愛川欽也さんが2013年9月にTBSラジオ『たまむすび』に出演した際の書き起こし。愛川さんが通算7軒建てた家の全てに欠陥があった話をしていました。
(小林悠)いやー、でも好きなことと言えばね、他にもびっくりしたのが、お家を何軒も・・・
(愛川欽也)あ、これはいい加減なもんなんだけど。うん。要するに大した家じゃないんだけど。建てるたびに問題って起きるだろ?
(小林悠)(笑)
(玉袋筋太郎)問題、起きますね(笑)。
(小林悠)そんな何軒も建てる方、いらっしゃらないと思いますよ。皆さん、一生に一軒ぐらい。
(愛川欽也)そりゃ、誰だって建てようと思えば建てるんだ。前のを売れば、そこでお金が入るじゃない。また建てちゃうだけなんだ。
(玉袋筋太郎)転がしってやつですよ。転がし。
(愛川欽也)それなんだけど、問題はね、全部欠陥なんだよね。
(玉袋筋太郎)欠陥なんすよね!
家は必ず何か問題が起きる
(愛川欽也)家ってね、半端じゃできないですよ。必ず何か、問題が起きる。
(玉袋筋太郎)(爆笑)
(小林悠)なんですか?例えば。
(愛川欽也)なんでって、たとえば・・・どういうわけか知らないけど、屋根が落っこってきたり・・・
(小林悠)嘘!?(笑)。どういうわけか知らないけど?
(愛川欽也)天井が落っこってきたりね。あの、要するにそこに配管が通っていて。そうすっと、二階屋だったから。上にお湯なんかを運んでいる配管を通したんだけど。配管作るやつがロクなもんじゃねーんだろ?きっとね。
(小林悠)ちょちょちょっ・・・こらこらこら!
(愛川欽也)それから水が漏れていたから。で、天井なんていま、こういう建物で。ビルだってなんだって、いちばん下はあれだよ。これ、合成のさ、発泡スチロールみたいなもんなんだよ。で、これが水を含んで。ある日、家に帰ったら、天井がない。ないけど、全部下にあるんだよ。
(玉袋筋太郎)(爆笑)
(小林悠)ええーっ!?びっくりですね!
(愛川欽也)それでさ、しょうがないってことで、そんな俺の失敗談を書いて、家を建てる人の何かお役に立ちたいと思って。で、書いたの。これ、大した話じゃないけど、そんな話。本当にいろいろ考えたね。俺。
(小林悠)いまはどういうお宅に住んでいるんですか?
(愛川欽也)いまはね、何となくね、モーテルみたいな家になっちゃった。
(玉袋筋太郎)モーテルですか?
(愛川欽也)そう。なんとなく、色が派手なんだよ。
(玉袋筋太郎)はいはい。ラブホですか(笑)。
(愛川欽也)それがね、もう10年以上たっているからね、もう落ち着いてきてね。閉店間際のモーテルっていう感じで。
(玉袋・小林)(爆笑)
(愛川欽也)これまたいい。
(玉袋筋太郎)哀愁がありますね。
(愛川欽也)哀愁がありますよ。
<書き起こしおわり>