K DUB SHINE 帰国後の下積み時代を語る

K DUB SHINE バラいろダンディ 室井佑月とのバトルを振り返る たまむすび

K DUB SHINEさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。アメリカ留学から帰国した後の下積み時代の思い出を話していました。

(小林悠)それを自分でコツコツ日本語ラップを貯めて、それを持って日本に帰ってきたんですか。

(K DUB SHINE)そうです。はい。

(玉袋筋太郎)これが。逆輸入ですよ。帰ってきたんですね。

(K DUB SHINE)はあ。

(玉袋筋太郎)でもやっぱ帰ってきて、じゃあ日本で日本語ラップ。自分でこうやってきた日本語ラップを持ち込んでみたら、これが門前払いと。

(K DUB SHINE)ああ、レコード会社とかはね。周りの同業者とかには結構受け入れられて。ライブにも呼ばれたりしたんですけど。で、デモテープを作って、大手のレコード会社に飛び込みで行くわけですよ。

(玉袋筋太郎)飛び込みで!

「DA.YO.NE」みたいなの、ないの?

(K DUB SHINE)するとなんとなくそれらしきジャンルの担当の人が来て。で、『ああいうの、ないの?「DA.YO.NE」みたいなの、ないの?』とか。

(玉袋筋太郎)来た!

(小林悠)あ、『DA.YO.NE』の時代ですか。おー!

(玉袋筋太郎)『DA.YO.NE』だもん。

(K DUB SHINE)(笑)。あと、『ブギー・バック』みたいなのとか。『ああいうの、ないの?』って言われて。

(玉袋筋太郎)あの、カトちゃんが『みよちゃーん』っていうのも歌ってたからね。『DA.YO.NE』で。

(K DUB SHINE)(笑)

(玉袋筋太郎)『DA.YO.NE』の替え歌で『MIYO-CHAN』を歌ってたからね(笑)。

(小林悠)なんでもありじゃないですか(笑)。

(玉袋筋太郎)うん。『ブギー・バック』。大ヒットじゃないですか。でも、あっちは。

(K DUB SHINE)まあ、もうちょっと僕らはハードなのがやりたくて。『ちょっと違うんですよ、僕らは』って言ったら、『うーん、じゃあ、なんかあったら連絡するよ』みたいな感じのが何人か・・・

(玉袋筋太郎)(笑)。つらーい!いやー、だけどね、そん時はどうやってメシ食ってたの?アルバイトとか。

(K DUB SHINE)ええと、雑誌の外タレのインタビューの翻訳とか原稿を書いたりとか。

(玉袋筋太郎)ほうほうほう!

(K DUB SHINE)あと、まあライブとかですね。最初は。

(玉袋筋太郎)最初はね。でも、大変でしょう?食ってくのっつーのは?

(K DUB SHINE)まあ、そん時はでも、1ルームに原チャリみたいな生活だったんで。まあ、なんとか。

(玉袋筋太郎)ギリギリ、しのげたと。

(K DUB SHINE)はい。生きのびることが(笑)。

(玉袋筋太郎)そうだよ。

(小林悠)語学力を活かすことができたんですね。

(玉袋筋太郎)でも、仲間内には大金持ちがいるわけですからね。

(K DUB SHINE)あ、そうなんですよ。

(玉袋筋太郎)すごい大金持ちがいるんだから。

(K DUB SHINE)うちの周りには。

(玉袋筋太郎)そうなのよ。

(小林悠)(笑)。どなたですか?大金持ちの人は?

(K DUB SHINE)そこらへんにホテルがあった人なんですけど。

(玉袋筋太郎)そのへんにホテルがあった蝶ネクタイの人ですよ!

(K DUB SHINE)はい。

(玉袋筋太郎)どうします?

(小林悠)(笑)。どなたですか?それは。

(玉袋筋太郎)だから、そこにあったじゃん。ホテルで。

(K DUB SHINE)横井英之(ZEEBRA)っていう僕の相方のラッパーがいて。

(小林悠)ものすごいお金持ちなんですって?

(K DUB SHINE)元はね。いまはどうか、わかんないですよ。

(小林悠)レベルが違うと聞いてます。

(K DUB SHINE)最近は結構一緒に、『大変だよね』なんて言ってはいるから。でもいま、軽井沢の別荘かなんか、行ってるのかな?

(玉袋筋太郎)(笑)。やっぱり違うんだよ!違うよね。

(小林悠)(笑)。もうご実家から違うっていうお金持ちはすごいですね。やっぱり。

(K DUB SHINE)そうですね。

(玉袋筋太郎)もう劇画だもん。劇画。本宮ひろ志のマンガだもん。もう。そういう大金持ちのところで。

(K DUB SHINE)僕以外の残りの2人は慶応幼稚舎から。下から来ているような感じで。俺だけ母子家庭の未熟児みたいな。

(小林悠)未熟児関係ないじゃないですか(笑)。

(玉袋筋太郎)そんな卑下しなくていいですよ(笑)。ねえ。

(小林悠)でもそんな苦労を重ねた時代があって、その情勢が変わったなっていうのはどういうきっかけだったんですか?

(K DUB SHINE)えっと、ちょうどデビューして。今年でデビュー20周年なんですね。で、その次の年に日比谷の野音で大きなイベントがあって。で、なんかそれをきっかけに結構世間がヒップホップを注目してくれたり。avexとか大手のレコード会社が『うちでやらない?』みたいな話とかもしてくるようになって。で、『あっ、これ来たかな?』とは思ったんですけど。でも結局、20年ぐらい冬の時代が。

(玉袋筋太郎)冬の時代?

(K DUB SHINE)はい。続いてましたね(笑)。

(玉袋筋太郎)俺、すっごい長いリムジンとか乗ってるのかな?と思って。でっかいハマーとか。

(小林悠)すいません。勝手なイメージですけどね。

(K DUB SHINE)ビデオの撮影の時だけです。

(玉袋・小林)(笑)

(玉袋筋太郎)きっぱり!(笑)。

(K DUB SHINE)スタイリストつけて。

(小林悠)おっきいサングラスとかも、あれ衣装ですか?

(K DUB SHINE)衣装ですね。だいたい(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)。いいじゃないですか!

<書き起こしおわり>


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