DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で、最近日本語ラップの現場でアンセム化しつつある曲、KNZZ、Febb、DJ J-SCHEMEのユニットDOGGIESの『Doggies gang』を紹介していました。
(DJ YANATAKE)私、『日本語ブルマ』という……『Blue Magic』というね、泣く子も黙る東京No.1ヒップホップパーティー。CEO KAZU、DJ NOBU a.k.a. BOMBRUSH!が主催のパーティーに僕も出演させていただいていて。月に1回、日本語ラップだけをかける日本語オンリーの『Blue Magic』というイベントに参加しているんですけど。そこで最近、アンセム化しつつあるこの日本語の1曲をかけようかなと思うんですけど。結構いままでもRyugo Ishidaの『YRB』とかさ。
Ryugo Ishida『YRB』
(渡辺志保)うんうんうん。
(DJ YANATAKE)ああいうのをすっごい早い段階からかけて、そういうのが盛り上がるいいパーティーなんですけども。そんな『日本語ブルマ』でいまいちばん盛り上がるのはこの曲だ! ということで、日本語ラップを1曲今日、かけたいと思うんですが。新ユニットという感じでKNZZさんとFebb。Fla$hBackS。あとDJ J-SCHEMEからなるDOGGIESという新しいユニットがあります。で、昨年末に『YOU BARK WE BITE』。「お前は吠える、俺たちは噛み付く」っていうですね……。
DOGGIES『YOU BARK WE BITE』
(渡辺志保)おおっ、素晴らしい!
(DJ YANATAKE)というタイトルのアルバムをリリースしました。でね、これまず1回、聞いてもらっちゃおうかな。いまのメンバーにA-THUGさんが客演参加しているこのフックとかがもうパンチ力ありすぎてすごいとの、さっき志保が話した雪の話(USラップで雪はコカインの隠語)なんかにもつながってきますので。
(DJ YANATAKE)また曲明けに話してみたいと思います。では、行ってみます。DOGGIES feat. A THUGで『Doggies gang』。
DOGGIES feat. A THUG『Doggies gang』
(DJ YANATAKE)すげー!(笑)。
(渡辺志保)(笑)。もう聞きながらニヤニヤが止まんないっすね。なんかね。
(DJ YANATAKE)はい。DOGGIES feat. A DOGで『Doggies gang』でしたけども。さっきも志保の話にちょっと出てきましたけども、「雹と雪が降る、雹と雪が降る、野菜を食べる」っていう、歌詞だけ聞いたらなんのことかわからないかもしれないですけど。
(渡辺志保)寒いのかな?っていうね。
(DJ YANATAKE)そうですね。まあ「雹」はお注射のことですかね。で、「雪」っていうのがお粉のことで、「野菜」ってういうのはお葉っぱのこと。という隠語なんじゃないかな? という僕の勝手な邪推でございます。でもこれ、すっごい面白くて。CDも発売しているんですけど、なんとフリーダウンロードもできちゃう。Datpiffに置いてあって、Soundcloudにもある。気になった人はね、フリーダウンロードできるんでチェックしてほしいんですけど。
Datpiff DOGGIES フリーダウンロード
(DJ YANATAKE)でもなんかね……アメリカでも最近こういうの、あるじゃん? ミックステープとかでもさ、売り物にもなっていたり。
(渡辺志保)ありますね。
(DJ YANATAKE)なんかね、ちょっと不思議とこの曲が好きになりすぎて。「CD、買おうかな?」っていう気になるんだよね。
(渡辺志保)ああ、でもそれはいいサイクルですよね。そういうことですよね。アーティストがタダで音源を撒いてっていうのはね。
(DJ YANATAKE)そうそう。なんで、今度CD屋さんに行ったらCDをちゃんと買おうかなと思っております。
(渡辺志保)ありがとうございます(笑)。
<書き起こしおわり>