赤江珠緒さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で自身の妊娠を書いた『女性セブン』の記事についてトーク。「親子断絶」と書かれた記事に対して反論していました。
(赤江珠緒)どうですか、瀧さん。瀧さんはもう悪口とかはたまってないでしょう? 普段から発散しているから。
(ピエール瀧)悪口ですか? 悪口はまあ、思いついた時にもう言ってますしね。
(赤江珠緒)言ってますもんね(笑)。その場でね。
(ピエール瀧)今日も来てからいくつかはもう吐き出してますもんね。すでに。
(赤江珠緒)そうね(笑)。だから本当にそうだと思うわ。いつもさっぱりした顔してるもんね。瀧さんね。
(ピエール瀧)モニターがスタジオにあるんですけども。テレビのモニターをちょっと見ながら、これはどうなんだ、あれはどうなんだっていうね。
(赤江珠緒)やっていますもんね。いや、でも私赤江はね、ちょっと悪口ないかな? と考えていたところ、あったの。
(ピエール瀧)えっ? 細川茂樹さんに?
(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。あの方は全く面識ないですし……。
(ピエール瀧)もう? もうそこ、突いてきます?
(赤江珠緒)あの家電芸人さんのね。なんかモメてらっしゃいますけども。あ、芸人さんじゃないわね。俳優さんだわね。
(ピエール瀧)家電芸人の企画は出ていましたけどね。
(赤江珠緒)その方のことは存じ上げませんけども。
(ピエール瀧)ああ、そうですか。「母は強し」と思ったんですけども。そういうことじゃないですね?
(赤江珠緒)そういうことじゃない。でも、その母関連で、先週の木曜日、この曜日に発表をさせていただいたじゃないですか。
(ピエール瀧)ああ、赤江さんがね、ごかーいにーん!ってやつね。
赤江珠緒 ご懐妊
(赤江珠緒)まあ、今後の番組のこともあるので発表をさせていただきまして。で、今週、それから1週間ずっとパートナーの方たちもそれからはじめて会うので。いろいろとお祝いを言っていただいたり。それは本当にありがたかったんですよ。リスナーさんからも、そういうのがあって。よかったんですがね……。
(ピエール瀧)ですが?
(赤江珠緒)ですがね……。
(ピエール瀧)えっ? この祝賀ムードに水を差すやつが現れた?
(赤江珠緒)(笑)。いや、「水」っていうほどでもないんだけどさ、なんかね、私、雑誌に載りまして。
(ピエール瀧)雑誌に載った? なんの雑誌?
(赤江珠緒)『女性セブン』さんに。
(ピエール瀧)『女性セブン』!
(赤江珠緒)バーン! と載りまして。でね、それがこれについて、ちょっと私いろいろと言いたいことがあるなと。今日は。
(ピエール瀧)えっ? 『女性セブン』の編集スタイルに対して言っていくと? おおっ、いいですね! 敵に回しましょう。敵に!
(赤江珠緒)いや、いいかしら? いやいや、「敵に回す」っていうとちょっと……(笑)。
(ピエール瀧)赤江はいま、ちょうど本当に敵がほしかったところ。赤江の。うーん(笑)。もう祝賀ムード、お祝いムードすぎちゃって、もうね。
(赤江珠緒)違う、違う(笑)。敵っていうほどじゃない。「セブンさんよ……セブンよ!」と思って。いやいや、いいんですよ。いいんですけどね、あのね、何日か前にうちの親から電話がかかってきて。「『女性セブン』の記者の方がうちに来た」と。
(ピエール瀧)『女性セブン』の記者が、赤江家の実家に現れたと。
(赤江珠緒)で、母親からね、「いや、もうお母さんびっくりしたんだけど。ああいうのは、アポとか無しでいらっしゃるのかしら?」って言われて。「まあ、たぶんそうだね。そういうのはあんまりアポ取らないかもしれないね」って言って。だけど、「こんなことでわざわざ実家まで行くか?」って私も思っていたんで。「ええっ?」っつって。で、親なんか特に田舎者の親2人ですから。実家で2人で暮らしてますから、あわあわしちゃったらしくてね。母親も「とにかく寒い日だったのよ。雪がチラついているような。その時に東京から来られたっていうんで、もう上がってもらった方がよかったのかな?」とかって言って。
(ピエール瀧)そこはお母さん、その通りです。記者さんは全部家に上げましょう。
(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。
(ピエール瀧)記者、カメラ、その他が来たら、無条件でどんどんと家に上げましょう。で、珠緒の写真とかをどんどん出して差し出しましょう。
(赤江珠緒)いやいやいや(笑)。それでなんか父親も、「まあまあ玄関口で」みたいなことになったらしいんですど。で、そこで「えっ? なに聞かれたの?」っつったら、「『いや、今回出産ということですけども、どうだったんですか?』といろいろ聞かれた」と。で、「どうだったこうだったもお母さん、よく知らないし、わかんないから。『わかんない』って答えたわよ」って言うんですよ。
(ピエール瀧)はいはい。
(赤江珠緒)で、「旦那さんともすれ違い生活で、朝と晩とか、時間帯が違う時間帯に働いてらっしゃったとうかがいましたけども、そのあたりはどうだったんですか?」って言われて、親としてはそんなの知らねえと(笑)。まあ、普通に暮らしてたよということしか知らないんで、「『東京と関西で離れているんで、ちょっとそのあたりはよくわからないです』みたいに答えておいた」とは言っていたんですよ。で、「まあそれでイイんじゃない?」って言っていたら、ちゃんと記事になっていまして。
(ピエール瀧)あらっ? それが?
(赤江珠緒)それがね、ええと、「親子断絶」みたいな記事で(笑)。
(ピエール瀧)おおっ! スッパ抜きましたよ! おお、いいですね。ちょっと見せてください。瀧さんもこうしちゃいらんない。ちょっと見せてください!
(赤江珠緒)ちょっ、ちょっ……(笑)。
(ピエール瀧)ええと、『女性セブン』さんが赤江家が親子断絶中であると。
(赤江珠緒)そうそうそう。で、そもそもね、ここまず記事を私も読ませていただいたら、私の実家を訪ねた時に、「白亜の邸宅」みたいにね。
(ピエール瀧)マジで? 徳川スタイルじゃないですか。
(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。「白亜の邸宅を訪ねた」みたいなことを書かれていて。いや、そんな大した家じゃなくて、普通の一軒家だし。「田舎のただの一軒家だよ!」って思って(笑)。
(ピエール瀧)ああ、そうか! 赤江さん家の税金の申告をしてない方の家ね!
(赤江珠緒)違う! 違うよ!
(ピエール瀧)買ったことを内緒にしてある方の家でしょ? ああ、はいはい(笑)。
(赤江珠緒)(笑)。いや、ちょっと白っぽい家ではあるけども。いや、こういう風に……「白亜になっているわ」と思って。まあ、そこはいいでしょう。多少間違っていても。そこはいいと思ったんですけど、「断絶禁句。母は泣いた」みたいになっているから、「あらららら……」って思いましてね。
(ピエール瀧)なにが書いてあるんです? 読んだら。
(赤江珠緒)いや、なんか読むと、「40才ぐらいになるまで(子供が)できなかったもんですから、親としては『子供、どうしているの?』みたいなことを母として言いすぎた。言いすぎたんで、それを珠緒も煙たがって全く連絡をくれなくなりました」みたいな。
『女性セブン』記事
(ピエール瀧)あれ? 赤江さん、それはね、親不孝っていう……親不孝ってなにか?っていうことを……。
(赤江珠緒)いやいや、正月にね、50になって早々に(父親と)喧嘩した瀧さんに言われたくないですけど……。
(ピエール瀧)そうですね(笑)。
(赤江珠緒)家を飛び出したあなたに言われたくないですけど!
(ピエール瀧)「てめー、この野郎!」から、飛び出したままですからね(笑)。
(赤江珠緒)言われたくないけど(笑)。まあまあ、そうですよ。だから、「全く連絡してない」って、いやいや。めっちゃ連絡していたし。なんだったら1週間に1回ぐらい電話かかってきますし。この間も干し芋食ってきたりね。「あんた、太ったんじゃない?」ってお母さんが太った時の服を送ってきたりしてましたしね。連絡、取ってます。だから断絶でもなんでもないんですよ。しょっちゅう会っていますしね。だけど、なんかそんな記事になっていてね。
(ピエール瀧)赤江さんはじゃあ、なにが言いたいか?っていうと、『女性セブン』のこの記事は、嘘っぱちだと?
(赤江珠緒)(笑)
(ピエール瀧)「どこのどいつだ、この記事を書きやがったやつは!」と?
(赤江珠緒)そう。だからなんでこんなことに……。
(ピエール瀧)「てめー、面見せろ!」と。「なんじゃ、コラ!」ということですか、赤江さん?
(赤江珠緒)いやいや、そこまでは……。
(ピエール瀧)『女性セブン』さん! 赤江さんがそうですって。本当に。
(赤江珠緒)そこまでは言ってない!
(ピエール瀧)これ、もう一勝負かけていきましょう。『女性セブン』さん!
(赤江珠緒)かけなくていい! かけなくていいよ(笑)。もう、対立しなくていいよ。いやいや、それはね、こうして記事にしていただいたのはありがたい。もう、いい。それはいいですよ。
(ピエール瀧)「ありがたい」は本音じゃないでしょう?
(赤江珠緒)いや、もういいです、いいです(笑)。それで、高齢出産だからね。で、やっぱりさ、たしかにだんだんできなくなるとかさ。で、リスナーで聞いてくださっている方も、そういうので悩んでいる方もいらっしゃるという状況の中でね、まあそういうストーリーが作りやすいっていうのはあるじゃない?
(ピエール瀧)まあ、あるでしょうね。
(赤江珠緒)親子断絶になるとかね。
(ピエール瀧)まあ実際にね、それが起きているわけですから。
(赤江珠緒)それはわかる。それは本当にすごくわかるんですけど、でもね、子供ができなかったことで親とたしかに「いや、もういいよ。その話は」って言ったこともあるんだけど。だけど、そんな四六時中悩んでないから。いままでのこの何年間もね。で、たぶんいま不妊治療とかされている方も多いと思うけど。その方たちも、たぶん私も同じ立場だったんでわかるんですけど、そんな四六時中悩んでないから。そりゃ、「ほしいですか?」って言われたら「ほしいです」とは言うだろうけど、ほぼ毎日そんなことで頭を悩ましている方はいらっしゃらないと思うんですよ。楽しく生きているからね。結婚する・しないもさ、産む・産まないもさ。
(ピエール瀧)うん。
(赤江珠緒)それをなんか、こういうすごくわかりやすい物語に、ひとつにしちゃうっていうのはどうなんかね?って思ってね。
(ピエール瀧)まあ、でも僕はこうやっていま赤江さんの口からね、真実的なものを説明してくださいましたけども。赤江さんと『女性セブン』、どっちを信じるか?っつったら、『女性セブン』を僕は信じますけどね。
(赤江珠緒)(笑)。なんでだよ! 5年間こんなに一緒に、面と向かって話をしたのに……(笑)。
(ピエール瀧)活字になってんだもん。活字!
信頼に足る活字
(赤江珠緒)ああ、そう?(笑)。
(ピエール瀧)多くの人の手を経て、この記事になっている。
(赤江珠緒)そうかそうか。いろんな方が。
(ピエール瀧)多くの人の手を経て記事になっているということは、検閲が入っているっていうことだから。赤江さんの口から、いま赤江さんのでまかせをいま説明されても、多くの人が関わって、印刷会社まで印刷している記事と、赤江さんがいま適当に言った説明だったら僕、やっぱり活字の方を信じざるを得ない……。
(赤江珠緒)活字ってやっぱり強いね。そうだね。
(ピエール瀧)そうなりますよね。
(赤江珠緒)だからさ、私の記事云々は……。
(ピエール瀧)売ってるんだもん! 売ってるの。お金とってるんでしょ? この『女性セブン』って。赤江さんはいま、どっかからお金を取ります? いまの説明で。お金を払ってまで得た情報ですから。僕は。『女性セブン』さんのこの記事は。
(赤江珠緒)そうだよ(笑)。
(ピエール瀧)お金を払ってまで得た情報だと、そっちを信じますよね。
(赤江珠緒)いや、だから元からすごいスターの人とかがさ、書かれていることとかでもさ、やっぱり「あれっ?」っていうことはあるかもしれない……。
(ピエール瀧)スターのことは書かれてますけども、赤江さんはスターではないです。
(赤江珠緒)そうそう。そうね。そうなのよ(笑)。
(ピエール瀧)サラッといま、織り込んで。自分もスターの山に、スターのデッキにそーっといま赤江のカードを潜り込ませようとしていましたけども?
(赤江珠緒)違う違う(笑)。私ですらこんな感じになるんだから、スターの人だったらそりゃあもうね、いろんな角度から書かれたりしたら、「いや、違うのにさ」って思うこともあるだろうなとか。もっと、それとかスター以外で言うと、歴史上の方とかもさ、「違うのにな」って思うこと、あるだろうね。
(ピエール瀧)なんの話です? 急に(笑)。
(赤江珠緒)もう死んでるけど(笑)。
(ピエール瀧)『女性セブン』が織田信長のスキャンダルを載せること、あります?(笑)。
(赤江珠緒)いや、でもそれぐらいさ、なんか……(笑)。
(ピエール瀧)「フレミングは実はDVだった!」みたいなのとか(笑)。そこまでファンタジーでしたっけ? 『女性セブン』って? なんの話なんです?(笑)。急に変わったけど。
(赤江珠緒)でも、そうじゃな? 勝手にさ、「淀姫はこうだった」とかさ、イメージが世の中でできちゃっているけど、でもさ、本人からしたらさ……まあ亡くなっているからいいけどさ。「違うよ」ってこともいっぱいあるでしょう?
(ピエール瀧)まあ、そうだろうね。
(赤江珠緒)ねえ。ということに満ち溢れているね。世の中はね。
(ピエール瀧)じゃあ、歌っていただきましょうか。赤江さん!
(赤江珠緒)……。
(ピエール瀧)悪口オペラ、やるんでしょう? いま、流れで行くと。
(赤江珠緒)そ、そうだね。そうだね(笑)。
(ピエール瀧)だからその『女性セブン』に対しての悪口オペラを本日一発目のやつを、やっぱ。赤江さん、意外にやってないよね?
(赤江珠緒)悪口オペラね。やってないかもしれない。そんなに悪口、言うことあるかな?って考えていたからね。
(ピエール瀧)はい。あるある!
(赤江珠緒)あるある!
(ピエール瀧)来た来た! じゃあ、本日一発目の悪口オペラを披露していただきましょう。東京都在住、新米妊婦さんの赤江珠緒さんです。『女性セブン』への悪口オペラ、どうぞ!
(赤江珠緒)親子で断絶して~、ま~せ~ん~~~~~♪ セブンセブンセブーン♪
(ピエール瀧)わーっ!(拍手)。ねえ。
(赤江珠緒)いや、本当ですよ。
(ピエール瀧)いい着火剤になるかと思ったんですけども、ならなかったっていう(笑)。
(赤江珠緒)ええっ! 本当?(笑)。なるんじゃないの?
(ピエール瀧)着火剤の火って、消えることあんの!?っていう感じで、衝撃をもってむかえています。いま(笑)。
(赤江珠緒)こっからどんどん続くでしょう?(笑)。
<書き起こしおわり>
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