菊地成孔 ピラニア軍団『役者稼業』を語る

菊地成孔 ピラニア軍団『役者稼業』を語る 菊地成孔の粋な夜電波

菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』のソウルバー<菊>の中でピラニア軍団の『役者稼業』を紹介していました。

(菊地成孔)(曲のイントロが流れる)はい、恒例のこれ誰だ? 一発で当てた方には番組から何かプレゼント出してもいいんですが。一発で当たったかどうかも証明できませんね。解説は歌が始まってからにさせていただきます。驚くべき結果になります。

ピラニア軍団『役者稼業』

はい。ピラニア軍団は1975年に結成された俳優集団で、東映所属の大部屋俳優を中心に川谷拓三、小林稔侍など切られ役、やられ役、悪役などを演じた俳優たち多数。そんな彼らが三上寛のプロデュースのもと、1枚のアルバムを残しました。なんと楽曲の約半数のアレンジは坂本龍一です。ニューソウルやファンク調のトラックなどが収録されておりまして、おそらくシンプルな演歌調で渡されたであろう原曲に対して、すさまじいソウルスタイルのコード進行をつけております。

いわゆる「YMOワークス」と呼ばれるものの中でも異形の歌謡曲として語り継がれております。ピラニア軍団で『役者稼業』。ボーカルは志賀勝さんです。

<書き起こしおわり>

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