綾野剛と白石和彌 ピエール瀧の悪さを語る

綾野剛と白石和彌 ピエール瀧の悪さを語る たまむすび

映画『日本で一番悪い奴ら』の綾野剛さんと白石和彌監督がTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。映画で共演したピエール瀧さんの悪さについて話していました。

(ピエール瀧)まあね、綾野くん。『たまむすび』のイケメン担当ですから。

(赤江珠緒)そうですよ。

(綾野剛)いやいや、もうね、個性派ですからね。どっちかって言うと(笑)。

(赤江珠緒)でも、ラジオ本当にお好きということで。入ってきてくださった時もね、すっごいサブをね、興味深くご覧になっていましたもんね。

(綾野剛)はい。もうラジオ、なんなんですかね。この……圧倒的感。

(白石和彌)フリーダムな感じとかね。

(綾野剛)はい、はい。

(赤江珠緒)(笑)

(綾野剛)たまんないんですよね。

(ピエール瀧)居心地よさそうにしてるよね。おぎやはぎのやつ(『メガネびいき』)とかも、ねえ。

(綾野剛)大好きです。一応、クソメン俳優代表なんで(笑)。最高なんですよ。

綾野剛 おぎやはぎラジオで独りしゃべり披露『僕はクソメン』
俳優の綾野剛さんがTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』に出演。番組冒頭から独りしゃべり(綾野つなぎ)を披露し、番組のヘビーリスナーでクソメンであることを告白しました。 (綾野剛)んちゃ。時刻は深夜1時をまわりました。TBSラジオをキース

(赤江珠緒)ねえ。そうかそうか。ということでね、今日は間もなく公開の映画『日本で一番悪い奴ら』からお三人が揃いましたので。今日は「悪い○○」をテーマにうかがっていきたいなと思うんですが。あの、この3人でいちばん悪いなという人はやっぱり……?

(白石和彌)いや、それはもう、ねえ。

(綾野剛)もう、よくわかってますよね。

(赤江珠緒)そうですか。やっぱり。言うまでもなく?

(ピエール瀧)赤江さん?

(白石・綾野)(笑)

(赤江珠緒)なんでやねん!(笑)。

(白石和彌)いや、瀧さんですよ、それは。

(ピエール瀧)俺、悪くないでしょう?(笑)。

(綾野剛)いやいや、瀧さんは悪いですよ。

(赤江珠緒)撮影中も「悪いな!」っていうこと、ありました?

悪い男 ピエール瀧

(綾野剛)いや、最後にお互い目を合わせながらしゃべらないといけないシーンがあるんですけど。瀧さん、眼の奥がずっとふざけてるんですよ。

(赤江・瀧)(笑)

(綾野剛)もうずっと笑っているっていうか。なんで、僕は毎回毎回、瀧さんのその目で笑わされて。「あれ? なんで綾野くんは僕の顔を見て笑うんだい?」とか、その語尾とかもそもそもふざけてるんですよ(笑)。

(ピエール瀧)昔、山田孝之くんにも同じこと言われた(笑)。

(赤江・綾野・白石)(笑)

(ピエール瀧)「ふざけているようにしか見えないですよ」っていう(笑)。

(赤江珠緒)そうなんですねー。そうか。

(綾野剛)ちゃんと、もちろんやられてはいるんですけど。なんて言うんですかね? 僕も勝手に瀧さんが好きで。孝之もたぶん瀧さんが好きで。瀧さんのその醸し出す妙な悪さみたいなものが、時に超えるとただふざけているように見えてしまうっていうことかもしれませんね(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)いや、綾野くんはわかったじゃん。それで。なんで白石さんは俺を?

(白石和彌)いやいや、まず完成披露の時のデニスの植野行雄ちゃんのいじり方。もうひどくて。

(赤江珠緒)S役の。スパイ役の。

(白石和彌)はい。もうなんか最初に「おはようございます」って挨拶をした時から、なぜか行雄ちゃんだけ無視し始めていて。

(赤江珠緒)ええっ?

(ピエール瀧)握手もせずに(笑)。

(白石和彌)そう。もう近くに寄ったら、「エヘン(咳払い)……」みたいなことをやっていて。

(赤江珠緒)あ、わかる。いいおもちゃを見つけた、みたいな感じでしょう?

(白石和彌)それで、それがずっとあったのに、舞台挨拶の時に「実は俺、ずっといま無視している人がいます」とか言ってて(笑)。

(赤江・綾野)(笑)

(白石和彌)どこで思いつくんですか? ああいうの(笑)。

(赤江珠緒)なんなんですか、それ?

(ピエール瀧)いや、ちょうどね、デニスの植野くんに初めて会う日だったのよ。で、いろいろ見たら、「悪いことを発表してください」って言うけど、そんなところでしゃべる悪いことなんて別に悪いことじゃないじゃない。

(赤江珠緒)まあ、ねえ。

(綾野剛)悪いっすねー(笑)。

(ピエール瀧)そんなこと言ってお茶を濁してもな……と思ったから、ちょっとなんかいたずらしようと。あ、そうだ。植野くんに初めて会うから。植野くんも植野くんで、「あ、ピエール瀧だ」と思っているだろうから、ちょっとこれ、気に入らない感じで無視していたらどんな顔するかな? と思って。

(赤江珠緒)植野さんは結構ハラハラされてた感じですか?

(白石和彌)いや、もうドキドキで。「もう俺、終わった……って思った」って言っていて。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)だからみんな来たら、「おお、綾野くん!」って握手して。白石さんも「いや、よかったですよ。超面白かった!」って握手して。みんなでイエーイ!っていう感じでやっていたんだけど、植野くんだけ、「あ、植野です」って言ったら、「……うん」って。

(赤江珠緒)(笑)

(白石和彌)「うん」も言ってなかった感じですよね。

(赤江珠緒)ひどい(笑)。

(ピエール瀧)で、それで待っている時も僕と植野くんが近かったんだけど。そこで植野くんが近くにきた瞬間に、「エヘン、エヘン……ゴホッ、エヘン!」って(笑)。

(白石・綾野)(笑)

(ピエール瀧)で、その舞台挨拶で、「今日、なにか悪いことないですか?」っていうから、「今日、実は来てずっと植野くんのことを無視してます」って(笑)。

(一同)(笑)

(白石和彌)初対面ですよ(笑)。

(赤江珠緒)ですよね。

(ピエール瀧)芸人さんだから、それぐらいは受けられるかなって思って。

(綾野剛)はい(笑)。意外と行雄ちゃん、ないんですよ(笑)。

(白石和彌)キャパなくて、相当ビビッてましたよ(笑)。

(赤江珠緒)そうなんだー(笑)。

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/37410

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