アルピー酒井 せんべろ魔境・立石 再潜入レポート

アルピー酒井 せんべろ魔境・立石 再潜入レポート アルコ&ピースのD.C.GARAGE

アルコ&ピースの酒井さんがTBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』の中でせんべろの聖地、魔境・立石に再び訪れた際の模様をレポートしていました。

(酒井健太)あの、僕先週、前も行ったんですけど。東京の葛飾区立石に。せんべろで飲めるっていう。

(平子祐希)ああ、うんうん。言ってたね。

(酒井健太)魔境・立石。

(平子祐希)魔境ね(笑)。

(酒井健太)いろんな、タバコの吸殻床にバーン!って捨てて足で踏みつけてOKな串カツ屋とか。外でいりこ配っているババアとか、いっぱいいるすごいヤンチャな街。この間、また行ってきまして。

すごいヤンチャな街

アルコ&ピース酒井 せんべろの聖地・立石 初潜入レポート
アルコ&ピースの酒井さんがTBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』の中でせんべろの聖地、立石にはじめて訪れた際の模様をレポートしていました。 (酒井健太)平子さん、立石って行ったこと、あります? (平子祐希)立石? (酒井健太)...

(平子祐希)ああ、うんうん。

(酒井健太)僕と、後輩の柿本と、あと前も行った番組のスタッフさん1人と、あとその後輩ではじめて立石に来たっていう人の4人で行ってきたんです。で、駅を降りて、「最初、どこ行くか?」ってなって。これは一発、やっぱりもう1回、ヤニを床に捨てる串カツ屋に行かないと始まらねえなと。そこで、新しいやつもいるし、一発カマしておかねえと。

(平子祐希)名物的的なね。

(酒井健太)そう。で、行って。16時ぐらい。夕方4時。

(平子祐希)早えな(笑)。

(酒井健太)夕方4時で、もうめちゃめちゃやってんのよ。店とか。並んでいるところとかあるのよ。すんげー美味い焼き鳥屋さんとか。

(平子祐希)全然仕込んでねえんじゃねえの? 普通の店、仕込みの時間だからね。

(酒井健太)フハハハハッ! で、入ったらそいつが先頭に立ってさ、その店のドアを開けたらさ、「何人だよ?」って。めちゃめちゃキレてんだよ。もうそいつもビビっちゃってさ。「ええと……5、よ、4人です!」とかって、超ビビって人数間違えちゃったりしてさ。「そのへん、立っとけ」って。「なんでキレてんだよ?」とか思って。

(平子祐希)おう、そうねえ。

(酒井健太)で、なんか目の前に皿をバーン!ってさ。取り皿みたいなのがカランカランカランッ!って。

(平子祐希)わかるわかる(笑)。

(酒井健太)「厳しいな……」って。「なに飲む?」って、めちゃめちゃまた高圧的で。「じゃあ、ビールにしますか?」って、ビールをたのんで。で、その新入りのやつが、そいつもタバコを吸うんだけど。床に灰を落としながら吸うって、すごい感覚で。灰皿がないからさ。みんな床に捨てるっていうのがちょっとわかんないんだよね。たぶんね。なんかダメなことをしているって思っていて。で、そいつがすごい秀逸なことを言ってくれたんだけど。「なんか……プールでおしっこしてるみたい」って(笑)。

(平子祐希)フフフ(笑)。そうだね。わかる、わかる。

(酒井健太)「まさにそれだわ!」って思って(笑)。それでみんなで飲んでいてさ。で、しゃべっているとさ、テーブルに肘をついたりとかして、ちょっとみんな広がってきちゃったりするのよ。

(平子祐希)ああ、わかるわかる。

(酒井健太)もうめちゃめちゃ怒られるのよ、それが。「おめーら! 広がるんじゃねえよ!」って。

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)ディフェンスラインみたいな言われ方してさ(笑)。「キュッてなれ!」みたいな(笑)。うわっ!って思って。で、串カツ6本セットみたいなのをたのんで。で、「はい、ベーコン、うずら、はんぺん、○○、△△……よし、食え!」って、マジで刑務所みてーだなって。「なに、これ?」って思って。

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)俺はでも、そこは2回目なんだけど、全然そんな感じもなくて。そのまんまの状態でみんないるから。むしろもっと怖くなっているなと思って。

(平子祐希)日に日に(笑)。

(酒井健太)で、みんなで飲んでいてさ。そこはカウンターの上にグラスを置いちゃいけないのよ。なんかわかんないけど、謎のルールなんだけど、カウンターの上には置いちゃいけないの。でも、新人のやつがさ、うっかり置いちゃったの。「おかわりください!」みたいに。そしたらもうめちゃめちゃ怒られて。「カウンターに置くなって書いてあるじゃねえかよ!」とかって。「怖っ!」って思って。で、俺の方を見て、「おめー、はじめてじゃねえんだから、おめーが教えておけよ!」って。「ええっ! うれしい! ええっ!? 覚えててくれてる? やだっ!」って。

(平子祐希)フハハハハッ! 「また来ちゃう!」って(笑)。

(酒井健太)「また来ちゃう! もう! 人情の街……やだっ! 好きっ!」って(笑)。で、なんか俺もコントっぽい感じでさ、「おめー、あの人を怒らせるんじゃねえよ。俺が怒られるんだからよ!」とかってコントを始めたら、ニヤッとかちょっと笑ったりしてさ。「うわっ、いい人じゃん!」って思って。で、みんなでガバガバ飲んで。で、店を出たらまだ18時ぐらいですよ。

(平子祐希)フフフ(笑)。

(酒井健太)店を出る時も、なんか全然こっちの方を見ないでさ、タバコを口に加えながら、なんか揚げながら。全然こっち見ないのよ。「また来いよ」って……「かっこいい! 好き、立石!」って(笑)。

(平子祐希)いやいや、じゃあ最初からやさしく迎えてくれりゃいいじゃんよ(笑)。普通に。それ、もうあれだからね? DVのやり口だからね!

(酒井健太)フハハハハッ! また、でもその店も好きになっちゃって。「また行こう!」って思いながら。で、「2軒目、どうしようか?」って、商店街みたいなところにポツン、ポツンとスナックが2軒、3軒あるようなところがあるんだけど。前回行った時も、これは説明してもわからないですけど。おばさんがそこに立っていて、いりこの煮干しをみんなに配って。通行手形みたいにみんなが持っていなきゃ通れないみたいな。これを説明しても意味がわからないんだけど。はじめて聞いた人、意味がわからないと思うんだけど。

(平子祐希)ロールプレイングだよ(笑)。

謎のスナック

(酒井健太)で、その店の前にスナックがあったんですけど。のれんがね、なんかワンピースの旗みたいなのれんなのよ。もう全然意味がわからないんだけど。で、「入るか」っつって入ってみたら、もうギチギチ。めちゃめちゃお店狭くて。で、小上がりみたいなところが、L字であるんだけど。で、テーブルが2つぐらいあって。小上がりのところには薄い、なんか汚い掛け布団みたいなのが全部敷き詰められていて。

(平子祐希)フフフ(笑)。

(酒井健太)すげーなんか、地元の先輩の家みたいなさ。ジーマとか飾っているような差。そこに4人で、もう肩をしぼませながらみんなでギッチギチで飲んでいたの。で、メニューとか見たらさ、「ピンドン」って書いてあるのよ。「えっ、ピンドン、立石にあるんだ。これ……えっ、500円?」って。

(平子祐希)そんなわけねえよ(笑)。

(酒井健太)「あの細いグラスで出てくるピンドンが500円? 六本木とかで飲んだら何万とか。あ、ラッキー!」って。

(平子祐希)んなわけないよ(笑)。

(酒井健太)「じゃあ、ピンドンみんなで飲んでみよう」ってたのんだら、裏でババアがグラスに氷とか入れて。まあ、氷とか入れねえんだけど。普通のピンドンは。

(平子祐希)まあ、そうでね。

(酒井健太)で、出てきたのがなんか、まっピンクの何が入っているかわからない、飲んでみるとシソみたいな……(笑)。

(平子祐希)シソジュースじゃねえかよ!(笑)。

(酒井健太)シソ焼酎みたいな(笑)。

(平子祐希)それを「ピンドン」って言っちゃってるの? フハハハハッ!

(酒井健太)で、「なんか歌いなさいよ!」っておばさんに言われて。で、柿本が「歌います! すいません!」とかって言って、ブルーハーツの『情熱の薔薇』とかを入れて。「あ、ママ、マイクあります?」って言ったら、カウンターの下の方からガサガサ言いながらさ、マイク出して。俺が中継でもらって柿本に渡したんだけど、俺がマイクを握ったら、キンキンにマイク冷えてんの(笑)。

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)意味わかんなくない?

(平子祐希)うん。意味わかんない。

(酒井健太)なにが面白いのか、なんなのかわからない。キンキンに冷えたマイクを柿本に渡して、『情熱の薔薇』を……フハハハハッ!

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)で、もうさんざん飲んで。「もう1軒、行こう!」って。で、天ぷら屋みたいなのがあったんだけど、そこが美味くて。なんか白子の天ぷらとかエビの天ぷらとか。急になんか、銀座クオリティーみたいになって。「うめー、うめー! ここいいな!」とかって食ってたら、柿本がなんか外に出たり入ったりしてて。電話してんのかな?って。そしたらめちゃめちゃ青ざめた顔して俺に「すいません、あの、彼女と一緒に貯金していた10万円、使い込んでるのがバレました。すぐ帰らなきゃ」っつって。

(平子祐希)なんの話だよ?(笑)。

(酒井健太)立石クオリティー、逆戻りですよ。

(平子祐希)フハハハハッ! せっかくいい気分で(笑)。

(酒井健太)なんかいいところ見つけた! いい話しようっつってんのにさ、八王子クオリティーですよ、あいつの(笑)。

(平子祐希)アハハハハッ!

(酒井健太)で、そのまま柿本は帰っちゃって。さすがに俺らもいいかな?って思って。ここで帰ろうかって感じだったんだけど、その天ぷら屋のマスターが、俺ら立石を楽しんでるな、みたいな感じを察したんだろうね。「どうしても紹介したい店が1軒、あるから。そこ行こうよ」って。「マジっすか?」って。それも外まで出てきてくれて、「ここだから」って。そしたら、普通の本当に喫茶店。昔の喫茶店なんだけど、中でみんなさ、コーヒー焼酎みたいなのを飲んでいる、謎の店なのよ。

(平子祐希)ふーん!

(酒井健太)本当、喫茶店なのよ。でも、夜10時とかだけど全然やってるの。で、みんなでそこで飲んでいたら、隣のお姉ちゃんが、話を聞いたら大学生だったんだけど。たぶん立石って何でもありなんだろうね。隣の人とか関係なく、「お兄さんたち、どっから来たんですか?」みたいな。前回も1軒目の串カツ屋で人狼やるっていうのがあったんだけど。「どっから来たの?」って。「いや、東京の方から……」って。立石も東京なんだけど(笑)。

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)「へー!」って(笑)。そしたら、「人狼、やりません?」って(笑)。

(平子祐希)フハハハハッ!

(酒井健太)「嘘だろ、おい? 大好きかよ、立石、人狼!」って。

(平子祐希)めっちゃ遅れていま入ってきたんじゃない?(笑)。

(酒井健太)最新のゲームみてえに(笑)。で、みんなでやって。もう俺、全然人狼面白くないから。みんなでやって、「はい!」ってもう逃げるように帰って。だから結局ね、やっぱり前回もそうでしたけど、1000円ぐらいしか使わなかった……。

(平子祐希)いやいやいや!(笑)。天ぷら屋、いくらだよ? 白子、いくらだよ?(笑)。

(酒井健太)フハハハハッ! 80円ぐらい?(笑)。

<書き起こしおわり>

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