星野源さんとバカリズムさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でアニメソングの選曲対決。それぞれ2曲ずつ選曲して紹介していました。
今夜も #星野源ANN お聴きいただきありがとうございました!バカリズムさんをゲストにお迎えした2時間のフリーダムトークはいかがだったでしょうか?バカリズムさん、またいつでも遊びに来てくださいね! pic.twitter.com/KbexvODBsX
— 星野源 official (@gen_senden) 2017年2月20日
(星野源)今日は選曲も2人でできればと思っていまして。おそらく3曲ずつぐらいになるであろうと。
(バカリズム)そうです。だから僕、ディレクターさんと打ち合わせをした時にね、まずやっぱり「今日、星野さんはどういう選曲なんですか?」って言ったら、「いや、星野さんも全く同じ探り方をしています」と(笑)。俺を気にしていると(笑)。どういう感じで来るのか?(笑)。だから、「わかりました」っつって、俺が先に選曲したんですよ。おそらく、それを受けていますよね?
(星野源)そうなんです。僕がそれを受けています。升野さんの選曲を受けて、「マジか?」と。
(バカリズム)(笑)。そう。「どう来るか?」っていう感じでね。
(星野源)なので、一応しばりが……これ、言った方がいいのかな?
(バカリズム)言わなくていいんじゃないですか?
(星野源)言わない方がいいですかね? しばりがあるっぽいことにはなっているんですけど。
(バカリズム)いや、難しいですよ。このいまをときめく星野源に「センスがない」と思われたくない。
(星野源)いや、そんなことないですよ。
どんな音楽聞いてるか? 晒すのは意外と恥ずかしい
(バカリズム)ほら、「どんな音楽聞いてるんですか?」とかそういうのって意外と恥ずかしいじゃないですか。言うのって。意外と構えません?
(星野源)そうですね。割りと。たとえば、iPodの中身を見せるのと同じような。
(バカリズム)あれ、マジで自分のメールの履歴を見せるのと同じぐらい恥ずかしいですよね。
(星野源)そうですよね。素の部分というか。で、僕、升野さんが選んだ曲を聞いて、センスがないっていうところの全く逆というか、ありすぎて……。
(バカリズム)いやいやいやいや!
(星野源)ありすぎて俺、どうしたらいいのかわかんない……じゃあ、逆を行こうかな? みたいな。そんな感じなんですよ。
(バカリズム)ああ、そうですか。
(星野源)センスが良すぎて。僕、だから知らないっていう……。
(バカリズム)ああ、世代かもしれないです。
(星野源)それはあるかもしれないですね。
(バカリズム)世代です。世代。あれ、いくつでしたっけ?
(星野源)僕、36です。
(バカリズム)36か。
(星野源)升野さんは40……。
(バカリズム)41ですよ。
(星野源)ああ、ちょうど5つ違い。
(バカリズム)そっか。ちょっと世代が1個違うな。
(星野源)そうですね。そういうところも含め、ちょっと交互に流していきたいと思います。じゃあまず私から曲をかけて……。
(バカリズム)先攻、星野源。
(星野源)それ、やめましょう!
(バカリズム)(笑)
(星野源)対局っていう感じはちょっと……(笑)。
(バカリズム)まあまあ、楽しくね。
(星野源)楽しくいきましょう。ノリのいい曲から始めたいと思います。The Seatbeltsで、『Tank!』。
The Seatbelts『Tank!』
(星野源)『カウボーイ・ビバップ』オープニングテーマ、The Seatbeltsで『Tank!』でございました。私、星野源の選曲でございました。今日はバカリズムさんゲストにお迎えして、バカリズムさんと交互に選曲させていただきたいと思います。
(バカリズム)いきなりかっこいいのを……しかもこれを一発目に出す感じね。入り方の、「一発目、この感じね」みたいな。「ジャジーでしょ? ジャジー」って。
(星野源)すごく大好きな曲で。僕、高校の時に学校で大流行して。みんなで聞きまくった思い出の曲です。
(バカリズム)へー。そうですね。俺はだからそんなに知らないから。世代が。
(星野源)そうか。世代が微妙に違うんですね。
(バカリズム)そうなんですね。
(中略)
(星野源)じゃあ、かなりトークが白熱しているので、ここらへんでバカリズムさんの選曲を。なんでしょうか?
(バカリズム)はい。伊藤さやかさんで『恋の呪文はスキトキメキトキス』。
伊藤さやか『恋の呪文はスキトキメキトキス』
(バカリズム)はい。お送りした曲は伊藤さやか『恋の呪文はスキトキメキトキス』。
(星野源)この最後のリフレインが最高ですね。
(バカリズム)いいでしょう?(笑)。
(星野源)これは何の曲なんですか?
(バカリズム)『さすがの猿飛』っていうアニメのオープニングテーマなんですけど。
(星野源)なんか、聞いたことがあるような気がするんですよね。
(バカリズム)そんながっつり見ていたわけじゃないんですけど、なんか曲がすごい残っていて。なんか好きだったんですよね。
(星野源)スキトキメキトキス?
(バカリズム)スキトキメキトキス。
(星野源)「好き」と「ときめき」と「キス」が。
(バカリズム)そうそうそう。
(星野源)すごいですね。
(バカリズム)呪文にしているんです。カタカナで。
(星野源)(笑)。ちょっと、今日の選曲はかなりヤバいですね。
(バカリズム)ヤバいですね。
(中略)
(星野源)じゃあ、僕の選曲を。まさにこれ、ぴったりな選曲になりましたよ。これ。まず、じゃあ聞いてください。松任谷由実……あ、これね、たぶん荒井由実じゃなかったかな? 荒井由実で『ルージュの伝言』。
荒井由実『ルージュの伝言』
(星野源)お送りしたのは荒井由実で『ルージュの伝言』でした。これは『魔女の宅急便』のオープニングでしたけども。
(バカリズム)素敵な曲ですよ。
(星野源)これ、コーラスしていたいまの裏声の「ア~♪」って言っていたのが山下達郎さんなんですよ、実は。
(バカリズム)えっ!? そうなんすか?
(星野源)そうなんですよ。シュガーベイブ名義だと思うんですけど。シュガーベイブをたしか、まだ組んでいる時で。大貫妙子さんと山下達郎さんがコーラスを一緒にしているんです。
(バカリズム)へー! それ、どっかで俺が自分が知っているかのように言っていいですか?
(星野源)どうぞ!
(星野・升野)(笑)
(星野源)ぜひ。
(バカリズム)自然に言えるとかっこいい(笑)。
(星野源)ぜひ。広めたいんで(笑)。
(中略)
(星野源)では、またもう1曲。曲を。
(バカリズム)僕の方ですよね? これは『北斗の拳2』のエンディングテーマです。TOM★CATで『LOVE SONG』です。
TOM★CAT『LOVE SONG』
(バカリズム)はい。お送りした曲はTOM★CATで『LOVE SONG』でした。
(星野源)これ、なんか切なくて素敵な曲でした。
(バカリズム)いいですよね。エンディングテーマでずっと、たしかリンっていう女の子がね、とぼとぼ歩いていたりとか。こう、体育座りして焚き火の前で座っていたりとか。何枚かの絵で作っているアニメーションっていうんですか?
(星野源)エンディングは結構省エネというか。少なめなのかも。
(バカリズム)そうですね。ええ。あれもやっぱりいいですよね。
(星野源)昔のエンディングって大抵みんなこうちょっと、切ない……。
(バカリズム)切ないですよね。それがたぶん染み付いているからなのか、なんかすごくこういう切ない曲が好きなんですよ。アニメのエンディングテーマの。
(星野源)なんか『ルパン三世』も、たしか峰不二子がバイクに乗ってブーン!ってやっているのを引きでずっと同じ絵みたいな。
(バカリズム)そうそうそう。あれで持つんですよね。かっこいいですもんね。
(星野源)いやー、ありがとうございます。僕、はじめて聞いた。はじめて聞いた曲しかなかったです。
(バカリズム)そうですか。『北斗の拳』、見てなかったですか?
(星野源)『北斗の拳』はあんまり見ていなかったですね。
(バカリズム)僕も実はそんなに見ていないんです。
(星野源)(笑)
(バカリズム)曲が好きだった。
(星野源)でも、そういうのありますよね。僕もあります。曲が好き、みたいな。
(バカリズム)うんうん。
(中略)
(星野源)福岡県の方。(メールを読む)「2時間、あっという間でしたね。お話、いろいろとても勉強になりました。そして、たくさん笑って昨日のモヤモヤが晴れて元気になりました。懐かしいアニソンもうれしかったです。お二人の第二弾をぜひ!」ということで。
(バカリズム)ありがとうございます。
(星野源)そうなんですよ。升野さんの選曲がアニソンだったので、僕も一応アニソンに……。
(バカリズム)合わせてきた(笑)。
(星野源)一応……升野さんのが世代的に僕、全く知らなかったので。一応、割りと有名な方の曲を流してみようかなと。
(バカリズム)うんうん。いや、でも一発目でやられましたよ。僕は。
(星野源)本当、ありがとうございます。本当はね、もう1曲ずつかける予定だったんですけど、話がちょっと盛り上がりすぎてかけられなかったんで。
(バカリズム)まあまあ、これもいいことじゃないですか?
(星野源)ラジオならではの。またぜひ。本当にいつでもお待ちしておりますので。
<書き起こしおわり>