DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で亡くなったラッパーのフレド・サンタナさんについてトーク。アメリカのヒップホップ界に蔓延するドラッグと、それをやめようとするラッパーが増えつつある件について話していました。
(DJ YANATAKE)で、ヒップホップね、いまいろいろとありますけども、またアメリカで残念な事件がありまして。フレド・サンタナというシカゴのドリルシーンっていうんですかね? その一翼を担っていたフレド・サンタナさんが亡くなってしまいました。チーフ・キーフの従兄弟でもあるんですけども。死因はてんかんという報道もありましたけど。まあ、リーン(コデインシロップ)のやりすぎで結構体が蝕まれていたんじゃないかと。
で、「もう俺はリーンをやめるんだ」みたいな発言をしていた最中での急死ということで非常に残念な結果となってしまったんですけども。2018年、今年に入ってリル・ザンとか、リル・パンプもだったかな? 「もうザナックス(抗不安薬)はやらない」とか、結構そういったドラッグ系のものをやめる、みたいに発言するアーティストもすごく多くて。
過去記事
昨年リリースされた"Betrayed"などで注目されている21歳のラッパー、Lil Xan。Xanax中毒の過去から名前をとられたラップネームを改名することを示唆した。https://t.co/qz9tZK7647— abcdefghijk (@foi___fofoi) 2018年1月14日
なんて言うのかな? 別にアメリカの事情とかも本当に深いところまでは俺は全然わからないけど、やっぱり本当に人が死んじゃうとかも本当にあるし。
まあパクられたら本当に悲しむ人もいるんで。そういうのをやめていくみたいな人もこれからもっともっと増えていくんじゃないかなと思っております。
Mustardはリーンの元となる咳止めシロップのボトルを流しに捨てる動画を「終わりだ、これはクソだ。おれは冷静だよ。これはクソだ、終わりだ」と言いながら投稿している https://t.co/351ffuSZ5D
— FNMNL (@fnmnltv) 2018年1月24日
まあ、そういうね、人が死んじゃったきっかけで曲をかけるのもあまり好きじゃないんですが……でもやっぱり、すごくシーンには重大な人だったと思いますし。彼の死を、なんでこうなってしまったのとかも考える機会になるかなと思って、最後はこの曲をかけて終わりにしたいと思います。来週は渡辺志保が、俺もチェックできたらチェックするけど、グラミー賞特集を1時間、やりたいと思いますので。来週もお楽しみに! マジで来週はヒップホップの歴史が変わるかもしれない。というわけで、大事な瞬間をみんなで一緒に楽しみましょう。ここまでのお相手はDJ YANATAKEでした。最後はフレド・サンタナの『High Off Gun Powder” Feat. Kodak Black & Chief Keef』。
Fredo Santana『High Off Gun Powder Feat. Kodak Black & Chief Keef』
<書き起こしおわり>