星野源と藤井隆『逃げるは恥だが役に立つ』撮影現場を語る

星野源と藤井隆『逃げるは恥だが役に立つ』撮影現場を語る 星野源のオールナイトニッポン

藤井隆さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんとドラマ『真田丸』や『逃げるは恥だが役に立つ』の撮影現場の雰囲気について話してました。

(藤井隆)本当にね、僕結局……もちろん『逃げるは恥だが役に立つ』の収録もそうだったんですけど、NHKの『真田丸』でもご一緒させていただきまして。で、ゆっくりお話ができたのって実は『真田丸』の現場だったんですね。

(星野源)そうですね。実はそうですね。

(藤井隆)『真田丸』のロケの現場で。

(星野源)僕が唯一、1日だけ行ったロケですね。あれは。

『真田丸』のロケ現場

(藤井隆)でもあなたはあの時、すっごいスケジュールだったんですよ。もう過密な時で。で、撮影を本当に「星野さんが入られた。じゃあスタンバイしていただいて、行こう!」ってなっていたんですけど。僕はその前に全然入っていたんですけど。で、キャッキャ仲良しのスタッフの人たちとしゃべっていたりしたんですけど。現場がもうすでに1時間、押していたんですよ。

(星野源)そうでしたね。

(藤井隆)で、星野さんが入られてさらに1時間半とか現場がどんどん押していって待っている時にゆっくりとお話ができて。

(星野源)ちょっと堺(雅人)さんも入られて3人で……っていう瞬間もあったんですけど、すぐ堺さんは撮影に行かれて。あとはもうずっと2人で話をしていましたからね。

(藤井隆)あの時に、古田(新太)さんの言葉をお借りするならば、古田さんは星野さんのことをすっごいかわいがっていたし心配してらっしゃったんですけど。本当にね、砂丘みたいな顔色をしていたんですよ。砂じゃないけど……

(星野源)本当に?(笑)。

(藤井隆)そう。「藤井くん、源ちゃんってさ、砂丘みたいな顔色だけど、大丈夫かな?」っていう砂丘顔みたいだったんですね。

(星野源)水分が全くない(笑)。

(藤井隆)本当に……これはもうしょうがないです。ドラマを2本やってらっしゃる方なんで、お歌もあって、リリースもあってとかってお忙しいのももちろんですし。ファンのみなさんのために一生懸命やっているっていうのでもちろんなんですけど、でも1人の青年としたらまあ過酷な時で。少しでも休んでいただきたかったけど、でもそんな時にね、「休めば?」って思っていたのに、「ゆっくり話せるの、初めてですね」なんて話してくれて。その時にご自身の学生時代のこととか、なんやったら僕のことも聞いてくれたりとか。そういう時間がすごいうれしかったです。

(星野源)奥さんの話とかね、そういう話を聞かせていただいて。本当に楽しかったですね。

(藤井隆)あれがたぶんいちばん最初で。で、その後に『逃げ恥』の撮影でもスタジオだったのでなんかロケだと緊張感があるじゃないですか。いろんな目線があるから。でも、スタジオなので集中できるので。あと、最初にオフィスのシーンだったりとかしたので、なんか和気あいあいと。本当に楽しく始まったし。

(星野源)そうですね。古田さんもいたし。あと、スタジオの前室っていう控室のところでいつも話してましたね。

(藤井隆)あと終わってから、僕と古田さんは一緒に終わることが多かったので、そのまま古田さんと飲みに行くことが多かったんですけど。星野さんはもうずーっと、香盤表と言いましてね、「今日の撮影のスケジュール」みたいなのがあるんですけど。朝から晩までずーっと○がついているから、本当にセリフを覚えないかんし、しゃべらないかんし、忙しいんですけど……「えっ、古田さんと藤井さん、行ってるんですか? 終わったら僕、合流してもいいですか?」なんつって……

(星野源)ずーっと行きたくて。その日は、なんか行けそうな瞬間があったんですよね。

(藤井隆)いや、それでも遅かったですよ。11時とかに終わるのに。僕らは夕方4時ぐらいから飲んでいたんですけど。すっごいもう、「源ちゃん、来た!」って喜んでいて。

『逃げ恥』撮影後の飲み会

(星野源)(笑)

(藤井隆)で、源さんが天むすとね、しじみの味噌汁みたいなのを飲んでいて。もうね、父性本能がくすぐられるっていうんですか? なんか、「食べてなかったんだ! 食べてっ!」っていう。

(星野源)(笑)

(藤井隆)だから星野源さんのキーワードはね、「父性本能」。だから一緒に仕事した人はたぶん父性本能をくすぐられるんだと思う。まあ、母性もそうね。

(星野源)すいません(笑)。ありがとうございます。でも本当に楽しい現場ですね。

(藤井隆)本当に楽しかったです。だから僕はすごい恵まれていると思います。

(星野源)いや、こちらこそ。またこの後ね、打ち上げも数日後にあるんでぜひその時もよろしくお願いします。

(藤井隆)よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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