赤江珠緒さんが2025年1月1日配信のポッドキャスト『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』に出演。『たまむすび』が終わり、娘・ピン太郎さんの幼稚園最後に1年にがっつり関わったことを振り返る中で、幼稚園の謝恩会で親たちの出し物として劇を企画・演出した話を紹介していました。
/#大吉ポッドキャスト 配信中🐍
\Episode 91
ゲスト #赤江珠緒 さん
・お久しぶり!赤江さんだよ!
・ピン太郎ちゃんのPTA活動で…
・「赤江は今、◯◯習ってます」#博多大吉 #TBSラジオ各プラットフォームから👇
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(博多大吉)どうでした? (『たまむすび』が終わって)日常生活、すぐ戻りました?
(赤江珠緒)日常生活……どうでしたかね? とりあえず辞めて。その次の年はピン太郎が幼稚園の年長だったのかな? 最後の幼稚園ラストデー……ラストデーじゃない。ラストイヤーって感じだったんで。
(博多大吉)ラストデーはね、来てほしくないですよね。あらゆる身内にラストデーは来てほしくない。
(赤江珠緒)よくない(笑)。よくない言葉でした。しかも新春に(笑)。最後の年だったんですけど。なので、今まであんまりお迎えとかも、ちょっと幼稚園の時間に間に合わずに行けないことが多かったので、もうレアなお母さんみたいな。めったに来ないみたいなお母さんだったんですけど、がっつり行きまして。もう最後の方ね、なんだったら……みんな、だいたい係を任されるんですけど。謝恩会の企画係っていう、みんながやりたがらない係があって。
(博多大吉)卒園式あたりでそれはやるかな?
(赤江珠緒)最終学年はPTAじゃないですけど、みんな学年で何かお母さんがやるという感じで。「第1希望、第2希望、第3希望を書いてください」とかっていうので会計とか、先生のプレゼント係とか、みんな書くんですけど。「どうやら企画は手を上げてる人がいないみたいで」って言われたんで「じゃあ私、企画にするか」と思って「企画」って書いたら、なんと私しかいなくて。「えっ、1人!?」みたいな。で、なんか他のお母さんも「ピン太郎ちゃんのお母さんが手上げてくれてるんですけど、1人なんで。ピン太郎ちゃんのお母さんと仲いいお母さんって、誰ですかね?」「いやー……」みたいな(笑)。あんまり行ってないし。「えっ、誰ですかね?」みたいな。ざわざわざわってなっちゃって。
(博多大吉)もちろん仲がいい方はいらっしゃるでしょうけど、一緒に企画っていうのをやるっていうぐらいになると……。
(赤江珠緒)他の方はもっと密に付き合いがあった中で、私はもちろん普通に社交的な付き合いはしてるんですけど。でも「仲がいいといえば、どなたでしょうね?」みたいな。ちょっと皆さんが気を遣ってくださる感じ。「でも私も仕事上、誰とでも仕事してますので。大丈夫です。どなたとでもやれますから」みたいなことを言ったら「じゃあ、やりましょう」って言ってくださる方がいて。で、何人ぐらいかな? 5、6人でやりましたよ。
(博多大吉)どのくらいやるの? その謝恩会っていうのは。
(赤江珠緒)1年前にその係が決まって。
(博多大吉)えっ、そんな準備、かけるの?
(赤江珠緒)それで準備はもう、なるべく手間をかけたくないので。
(博多大吉)ああ、係だけ決めて?
(赤江珠緒)係だけ決めて、準備はなるべくやりたくないので。「3ヶ月前まで、何もやらない」って決めて。ただ、やることだけはもう私が独断で「劇をやります」って決めて。
(博多大吉)えっ、謝恩会で? 誰が?
(赤江珠緒)親がなにか、出し物をしなきゃいけなかったんです。
(博多大吉)毎年、それは恒例なの? その幼稚園では。
(赤江珠緒)そう。親が先生たちを喜ばせるために。で、子供たちもいるから、子供たちも楽しめるように何かをやってくれっていう。
(博多大吉)じゃあ、親御さんたちによる歌があったりとか、ダンスがあったりとかを毎年やる中で、今回は赤江珠緒の独断で芝居をやると?
赤江珠緒の独断で芝居をやることが決定
(赤江珠緒)「芝居をやるぞ!」ということで。で、絵本をもじって、幼稚園の関連したような脚本を作って。でもセリフを覚えるのもめんどくさいから全部、私がアテレコするので、演技は適当にそれに合わせて体を動かしてくれればいいっていうことで。で、配役全部、先生にして。先生の写真でお面を作って。そうすると、セリフも覚えなくていい。顔も使わなくていい。要は手だけを適当に動かしてくれたり、場所だけ移動してくれたりすればいいっていう。
(博多大吉)言ったら、リアル人形劇みたいな?
(赤江珠緒)そう、そう。そんな風にします、みたいな感じでやりました。なんかね、私は楽しくて。なんかだんだん、やっていることがもうプチ武道館みたいな感じで。本当にそれの何百分の一の縮小版の話なんですけど。でもやっぱり舞台をやるとなると「ここにこの大道具置いて……」とかで。で、別に大道具さんとかもいないので、自分で作んなきゃいけないから、もう欽ちゃんの仮装大賞みたいに自分で作って。
(博多大吉)ああ、それはみんなで……たとえば「各家庭で作ってきてくださいね」とも言えたと思うんですけど、そこはもう自分でやりたいって?
(赤江珠緒)というか、もう自分でやった方が早いなと思って。海が出てくるシーンとかも海を作ったり。人形に服を着せて体が動くようにして。「これがモデルなので、こんな感じでダンボールで手だけ作ってください」とかね。
(博多大吉)その流れで、土屋さんにメールしたでしょう? 「プロジェクター、ありますか?」っていう連絡が赤江さんから来て「買えよ!」みたいな。土屋礼央さん、本音をここでね、吐露してくれましたよ。
(赤江珠緒)幼稚園のプロジェクターがあったんですよ。で、それを使うことになってたんですけど、なんかだいぶ古いもので、電源がついたりつかなかったりするので「当日、これがつかなかった場合、大事だな」と思って。VTRも作ってたんで。「これは……」と思って。一応、予備でバックアップとして置いておきたい。誰か、プロジェクターを持ってないか?ってなって。でね、幼稚園は予算があるので。予算2万円以内で大道具とかも作らなきゃいけないし。
(博多大吉)ああ、なかなか厳しいですね。
(赤江珠緒)だからちょっとプロジェクターまで手が出なくて。
(博多大吉)ねえ。それこそ1日レンタルすればいいじゃん、なんて思いますけど。やっぱり予算2万円やったらなかなか難しいですね。で、赤江さんの頭に浮かぶプロジェクターを持ってるだろうリストの……。
(赤江珠緒)うん。レオレオとP瀧さんに電話して(笑)。そしたらどっちも「ああ、今はないんですよね。昔、持ってたんだけどね」っていう。さすがやっぱりどちらもミュージシャンで。「昔は持ってたけど、最近はもう見ないから持ってないな」みたいになっちゃって。ダメでした。
(博多大吉)それで、どうしたの?
(赤江珠緒)で、またちょっと違う方にお借りして。
(博多大吉)ああ、結局用意したんですか?
(赤江珠緒)とかなんとか、そんなのをやって。
(博多大吉)それはどれくらいのお芝居だったの? 時間的には。
(赤江珠緒)20分ぐらい。
(博多大吉)でもね、一般の普段、あんまり集まれない親御さんたちが、いくらお面をつけて動くだけとはいえ、稽古もしたわけでしょう?
急速にお友達ママさんが増えた
(赤江珠緒)そうなんですよ。そう、そう、そう。面白かったですよ、いろいろと。そんなことをやったのが1年目でしたね。幼稚園時代。だから今までだと平日で祝日とかでもなかなか、仕事があって行けなかったりしたんですけども。「祝日だから遊びに行こう」みたいに誘われて「ああ、行ける、行ける」みたいな感じで一緒に行けたので、急速にお友達も増え。もう年齢もだいぶ違うママさんとかからもね、いろんなことを教えてもらえるみたいなね。
(博多大吉)やや、ちょっと高齢出産ではあるから。
(赤江珠緒)そうなんですよ。
(博多大吉)えっ、ひょっとしたら若いママさん、。10個以上離れてるでしょう?
(赤江珠緒)いやいやいや。「干支、一緒じゃん!」みたいなのとか。
(博多大吉)ああ、やっぱりね。若いママさんもおるからね。
(赤江珠緒)そうなんですよ。公園とかで一緒にいても冬だったら「寒いですよね」とか。「だんだん歳が行くと、冷えがね」とか言ってたら「いや、12個下じゃん! こっちの冷えをなめるな!」みたいな(笑)。
(博多大吉)「私の方がもっと暑かったり、寒かったりするんだよ!」って(笑)。でも、でもなんとなくのイメージやけど。俺、赤江さんってそういう、幼稚園もそうやし。この後、小学校の話もあるでしょうけど。なんか、そういう役員とか係とか、やってそうだなと思ってた。
(赤江珠緒)うん。どっちかというと嬉々としてやってしまいましたね、私は。
(博多大吉)自分から。「えっ、私ですか?」って言いながら腰を浮してるタイプというか。
(赤江珠緒)いや、別にその「自分から」っていうことはなかったんですけど。まあなにかをやらなきゃいけなかったんで、どうせやるなら……だって、会計だと数字も苦手だし、パソコンとかも得意じゃないし。それよりはまだ、自分のフィールドっていうかね。なんか演出考えたりとかの方が好きかな、とか。朗読とかつける方が好きかな、とか思ってやりました。
(博多大吉)でもね、ま、ラストイヤーとはいえ……。
(赤江珠緒)それで大好評!(笑)。幼稚園の先生たちが「何? あの演出……使える!」とかってざわざわしていて。
(博多大吉)ああ、朗読がじゃなくて、演出がよかった? 「いいお芝居を作ってもらった」みたいな? 今後、伝統にしたいぐらいの?
(赤江珠緒)「海がよかった」ってね。海がね、青いビニールシートに朝顔とかにつけるような、長い緑の棒、あるじゃないですか。あれを端と端につけておいて。で、ピーンと張る。最初は丸めておいて。片方だけに紐をつけて。トゥルトゥルトゥル……って海が勝手に出てくるみたいな。で、途中で波を作りたい時はバサーッとやったら波が出るみたいな。
(博多大吉)ああ、その棒を使って?
(赤江珠緒)うん。それに園長先生がいたく感心してくれて。「今後、使えるな、これは」ってなって。海、寄贈してきました(笑)。
赤江珠緒作の海を幼稚園に寄贈
(博多大吉)「これを大事に……赤江さんが作ってくれた、発明してくれた海だよ」って(笑)。でも本当、ラストイヤー。それまでは本当に仕事ばっかりでね、なかなかお子さんのね、お相手ができなかった中、1年間じっくりね、携われてよかったですね。
(赤江珠緒)そうですね。それで無事、小学校に入りまして。もうザ・小学生をピン太郎、おかげ様でやっております。
「娘であるピン太郎さんと関わる時間をもっと増やしたい」という考えで『たまむすび』を辞める決断をした赤江珠緒さん。その後、より多くの時間をピン太郎さんと過ごすことができているみたいでよかったですね。幼稚園の謝恩会の企画担当も嬉々としてやられていた姿が容易に想像できてしまう赤江さん、素敵です!