『プロ彼女』という言葉の考案者の能町みね子さんがTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で、2015年流行語大賞の候補入りしたことについて話していました。
(出水麻衣)さあ、そして能町さんといえば、『プロ彼女』という能町さん発の言葉が流行語大賞の候補入りしましたよね。おめでとうございます。
(能町みね子)ありがとうございます。
(塙宣之)我々も放送で言いましたけど、しっくりくる言葉ですね。ちょうどそういうのに名付けた方がいいだろうと思っていたところなんで。
(能町みね子)ああ、そうなんですか。なんかこう、結構私、皮肉で言っていたので。テレビとかではそれをどうも言いづらいみたいで。どんどんどんどん濾過されて、キレイな意味になってっちゃって(笑)。
(塙宣之)(笑)
(土屋伸之)たしかにね。そうですよ。完全に皮肉ですよね。これね。
皮肉の言葉がキレイな意味で使われる
(能町みね子)完全に皮肉で言ってるんですけど。なんか、ただの素晴らしい彼女みたいな意味に。だんだんキレイになっちゃって。
(土屋伸之)ぜんぜんそんなつもりじゃなかったですよね。最初はね。
(能町みね子)そうなんですよね。
(出水麻衣)改めて、能町さんなりのプロ彼女の意味みたいなものを教えていただけますか?定義を。
(能町みね子)あの、よく芸能人だとかプロ野球選手とかが『一般女性と結婚』ってあるじゃないですか?で、ちょっとこうスクープとかされたりすると、『どこが一般だ?』っていうぐらいすごいキレイだったり。なんか『実は昔、ちょっとモデルやってました』とか。うっすらあるじゃないですか。あれは一般とは言わないだろ?って思って。
(出水麻衣)(笑)
(能町みね子)ああいう人たちのことを『プロ彼女』って言って。まあ、最初から割とそういうところを狙って、もう彼女になりに行ってる感じのする人たちみたいな。
(土屋伸之)アマチュアとは、ちょっと壁がある存在なんですね。
(能町みね子)そうですね。
(出水麻衣)たしかに、みんなもう例外なくキレイですもんね。
(能町みね子)ものすごいキレイ。
(塙宣之)プロ彼女の中でも、アマ彼女とかもいそうですもんね。
(土屋伸之)(笑)
(能町みね子)いると思います。なりかけみたいな。
(土屋伸之)プロアマ彼女、いますか?
(能町みね子)プロアマ彼女(笑)。セミプロですかね?(笑)。
(土屋伸之)その世界の、やっぱりランクがあるんですね。
(塙宣之)間違えて二軍と結婚しちゃったりして(笑)。
(出水麻衣)12月1日にいよいよ流行語大賞発表ですけど、ちょっと淡い期待みたいなものは、どうなんでしょう?
(能町みね子)ちょっとあるんですけど。まあ、普通、もう連絡きますよね?
(一同)(笑)
(塙宣之)そうですね。なんかやく(みつる)さんも『決まっている』みたいな感じで言ってたからな。
(土屋伸之)そこで察したんだ(笑)。
(能町みね子)そうですね(笑)。
(土屋伸之)どうなるでしょうか。ねえ。
<書き起こしおわり>
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