安住紳一郎 自身のお尻のアザの伝説を語る

安住紳一郎『出演番組を見る際は自分自身を全力で応援する』 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中で幼少時についた自身のお尻のアザについてトーク。アザがついた理由やその後の話などを紹介していました。

局アナ 安住紳一郎

(安住紳一郎)豊島区の女性の方からいただいています。ありがとうございます。(投稿を読む)「私は寝起きが悪く、毎日10分ぐらいはかならず起きてから少しお尻を持ち上げたまま寝ているそうです。何年か前の春先、すこし暖かい陽の差す日に目黒の自然植物園に行きました。池の端を渡っている時によろけて岩に手をついてしまいました。なにかニュルっとした感触があり、見るとヘビがいて、その上に思い切り手をついてしまっていたんです。『ギャーッ!』っと叫んだら係の人が飛んできました。『あっ、大丈夫ですよ。ヘビは冬眠から覚めてボケボケだから。こうやって体を太陽で温めて、徐々に体温をあげていくんですよ。まだ寝ぼけていますからね』と言われてとてもシンパシーを感じたのを覚えています」。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)うーん、わかりますね。わかります。そう。私はちいさい頃、北国で暮らしていたんですけど。いまほど住宅事情がよくないので、結構寝室が寒いんですよね。そして、お布団から出るのが嫌で。まあ、がんばって出て。冬、1月2月ぐらいはストーブの周りにとりあえず行って、体を温めて。そして、体が温まってきたらようやく歯磨きとかトイレに行くみたいな、そういうパターンで。いま、思い出しましたね。体を温めて、体温を上げて、みたいな感じだったのかな。

(中澤有美子)へー。

寒い北国での生活

(安住紳一郎)皮膚がね、チリチリになるぐらいまでいて。で、ジャージとかヤッケを焦がしちゃったりしてね、すごい怒られたりとかして。かならずクラスにジャージとかヤッケがストーブでビローン!ってなっちゃっている子がいましてね。わかります? ジャージがビローンって。

(中澤有美子)溶けやすい素材ですからね。

(安住紳一郎)そうなんですよ! 化学繊維がね。

(中澤有美子)そう。離れていてもいっちゃう時があるからね。

(安住紳一郎)私は、家がまたちょっと古かったものですから。トイレがまだ汲み取り式で寒くて寒くて。したからスースー冷気が来ますでしょう? もう、いま考えるとちょっとね、お尻が冷凍食品になるんじゃないか?っていうぐらいものすごい寒気が来るので。それに耐えきれない4才か5才の時ですね、トイレに行く前にお尻をペロ~ンと出して、ストーブの煙突。しかも90度に曲がる蛇腹のところがいちばん熱気がぶつかるから、あそこが真っ赤に燃えているんですよね。

(中澤有美子)そうなんですね。

(安住紳一郎)そう。真っ赤になるんですよ。熱がぶつかるところですから。で、そこに近づけて、お尻周辺を温めてからトイレに行って用を済ましてくるっていうのがルーティンだったんですよ。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)で、寝ぼけているから四つん這いになってお尻をフンフンフンフン言って。あったかい方にどんどんどんどんやっていたら、そこの蛇腹のところにジュッ!ってくっついちゃったんですね。

(中澤有美子)!

(安住紳一郎)でも、お尻なんでまだそんなに感覚がなかったらしくて。たぶん感覚があったと思うんですけどね。で、トイレに行って、戻ってきた時に痛みが出始めて。で、私が母親に「トイレに行ってお尻が痛い」って言っていたら、当然うちの母親なんかはちょっと固めのものをしたからたぶん切れたんだろうっていうことで、「大丈夫、大丈夫」って言ってるんですよね。で、「結構家人は冷たいな!」なんて思いながらね……

(中澤有美子)家人(笑)。

(安住紳一郎)「この痛みはかなりのものよ!」なんて言って、でも病院には行かずに幼稚園かなんかに行って、帰ってきて脱いだ時にびっくりするわけですよね。「なにこれ!?」って。で、しばらくそれがなんでついたのかがわからなかったという安住家のミステリーがありましたよ。

(中澤有美子)そうだったのかー!

(安住紳一郎)長くなりました。また11時台に詳しくお伝えします。

(中澤有美子)また深くなりました。

(中略)

(安住紳一郎)それから先ほどの私のお尻の傷の話ですけどね。その後、ちょうど獣に爪で引っかかれたような煙突の蛇腹の痕ができまして。いまでもその痕が残っているんですが。小学生とか中学生ぐらいの時には「おい、安住! 背中の傷、なに?」なんて言われて。煙突のヤケドとは恥ずかしくて言えないものですから、「昔、ヒグマに追いかけられてね……少し引っかかれたけども」という伝説にしたという話です。

(中澤有美子)(笑)

(中略)

(安住紳一郎)そして、私のお尻の煙突のヤケドの後ですけども、その後の教訓といたしましては、当時右のお尻だったんですけども、その後、成長に伴いましてどんどんどんどん上がってきまして。いまも痕が残っているんですが、いまは右手の付け根の背中ぐらいまで上がっているんですよね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)なので、お尻の皮膚だと思ってバカにしていたら、後年、結構大事なところの皮膚になることがありますので。皮膚に上下なし!っていうんでしょうかね?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)まあ、お尻の皮膚とかも大事にしてください。それでは、今日はこのへんで。さようなら。

(中澤有美子)さようなら(笑)。

<書き起こしおわり>

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