俳優の綾野剛さんがTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』に出演。番組冒頭から独りしゃべり(綾野つなぎ)を披露し、番組のヘビーリスナーでクソメンであることを告白しました。
(綾野剛)んちゃ。時刻は深夜1時をまわりました。TBSラジオをキーステーションにお送りしている『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』ですけども。なんていうんですかね。そういえば、まあ先月、スプリングナンバーワンということで。春一番・矢作さん説。僕もそれに1票なんですけど。やはり矢作さんの春一番説。素晴らしかったですね。やっぱり。それを約15分ほどしゃべっていたので、よく15分も春一番でのばせたなと。で、先週ですね、小木さんがですね、本当に中継で行かれてまして。雨の中、もう昼のような。お昼の番組のようなね、小木さんの声のトーンがなかなか僕はシビレまして。
ただいちばんシビレたのはですね、ええと、時間を確認しながら見てたんですけど。ちょうど、4分44秒。し・し・しで終わったんですね。その中継が。だからそこには神がかっていたなと。むしろ神々しくて、合掌してました。僕は。はい。いやいやいや、どうなんですかね?最近は。こう・・・はい。ということでですね、時刻は深夜1時を。1時・・・2分に?1時47秒ですかね?
(矢作兼)限界だね(笑)。
(綾野剛)(笑)
(番組オープニングテーマが流れる)
(矢作兼)改めましてこんばんは。おぎやはぎの矢作です。
(小木博明)こんばんは。おぎやはぎの小木です。
(矢作兼)そして、オープニング、1人でやってもらいましたけどね。メガネびいきのリスナーのみなさんね、知らない人、多いと思いますが。急遽きまったスペシャルゲストにちょっとつないでいただいたんです。この方です。綾野剛さんです!
(綾野剛)ども。綾野剛です。
(小木・矢作)(笑)
(矢作兼)いやー、綾野つなぎ。1分40秒つなぎましたね。
(小木博明)なかなかじゃないですか?
(矢作兼)大したもんだね!
(綾野剛)いやいや、まだ小物感満載ですよ。
(小木・矢作)(笑)
(綾野剛)やっぱりたかが知れてるなと(笑)。
(矢作兼)どんだけ詳しいんだよ!
(小木博明)すごい聞き方するね。時計を見ながら聞いてるんだ。
(綾野剛)いや、ちょうど小木さんの中継が終わって。中継が終わった瞬間に音楽がパッと入ったんですけど。そん時がちょうど4分44秒だったんですよ。これはもう、本当神々しかったですね(笑)。もはや美しい。芸術の域ですよ。
(矢作兼)すごいね、本当にだけど。もうちょっとつなげると思った?
(綾野剛)いや、そうですね。途中でやっぱり、正直でしゃばって、このメガネびいきに来てしまい・・・
(矢作兼)そうだよ。出たい!ってさ。前会った時に出たい!って言ってたけど。
(綾野剛)そうなんですよ。やっぱりリスナーの方々のお気持ちを考えたら、私ごときがしゃべってる。ただしゃべってるのは良くないなと。
(矢作兼)それがなかなかさ、1分40秒も1人でさ、できないのよ。俺たち。
(綾野剛)2時間、しゃべってるじゃないですか。
(小木博明)いやいや、1人でつなぐのは大変よー。
(矢作兼)だって時間を言った時が限界なわけ。『いま○分まわりました』って。『あ、限界来たな』って思うけど。結構もう30秒くらいで俺たち、時間言っちゃうもんな。なかなか大したもんだったよ。
(小木博明)すごいよ。
(綾野剛)いやいや、とんでもないです。ありがとうございます。
(矢作兼)いや、本当こんな夜中にね。来てくれてありがとう。今日もいろいろとさ。ずっとラジオ、出てたんでしょ?昼から。
(綾野剛)はい。そうですね。朝方ぐらいからやってまして。
(矢作兼)来てますよ。メールがいきなり。(リスナーメールを読む)『小木さん、矢作さんこんばんは。今日の昼のTBSラジオたまむすびにゲスト出演していた俳優の綾野剛さんが、メガネびいきを聞いてると公の電波で言ってました。あの綾野剛さんから、おぎやはぎなんて単語が発せられ、違和感を感じたパーソナリティーの赤江珠緒さんとピエール瀧さんが、なぜおぎやはぎのラジオを聞いているのか?理由を尋ねると、誤解を恐れずに言うとあんなふざけたラジオはなかなかない。でも聞いてると、教科書のように感じる。こういうの、もっと世に出たらぜったい面白くなる。無責任な感じが良い。いまは責任感を持ちすぎて、世の中はわけがわからないと言ってました』。おー!良いこと言ってくれるね!
(綾野剛)えっ、そうですか?
(小木博明)すごいね。なんかうれしいね。それ。
(矢作兼)なに?この『教科書のように感じる』って。
(綾野剛)要はですね、なんていうんですか。うまく言えないんですけど、教科書ってこうあるべきっていうことを書かれているわけじゃないですか。それによって発想の転換だとかっていうのが教科書にしばられすぎて。その発想力や転換力っていうのがすごく低迷していってる気がしてるんですよ。だから逆に教科書なんか捨ててしまって、自分のノートを持つべきだ、みたいな感じがあるとするならば、このメガネびいきはまさにそれを超越した教科書なのではないか?という(笑)。
(小木・矢作)(笑)。かっこいい!
(矢作兼)いや、気分いいなー!
(小木博明)本当。どこ行ってもその話、してほしい。これ、かっこいいわー。
(矢作兼)気分いいな。そんなこと言われると。もう。ヤバいわ。今日。はじまって5分でこんな気分が良くなって。もう帰らないでほしい!
(綾野剛)(笑)。まだまだいます。
(矢作兼)すごいね。だから今日はびっくりしてるリスナー、多いと思うのよ。だって突然来てるんだから。綾野剛が突然、夜中の1時にいるんだぜ。なかなかいないよ?(リスナーメールを読む)『綾野つなぎ、小木つなぎよりもよかったです』。
(綾野剛)(笑)。恐縮です。
(矢作兼)さすがだよ、本当に。(リスナーメールを読む)『おぎやはぎさん、綾野剛さん、工務店さんこんばんは。綾野さん、初っ端から落ち着いた感じ、最高です。この感じ、メガネびいきにぴったりです』。しかも、最初普通(声を)張っちゃうところをさ、すごいちっちゃく、『んちゃ』って。(笑)。
(小木博明)(笑)
(矢作兼)『えー、時刻は深夜1時をまわりました』。
(小木博明)すごいよね。あのトーン。
(矢作兼)あのトーンで『んちゃ』って、なかなか言ってこないよね。普通、もうちょっとおどけちゃうもんだけどね。んちゃ!って。
(綾野剛)ああ、そうですか(笑)。
(小木博明)かっこよかった。でも。
(矢作兼)(リスナーメールを読む)『小木さん、矢作さん、工務店さん、綾野さん、こんばんは。おい綾野!しゃべり方がクソメンだな!なんか親近感がわいたよ!でもね、小木つなぎよりはるかにマシだったよ。よくがんばった』。
(綾野剛)ありがとうございます。
(矢作兼)たしかにさ、結構さ、このラジオ聞いてくれてるって言ってたじゃない?だいたいこのラジオ聞いてるやつはクソメンなわけ。聞いてるってことはさ、言ったらイケメン俳優って言われてるけど。実際は中身はクソメンなの?
(綾野剛)クソメンですね。
(小木・矢作)(笑)
(小木博明)ああそう。クソメン。自覚してんの?
(綾野剛)クソ野郎メンですよ。
(矢作兼)クソ野郎メンだ。実際。ぜんぜんイケメンじゃないんだ。
(綾野剛)いや、もうイケメンなんて肩身狭い。あんななんかよくわかんない・・・イケメンってなんですかね?
(矢作兼)(笑)。いや、だけどほら、よくさ、そんなこと言ったってモテるだろ?みたいなこと、言われちゃうじゃない?イケメンがそういうこと言うと。だって、真のクソメンが聞いてるからね。
(綾野剛)(笑)
(小木博明)そうなんだよ。そこなんだよ。
(矢作兼)真の。リソナーっつってさ。ウチの番組では、リソナーって呼んでるんだけど。理想のリスナーね。クソメンの。今日なんかだって、テレ朝行ったら、テレ朝の警備員が『すいません。自分、リソナーです』って(笑)。
(小木・綾野)(爆笑)
(綾野剛)最高ですね!
(矢作兼)『自分、リソナーです!今日っすよね?今日、聞きますよ!』って。警備員が言ってくるからね。だからそういう意味では、これ聞いてるってことは怪しいね。見た目イケメンだけど、中身クソメンって感じ、するよ。
(小木博明)このラジオ聞いてたらダメよ。
(矢作兼)で、クソメンはクソメンがわかるから。トーンとかで。ちょっとバレたんじゃない?
(綾野剛)バレましたかね?いやちょっと、でもその称号はうれしいですね。リスナーの方から『クソメン』って認めていただけて。こんな光栄なことはないですね。
(矢作兼)(笑)。認められて喜んじゃいけないんだけどね。クソメンは。ダメなんだけども。
<書き起こしおわり>