DJ YANATAKE 6lack『PRBLMS』を語る

DJ YANATAKE 6lack『PRBLMS』を語る INSIDE OUT

DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でアトランタの注目アーティスト、6lack『PRBLMS』ついて話していました。

(DJ YANATAKE)というわけでですね、今日の2曲目に行ってみたいと思います。最近、特にドレイク(Drake)以降っていうか、ヒップホップのカテゴリーにもR&Bのカテゴリーにも両方に取り上げられるアーティストが増えているような気がします。ラップと歌のバランスが半々だったりとか、もうラップもできるし歌も歌えちゃうよ、みたいなすごい才能のある人が増えてきている感じがしていて。1曲の中でラップと歌のバランスが半分半分だったり、曲によってはもうがっつりね、ラップしてたり。逆に全編歌っていたりとかしますけども。

たとえばで言うと、まあブライソン・ティラー(Bryson Tiller)とか、ローリー(Raury)とかもそんな感じですね。こういうジャンル分けできないみたいなアーティストが増えてきているのも最近の特徴かと思いますが、今日、注目したいのはブラック(6lack)というアーティストです。日本ではね、5lack(スラック)くんがいますけども。「6lack」って書いて読み方は「ブラック」。この「6」の意味はね、結構調べたんですけど、あんまりよくわからなくて。カナダの「6」とかではないみたいで。

渡辺志保とAKLO ドレイク『Views』を語る
渡辺志保さんがAKLOさんとblock.fm『INSIDE OUT』でドレイクの最新アルバム『Views』について話していました。 (渡辺志保)ここで、私とAKLOさんからオープニングチューンをお届けしたいと思うんですけども。もう、こればっ...

アトランタ出身のアーティストでした。で、YouTubeとかで調べると結構ね、2、3年前くらいのライブとか出てきて。すごいライブとかかっこよかったんですけども。その時に、いったんどこかのレーベルと契約しているようです。その時はね、正直あまりいい環境ではなかったようで、アーティストが主導のインディーズレーベルみたいなことだったんですけど。その時もね、たくさんレコーディングしたそうなんです。ブラックさんね。だけど、それらは陽の目を見ることはなくて、上手くいかなかったようなんですね。

その後、おそらく去年とかぐらいの情報がほとんどないので、おそらくお勤めに行かれていたのではないかと思うんですけども。その間に……かはわからないですけど、できていたホームページがあって。URLも「http://free6lack.com/」っていうのが立ち上がっていてですね。トップページに彼のトレードマークの熊のマークがあるんですけども。熊のマークが檻に入っているようなマークになっているので、おそらくお勤めをしていたんじゃないかと思うんですけども。

そこから、どうやらお戻りになられて。新曲をSoundcloudにアップします。『Bless Me』っていうのと、今日オンエアーする『PRBLMS』っていう2曲。これがSoundcloudにUPされて、これが話題になっております。で、SoundcloudにUPされているところにもまた熊のマークがあるんですけど、これは檻が外れております。なんで、つまりお勤めからは出てきたんじゃないかっていうのがこれでわかるかなという感じですけども。

そして既に、新しいレーベルも決まっておりまして。さっきも名前が出ましたけども。『Friends』のヒットでもお馴染みローリーが所属するLVRNと契約したそうです。で、ローリーみたいな感じっていうのを想像していただければわかる方もいるかと思いますけども。これがなんと、先週末か。iTunesでガーン! と押されていて。いま、R&Bチャートの方では一時期、ジェレマイ(Jeremih)とアリシア・キーズ(Alicia Keys)に続いて3位まで行った注目曲となっております。

というわけで、曲によって歌ったりラップしたりという感じですけども、なかなか面白い、新しいタレントです。ブラックで『PRBLMS』。

6lack『PRBLMS』

はい。聞いていただきましたのはブラックで『PRBLMS』でございました。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました