星野源さんが2022年6月7日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で最終回を迎えたNHKドラマ『17才の帝国』について話していました。
\出演者発表!/
土曜ドラマ【#17才の帝国】#神尾楓珠#山田杏奈#河合優実#望月歩#染谷将太#星野源脚本 #吉田玲子
202X年、最先端のA Iが選んだ「最も総理にふさわしい人物」は17才の少年だったー。放送予定:2022年5月
総合 毎週土曜 夜<全5回>https://t.co/29fYRM2KEo— NHKドラマ (@nhk_dramas) January 11, 2022
(星野源)さあ続いて私、星野源が出演していましたNHK土曜ドラマ『17才の帝国』が最終回を迎えまして。ちょっとメールが届いております。「『17才の帝国』、ついに最終回を迎えましたね。通して見て一番の感想は『これは平さんの物語だ』ということでした」。ああ、なるほどね。そういう部分もありますね。
「経験のない17歳の高校生がどのように政治をやるかを軸に、過去には純粋な気持ちで政治の世界に飛び込んだであろう平さんが汚職事件の疑惑の総理大臣のもとで忘れていた初心を取り戻す。終始、感情を抑えていた平さんが一度だけ高ぶったシーン。『あなたのせいではありません』。これが実はアドリブだったと後日、ブログで知りました」。ああ、そんなことがブログに? 恥ずかしい。書いてあるんですね。
「これを言うために今まで抑えていたかのような気迫を感じました。このセリフを言うことをいつ決めたのか。何を思ったかを……」。ああ、いつ決めたんだろう? 全然覚えてない。特に、本当にただ言った感じだと思います。自然な感じだったと思います。で、テストで言ってダメだったら別になしにすればいいし……っていうのを言いながら、思った気がします(笑)。
だからなにか「言おう」みたいなことよりも、もうなんか、これは言うっていうことだなって。言って、相手を止めるっていうことかなっていう感じだったような気がしますね。続いて、ラジオネーム「タク・ヨシムラ」。「『17才の帝国』、めちゃめちゃ面白かったです。ドラマのロケ地についての質問なのですが、作品の象徴ともいえる3本の巨塔。あれは長崎県佐世保の針尾送信所の電波塔で間違いないですよね? 針尾送信所はラジオ送信所ではありませんが、国の重要文化財に指定されている私の好きな送信所です」。
佐世保・針尾送信所
4日に最終回を迎えたNHKドラマ『17才の帝国』の作中に登場した3本の巨大な塔。実在するものであることが話題になりました。太平洋戦争で真珠湾攻撃を命じる「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」の暗号電文を中継したとされる、同市の「旧佐世保無線電信所」(針尾送信所)です。https://t.co/8AwSoLAHrO pic.twitter.com/fAONr7kiov
— 朽木誠一郎 Seiichiro Kuchiki (@amanojerk) June 6, 2022
(星野源)ああ、出た! タクのちょっと性的な部分に触れてしまいましたね。「源さん、針尾送信所のロケ、興奮しましたね?」って。もうなんか、決めつけてきてるけど。いや、たしかにすごかったですよ。中にも実際入って撮ったので。実際にだってあれ、見学のツアーとかもやってるんだけど。でも送信所は今はもう全く使われてない……本当はそのいわゆる送信をする機械とかがいっぱい置かれていたような事務所みたいなスペースもあって。
そこがなんか、山田杏奈ちゃんを「ここです」みたいに招待する廊下とか、そういうところで撮っているんだけども。撮影をしてた時に、もう中にコウモリが普通にいて。普通にコウモリがいて、本番中に俺の首元をコウモリがバタバタバタッ!って来て。「うわっ!」って(笑)。「触らなくてよかった……」みたいな。それでかすってとかなったら怖っ!ってなったけども。いや、だからそういう意味で興奮しました(笑)。
コウモリが首元をかすめる
(星野源)でも、すごい素敵なところでした。本当に。佐世保。なので最終回を迎えましたが。あれだね。NHKのアプリとかで見逃し配信、まだ全然やってると思いますので。ぜひ皆さん、見ていただきたいと思います。
<書き起こしおわり>