松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でキングがプロデュースしたコリーヌ・ベイリー・レイの新曲『Green Aphrodisiac』を紹介していました。
DOUBLE、姉妹デュオということでスタートしたわけなんですけども。姉妹ですとか兄弟のグループというのはこのR&Bシーンに大変多いですね。この番組でも繰り返し、そういうご紹介をしておりますが。先日、女性3人組キング(KING)が来日公演を行いまして。私も足を運びました。キングは3人のうち2人が姉妹なんですね。生前のプリンス(Prince)に寵愛を受けていたということで、すっかり有名になったキング。いまはスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)と一緒にイギリスで公演をしたりという、大物キラーという片鱗を見せていますね。
日本でも人気に火がついた、そんな印象がございます。なかなか面白いステージでしたね。なんか沸点が高いのか低いのかわからないんですけども。クライマックスがないまま、ずーっと盛り上がってはいるんですよね。なんか新しいソウル・ミュージックの潮流を目の当たりにした、そんな気がいたしました。
で、そんなキングなんですが、制作者としても大変な人気になりつつあります。次にご紹介します、コリーヌ・ベイリー・レイ(Corinne Bailey Rae)の新譜でも作者、プロデューサーとして関与しております。コリーヌのニューアルバムに収録されているこちら、ご紹介いたしましょう。コリーヌ・ベイリー・レイで『Green Aphrodisiac』。
Corinne Bailey Rae『Green Aphrodisiac』
コリーヌ・ベイリー・レイの新曲『Green Aphrodisiac』。この『Green Aphrodisiac』、日本語に訳すと「緑色の媚薬」という感じでしょうかね。大変官能的な仕上がりです。まあキングの持ち味と、そしてコリーヌ・ベイリー・レイのちょっと聞いただけでわかる、特徴のある声質。この化学反応、見事ですね。このコリーヌ・ベイリー・レイのアルバム、何曲かキングが関与しているんですけども。キングはこれでまた、大変な飛躍を遂げるんじゃないかな? という風な、そんな予感がいたします。コリーヌ・ベイリー・レイで『Green Aphrodisiac』をお楽しみいただきました。
<書き起こしおわり>