「たけしさんとたけし軍団さんで事務所が始まったから、その原点にもう一度戻ります」って言ったら、僕はどれだけ仕事をしていても、軍団さんの系列じゃないですからね。軍団さんってやっぱり雲の上の存在ですから。そんなにお目にかかったことがないですから。カラーが違うわけですよ。だから俺、その事務所にいられるのか? 問題もあるわけですよ。

(塩澤未佳子)ええっ! そう思ってしまっているところもあるってことですか?

(プチ鹿島)わからない。これはもう、日々これから情報を更新していきますけども。本当にこれ、もう貴公俊。

(塩澤未佳子)貴公俊。他人事じゃなくなってきた。

(プチ鹿島)付け人がいねーじゃねーか! みたいな。もちろん、こういう風に言っていますけど、マネージャーさんは同志であって、付け人でもなんでもないですからね。でも、たとえるとしたら人手不足ってそういうことなんです。本当に……。

(塩澤未佳子)じゃあ、そういうのがだんだんわかってきて、4月になってみると?

(プチ鹿島)4月以降、5月以降、6月以降じゃないですか? だからこれからは自分の仕事も自分でやり取りしなきゃいけない。もしくは自分から、「あれ、どうなってますか?」って……。っていう可能性もあるという。もちろん、そこまではね、事務所も優先してくれるとは思うんですけど。

(塩澤未佳子)でも、そういうことも頭に入れておかないとって。

(プチ鹿島)はい。大変です。本当に。

(塩澤未佳子)思いがけず。ねえ。

(中略)

(プチ鹿島)でも事務所もね、たけしさんが抜けられることで……だから僕ら、もしくは残されたものががんばっていかなくちゃならないんですけど。なんていうか……(小声で)これ、ここだけの話しですけどね。たけしさんが事務所を1人で独立されるのあたって。ここだけの話しですよ。

(塩澤未佳子)お願いします。

(プチ鹿島)残ったメンバー、社員。森社長。「これから、殺し合いをしていただきます」って、なんかそう言ったとか言わないとかっていう……。

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)「あれっ?」っていう。「これから、殺し合いをしていただきます。みなさんには」みたいな。どうやら、そういうのが始まるという。だから、僕らも1人しか生き残れない。僕は把瑠都が勝つんじゃないかと思うんですけども。

(塩澤未佳子)フハハハハハッ!

(プチ鹿島)把瑠都、武器を持たなくても。『バトル・ロワイアル』よろしく『把瑠都ロワイヤル』でね。

(塩澤未佳子)上手いな(笑)。

(プチ鹿島)もしかしたら殺し合いが……フハハハハハッ! ここだけの話しですよ。本当に。たけしさんがそう言ったとか言わないとか。

(塩澤未佳子)本当ですか。まあ、厳しいねー。

(プチ鹿島)大変ですよね。だって莫大な……それは、事務所縮小はしますわね。フロアとかも、ねえ。

(塩澤未佳子)そのままってわけには、ねえ。

(プチ鹿島)だから僕は本当に当面の問題はマネジメントも含めて。マネージャーさんも大変ですよね。だからさっきの貴乃花の話じゃないけど、他の事務所から応援を借りてくるっていうわけにはいかないですからね。マネージャーさんとかね。

(塩澤未佳子)こればっかりはね。でも絶対に必要ですからね。

(プチ鹿島)まあもし今後、仮の話ですよ。縮小っていうのはたぶんそういうことだから事務所自体が小さくなっていくとしたら、どうするんだろうな?っていう。

(塩澤未佳子)いろいろと考えておかないとね。

(プチ鹿島)だから、殺し合いをしなきゃいけないですからね。

(塩澤未佳子)あらららら。

(プチ鹿島)お互いに与えられた武器でね。やっぱりゾマホンが勝つのかな?

(塩澤未佳子)ゾマホンもいる?(笑)。

(プチ鹿島)で、今回さ、スポーツ新聞でいろいろと相関図とか載っているわけじゃないですか。で、「ああ、こういうことか」って思ったのが、次の日の新聞でオフィス北野・所属タレントみたいなのがあって。たけし軍団。軍団さんと役者とたけし軍団以外っていう、だいたいそうなんですよ。

オフィス北野・所属タレント図

(塩澤未佳子)そうですね。

(プチ鹿島)で、俺はたけし軍団メンバーに入っていたんですよ。

(塩澤未佳子)なんで入っているの?(笑)。

(プチ鹿島)すごく名誉なことだけど、残念ながら僕、違うんです。僕はたけし軍団以外の所属。だから、ゾマホンと同じ感じです。ここもね、せっかくですからご説明しておきますと、オフィス北野っていうのはたけしさんと軍団さんが立ち上げた事務所ですよね。それで大きくしていった。で、映画もやられたということで、役者さんも入った。役者部門っていうのもあるわけです。で、それ以外に、たとえばたけしさんの近くに行ける、もしくは同じ事務所に行くというからには、たけしさんのお弟子さんか、もしくは軍団さんのお弟子さんになる。そういう方法しか当面はなかったわけです。だから実際にそういう若手芸人、いまもいます。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)それとは別に、2000年代にいわゆる一般コース。「コース」と名付けてはいないですけども。まあ、わかりやすく言えば外様ですよね。弟子ではない人も入れるようになったわけです。それが、マキタスポーツなんですよ。あと、東京ダイナマイトというのがいました。だからそれは、浅草キッドさんというお二人がどこにも所属していない、だけどお笑いが好きなやつ、おいでっていうので旗印を立てていただいて、浅草お兄さん会というのをやっていただいたから。そこで僕らは出会ったんですね。僕は当時、大川興業というところにいましたけども。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)だから僕の中では東京ダイナマイト、マキタスポーツ、米粒写経、プチ鹿島っていうのは同期なんです。そこで出会った仲間だから。

(塩澤未佳子)ああー。そうか。

(プチ鹿島)で、ダイナマイトもオフィス北野に入った。で、彼らはもともと吉本だったから、もう一度吉本にチャレンジしたいというので吉本に戻った。その後、マキタさんが入った。で、このマキタさんというのがいわゆる一般コースとしては実績を残したんですよね。彼はね。で、その後に米粒写経が2009年とかかな? に、入った。で、僕は大川興業を辞めて一時期フリーだったんですよ。で、『東京ポッド許可局』というのを2008年に始めた。その時の許可局っていうのは当然ですけど、仕事がないメンバーで始めたので、だいたい喫茶店とかで3時間、4時間くっちゃべっていたんですよ。

(塩澤未佳子)ふーん!

(プチ鹿島)で、ポッドキャストを配信していたんです。ところが、2009年、10年ぐらいからマキタさんが俳優とかで忙しくなってきて。なかなかいままでは自由に会えていた……つまり、公式のスケジュール以外で会っていた時間をすり合わせるのが難しくなってきていたんですね。で、2012年、13年。もう、やめようって話になったんですよ。っていうのは、物理的に無理だと。最後のポッドキャストぐらいの時は、夜中の3時ぐらいに集まって3本録り、4本録りぐらいしていましたから。で、マキタさんはもう役者でブルーリボン賞とかをもらって。僕とかタツオもちょこちょこ入ってくるようになったから。3人が公式スケジュール以外のスケジュールで会う時間っていう、非公式のプライベートですよね。もう、難しくなってきたわけです。

(塩澤未佳子)持てなくなってきた。

(プチ鹿島)だからこのままでいくと、やめよう、どうしようか?って言っていた時にTBSラジオが拾ってくれたんです。だから、あのタイミングなんです。本当に。あれ、1クール半年ずれていたら、たぶんいったん休止、もしくは辞めていたと思います。だって、集まれなかったもん。

(塩澤未佳子)まあ!

(プチ鹿島)っていう話を本当にしていたんですよ。だからニッポン放送の『オールナイトニッポン』のオーディションを受けたのも、そういうことなんです。つまり、公式な仕事にしたいということで。で、その時にTBSラジオにも拾っていただいて、晴れて公式なスケジュールになったわけです。2013年。で、その1年ぐらい前かな? マキタさんが僕、フリーだったから。「北野に入ってくれないか?」っていう。マキタさん、ああいう人だから言い方が優しいんですよ。「北野に入ってよ」じゃなくて、「俺のために北野に入ってくれないか」っていう。

(塩澤未佳子)あら!

(プチ鹿島)つまり、俺が入ると3人の窓口が北野のマネージャーの管轄になるわけですね。窓口がオフィス北野ってまとまるわけですよね。公式のスケジュールになりやすいわけです。だからそういうので僕も入らせてもらった。だから、外様中の外様ですよね。でも、マキタさんからの米粒、僕。結構いまね、貢献している自負はあるんですよ。

(塩澤未佳子)ありますよ。みんな売れてますもんね。

(プチ鹿島)そういう流れがあるんで、なにが言いたいか?っていうと、たけしさん、軍団さんっていうのは僕らからすると……マキタさんはね、外様の中でも古株だから。「外様」っていうと言い方が悪いですね。一般コースの中でも。だから認知されているんですけど、僕らからすれば、いまだに雲の上の人なんですよ。軍団さんですら。

(塩澤未佳子)ほー!

(プチ鹿島)だからそういう僕らが、今回の情報を知っているわけがないじゃないですか。蚊帳の外ですよ。本当に。だから自分たちの……でも、下手に毎日仕事をいただいて、ありがたくやらせていただいているので、自分たちの仕事はどうなるんだ? これ、滞りなく続けられるんだろうか?っていうのがいちばんの不安です。

(塩澤未佳子)気になりますよね。

(プチ鹿島)うん。まあ、なんとかやっていきたいですけどね。だけどそういうのをちゃんと知っていれば……でも、世間は知らないですよね。だから普通にスポーツ新聞でも僕とかマキタさんがたけし軍団のメンバーみたいになっているわけですよね。

(塩澤未佳子)そうか。で、「ほう」って思うのかな?

(プチ鹿島)だから、そういうところでもわかりますよね。「ああ、このスポーツ新聞はちゃんと調べてねえんだな」みたいな。本当にどうでもいいことですよ。僕らがそっちかどうなのかっていうのは。でも、そこって結構大事なんですよ。今回のポイントでもあるわけですよね。上の方で話が進んだことだから、僕らは知らないし。僕らは僕らで、僕らの現場を見ていかなくちゃいけないから。いろんな構造が入りくんでいるんですよね。ということです。まあ、だから来週ぐらいに僕、自分のメールマガジンでですね、今回のたけしさんの独立報道読み比べをやりたいと思いますね。

(塩澤未佳子)ああ、読み比べ?

ビートたけし独立・読み比べ(予定)

(プチ鹿島)たぶんスポーツ新聞、タブロイド紙、週刊誌。今週、ちょいちょい出てきているんですよ。僕はもう本当に一般読者と同じ感じで見ていますから。「こんな情報がある」「えっ、こんな内幕があるの?」みたいな感じで全部あつめてますから。で、山はたぶん明日、明後日の文春、新潮で。なにか出るんじゃないですか? そういうの。だから僕はそれを一読者として楽しみにしています。「どういう経緯があるのかな? これからどうなるのかな?」とか。それを全部あつめて、僕はたけし独立読み比べをしたいと思います。こんなやつ、いないでしょう?

(塩澤未佳子)アハハハハハッ! いちばん近いようなところなんだけど、一般の感覚で読んで。

(プチ鹿島)そうなんです。本当、塩ちゃんのおっしゃる通り。だって俺、森社長だってそんなに会ったことなかったよ。「ああ、本当にいるんだ。実在するんだ」って思いましたよ(笑)。

(塩澤未佳子)そんな感じで(笑)。で、質問してね(笑)。

(プチ鹿島)そうです、そうです。

<書き起こしおわり>

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