DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でニューヨークのラッパー、カサノバのa『Don’t Run Remix』を紹介していました。
(DJ YANATAKE)じゃあヤナタケの次の曲を。このインスト(『OOOUUU』)というので、まあヤング・M.Aっていうのじゃないんですけど、ヤング・M.Aのこの『OOOUUU』のヒットでちょっとニューヨークが少し盛り上がってきているのかな?っていう雰囲気がありますけどもですね。
(渡辺志保)うんうんうん。
盛り上がるニューヨークのシーン
(DJ YANATAKE)ヤナタケが紹介するのは次はカサノバというラッパーのですね、『Don’t Run』という曲のリミックスバージョンなんですけど。まず、カサノバさんはブルックリン出身のラッパーです。現在30才ということで、まあまあお年も行っているのと、でもYouTubeなんかに曲を投稿し始めたのは2013年。だから4年もたっていないぐらいのキャリアなんですが。ちょっと遅いデビューみたいな感じもしますけど、オリジナルバージョンは実は去年の夏前ぐらいに発表されていて、ジワジワとアンダーグラウンドで人気を集めていたんですが。
最近、半年とか1年ぐらいたってからさ、ラッパーが増えてリミックスバージョンみたいなのを出して……っていうパターンもちょいちょいあるよね。
(渡辺志保)そうですよね。やっぱ、おびただしいほどの曲がアップされるわけですから、たぶんそういうことですよね。チェックに時間がかかって……っていうか。
(DJ YANATAKE)そうだね。アンダーグラウンドでもヒットするのに時間がかかったりとかね、あるのかな? なんて思いますけども。そのアンダーグラウンドで人気を集めていた曲が、半年から7ヶ月ぐらいたった今月頭にリミックスバージョンが発表されました。で、トラックは同じなんですけども、ラッパーが増えているバージョンということで。このヤング・M.Aとファボラスとデイヴ・イーストとドン・Q。こういったニューヨークのいまのホットなラッパーが一堂に会したリミックスが出たということで。歌詞の内容は大したことなくて。なんと、Rap Geniusを見ても1個も解説がついていないという。たまにありますよね。そのまんまやん! みたいな。
(渡辺志保)フレッシュな(笑)。
(DJ YANATAKE)まあでも、自分が強盗にあうんだけど、逆にね、「俺も拳銃持っているけど? あれ、逃げるの? 撃っちゃうよ?」みたいなね、そういう怖い歌なんですけども。まあでも、ニューヨークのメンバーが一同に集まって。ファボラスなんかも「Brooklyn Forever」とか言ったりしていて、なかなかいいし。トラックとフックがすげーかっこいい曲なんで、選んでみました。というわけでDJ YANATAKEチョイスでございます。カサノバ『Don’t Run Remix feat. ヤング・M.A、ファボラス、デイヴ・イースト&ドン・Q』!
Casanova『Don’t Run (Remix)” Feat. Young M.A, Fabolous, Dave East & Don Q』
(DJ YANATAKE)はい。いま聞いてもらっているファボラスのバースもかっこいいんですけども。カサノバ『Don’t Run Remix feat. ヤング・M.A、ファボラス、デイヴ・イースト&ドン・Q』でございます。
(渡辺志保)はい、ありがとうございます。(ツイートを読む)「カサノバ、アンクル・マーダーに声が似てるな」という風にコメントいただいていますけども。なんか、ファボラスも参加するのがわかるなっていう感じだけど。アンクル・マーダーもそうだけど。あの頃のニューヨーク、あの頃のブルックリンみたいな感じもちょっとしますね。まあ、アンクル・マーダーはあれだけど。
(DJ YANATAKE)アンクル・マーダーもな、すげー新曲で1個盛り上がっているのがあるよ。スーサイド・スクワッドとかいう……。
(渡辺志保)そうなんですね。最近ね、ディプロマッツ周りもね、あれやこれやで話題ですしね。ジェイダキッスとかあのへんの、ザ・ロックスのメンバーもアルバムを出したりとかしてるし。
(DJ YANATAKE)ねえ。ロックスはロックネイションだしね。
(渡辺志保)ロックネイションだしね。なんかそのへんのね、おっさんたちの盛り上がりも気になりますね。
<書き起こしおわり>