DJ YANATAKE RENE MARS『300 MY RIDE REMIX feat.T-PABLOW』を語る

DJ YANATAKE RENE MARS『300 MY RIDE REMIX feat.T-PABLOW』を語る block.fm

DJ YANATAKEさんがblock.fm/InterFMの『TCY Radio feat. TOKYO SCENE』に出演。いまイチ押しの日本語ラップ楽曲としてRENE MARS『300 MY RIDE REMIX feat.T-PABLOW』を
紹介していました。

(TJO)いいですね。じゃあ、続いての質問、いきましょうか。いま、この人のラップがヤバい邦楽編ということで、まずは曲を聞いてもらいましょう。曲紹介をお願いします。

(DJ YANATAKE)RENE MARSで『300 MY RIDE (LAMBORGHINI)』。これはリミックス。Feat. T-PABLOW。発売になったばっかり。

RENE MARS『300 MY RIDE (LAMBORGHINI) REMIX feat. T-PABLOW』

(☆Taku Takahashi)『300 MY RIDE』、RENE MARS。リミックス?

(DJ YANATAKE)はい。トラックは一緒だったんだけど、この後に2WINの、いま『フリースタイルダンジョン』にも出ているT-PABLOWが参加しているバージョンっていうのが、正規リリースされて。オリジナルはね、48時間限定のフリーダウンロードだったんですよ。

DJ YANATAKE RENE MARS『300 MY RIDE (LAMBORGHINI)』を語る
DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でRENE MARS『300 MY RIDE (LAMBORGHINI)』を紹介していました。 (DJ YANATAKE)はい、ヤナタケでございます。僕は今日は志保がば...

(☆Taku Takahashi)おおー。ちなみにInterFMとblock.fmのコラボレーション番組『TCY Radio feat. TOKYO SCENE』。RDMSのコーナーです。今夜のゲストはDJ YANATAKE。いろいろなお題に対して選曲してもらって、プレイリストを聞いています。で、いま聞いてもらったのは、いまこの人のラップがヤバい邦楽編というお題で話しているんですが。まあ、2年ぐらい前か、1年ぐらい前か。アメリカ出身の人なのにちょっとアフリカなまりみたいなフロウとかがすごく出始めて。で、彼もすごいちょっと特殊ななまり方でラップしてるよね?

(DJ YANATAKE)ああ、そうだね。

(☆Taku Takahashi)なんか日本語、なまってませんか? みたいな感じがすごく面白いと思うんだけど。

(DJ YANATAKE)そうだね。でもまあ、アメリカのフロウとかに寄せて、そういう風に聞こえたりするのもあるのかな?

(☆Taku Takahashi)なるほど、なるほど。どんな人なの?

(DJ YANATAKE)この人はでもね、全然知らなかったんですよ。本当に。なんだけど、結構ばっちりじゃない?

(☆Taku Takahashi)うん。かっこいい、かっこいい。

(DJ YANATAKE)いま若手でみんな注目しているDJ ChariっていうDJがいて。超いいの。DJが。で、彼が新しくヒップホップのレーベルを作りましたよと。で、それの第一弾アーティストとして彼が出てきて。やっぱり若い子はさ、若い世代をちゃんとチェックしているっていう。

(☆Taku Takahashi)ああー。

(DJ YANATAKE)やっぱさ、そのへんが。だから俺もそのへんと友達になっとかなきゃ! みたいな。やっぱりフレッシュな情報は若い子たち、ちゃんとね。「よくこんな実力がある子をいきなりポンと持ってきたな!」みたいな。

(☆Taku Takahashi)でもさ、それこそずっと、キャリアももう20年以上?

(DJ YANATAKE)俺?

(☆Taku Takahashi)うん。そろそろ。

(DJ YANATAKE)そうなのかな?

(☆Taku Takahashi)たつかな? その中で、そういう若い子たちと話したりとか、その感覚を知ろうとしたりとかもしながらも、やっぱり楽しみながらやっているように見えるんだけど。

(DJ YANATAKE)ぶっちゃけね、それがいちばん大事なことだと思っていて。やっぱり新譜を追いかけてないと、いまの自分の感じはダメだと思っていて。やっぱりクラブに遊びに行くじゃない? で、やっぱり若いDJの子たちと、新譜の話で同じ目線で話せなくなったら終わりかなと思っていて。

(☆Taku Takahashi)うんうんうん。

(DJ YANATAKE)そこで勝負する時は、もう全然。「あ、あれチェックした?」みたいな(笑)。

(☆Taku Takahashi)(笑)

(DJ YANATAKE)逆に聞く時もあるけど、「あれもいいよね」みたなのをちゃんとわかって。それか、わかんなかったら知ったふりしてね、家に帰って超調べたりとかさ。あるけど。でも、そこがいちばん大事な感覚なんじゃないかなと思っています。

(☆Taku Takahashi)うんうんうん。でも、すごくわかる。

(DJ YANATAKE)Takuだってさっきさ、パッと気になったらもうすぐShazamとかするじゃん? そういう癖ってすごい大事だよ。俺もやる。クラブとかでも。みんなに、いまShazamしてるのをバレないように(笑)。

(☆Taku Takahashi)あのさ、Shazamしてるところをバレるの、いちばん恥ずかしいんだよね(笑)。

(TJO)(笑)

(DJ YANATAKE)クラブの後ろがさ、鏡とかだったりすると、「やべー、映っちゃう」って。ちょっと隠したりして。やるでしょ? 「あ、ああ、これか。知ってたわ」みたいな(笑)。

(☆Taku Takahashi)本当ね、いちばん見られたくない瞬間、Shazamしてる時。

(DJ YANATAKE)でも、みんなやっているよね。

(TJO)わかります。しかもその曲、持っていたりする時が悔しいですよね。

(DJ YANATAKE)ああ、そうそうそう!

(TJO)なんでちゃんと聞かなかったんだろう? みたいな(笑)。

(☆Taku Takahashi)あるあるだね(笑)。でも、もうひとつ聞きたいのが、そういう感覚とかさ、いまの感じとか知識とかもあるんだけど。自分にとってここが重要だなとか、日本語ラップの良し悪しとか、そういう判断基準になるポイントって、最近はどこ?

(DJ YANATAKE)やっぱりね、スキルもラップのフロウとかもどんどん進化しているけど、やっぱりちゃんと聞こえるっていうことかな? ただ、聞こえのかっこよさみたいなのもあるんだよ。フロウがかっこよければOK! みたいな時はあるんだけど。でも、やっぱり最終的に残るのは、ちゃんと歌詞カードを見なくても聞き取れるラップっていうのは。

(☆Taku Takahashi)ああー。

(DJ YANATAKE)やっぱりいま、すごい盛り上がっているでしょ。日本語ラップが本当に。だからやっぱりさらに届くには、やっぱりそこは重要かなと思いますね。で、いまのRENE MARSとかも全然超聞けるんだよ。なんか、歌詞カードなくても。すぐ歌えるし。みんなが。それですぐみんながクラブでかけたら歌ってくれるみたいなのは結構大事かなと。

(TJO)なるほどね。やっぱりそこ、歌詞っていうのは洋邦問わず共通するところですよね。

(DJ YANATAKE)そうだね。やっぱりうらやましかったっていうかさ。さっきの六本木のクラブに行った時に黒人さんがみんな歌っているでしょ。もうドレイク(Drake)をさ、全バースかぶせてくるわけよ。かけていたら。でもさ、それはなかなか日本だと難しかったけど、でもああいう風になったらいいなって。やっぱりいま、日本語ラップだけでDJする機会ってすごい増えていて。結構見ていると、もうそれこそAKLO全かぶせとかいるんで。

(☆Taku Takahashi)みんな一緒に合唱してくれる。

(DJ YANATAKE)そうそうそう。

(☆Taku Takahashi)だから、カラオケボックスで歌うんじゃなくて、たとえるならね、フロアでみんなで踊りながら、みんなでそれを合唱するみたいな?

(DJ YANATAKE)そうそうそう。で、一部でもいいからさ、ビデオと同じ振り付けをマネしたりとかさ。

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(☆Taku Takahashi)それ、面白いよね。そういうのね。

(DJ YANATAKE)そこがいま、ヒップホップのいいところですよ。本当に。

(TJO)面白いですね。それは。

<書き起こしおわり>

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