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相棒 元プロデューサー須藤泰司 刑事ドラマの作り方を語る

相棒 元プロデューサー須藤泰司 刑事ドラマの作り方を語る たまむすび
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ドラマ『相棒』の元プロデューサー、東映の須藤泰司さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。数々の刑事ドラマを制作してきた須藤さんが、刑事ドラマの作り方を話していました。

(赤江珠緒)でも、その中で刑事ドラマをね、ずっと作られたということですが。刑事ドラマ自体はお好きだったんですか?

(須藤泰司)いや、僕、実はですね、うちの会社(東映)に入った時に、うちの会社のテレビ部っていうのが渋い、昔だと『特捜最前線』とか、『さすらい刑事旅情編』ですとか。『はぐれ刑事』とかをやっていたんですけど。あの、全く見たことがなくて。青春ドラマ、うちの兄が11年上で、中村雅俊さん、石立鉄男さん、それから松田優作さんの『探偵物語』とか。そういうのは見ていたんですけど。いわゆる刑事ドラマっていうのが、見たことがなくて。

(赤江珠緒)ほー!

(須藤泰司)だから入った時に、全くわかんないんですよね。

(ピエール瀧)まあ、そうかもしれないですね。僕ら、そうか。たしかに特捜最前線とかあったけど、本気では見てないですもん。親に付き合って1話、2話見るぐらいとか、そんな感じですもんね。

(須藤泰司)だったんで。しかも、東映で作っているの、結構渋めの、大人向きみたいな感じだったんで。そういうの、見たことないなって。

(赤江珠緒)じゃあ刑事ドラマも作られるにあたって、1から?刑事さんのことを勉強してとか、そんな感じでした?

(須藤泰司)それもそうですし、現場で、なんだかわからないですけど、とりあえず刑事ドラマってこういうことなんだなってことをアシスタントプロデューサーについて、体と・・・で覚えたみたいな感じですね。

(赤江珠緒)はー!

(ピエール瀧)とは言いながらも、ねえ。なんか参考にしたものはあるんですか?最初に。

(須藤泰司)だから洋画で、映画はね、刑事物っていうのをたくさん見ていたんで。それがモデルと言えばモデルで。あとは、逆に後々、相棒とかをするのによかったなと思うのは、そういうのの、いままでのスタンダードの頭がないんで。もう、いろんなネタからストーリーを作ればいいんだっていう風に思っているんで。だからその相棒とかは、いろいろ、ねえ。政治ネタから本当に幅広いネタにできたんで。それがプラスになったんじゃないかな?という風に思っていますね。

(赤江珠緒)はー。1話1話が全く違うテイストだったりしますもんね。

(須藤泰司)そうですね。だから、主人公の2人さえいれば、あとはもうどんな事件を突っ込んでも成立するっていう。

(赤江珠緒)ねえ!

(ピエール瀧)そうか。じゃあ最初の理想とするフォーマットがなかったから、それを壊そうってすらなかったってことですよね。だから、刑事がいたら、そこにいろんな話を放り込んでって、刑事を中心に作ればいいじゃんっていうことを。それが逆に言うと一般の人にとってみたら、すごく斬新だったっていうことですかね。

(赤江珠緒)瀧さんも刑事ドラマされてますけども・・・

(須藤泰司)いま、3話まで見てですね。

(ピエール瀧)(笑)

(須藤泰司)3話でね、この間も言ってらっしゃいましたけど、誘拐がきたんで。これはちゃんと見なきゃダメだなと思って。そこで止まって。時間をいま、作ろうとしてるんですよ。

(赤江珠緒)ああ、そうなんですね(笑)。

(須藤泰司)3話まで見せていただきました。

(ピエール瀧)この後、ゾンビになりますよ。

(赤江・須藤)(笑)

(須藤泰司)聞きました。その話も。

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(ピエール瀧)(笑)

(須藤泰司)それも聞いております。はい。もう、どんなゾンビが出て来るんだろう?って。

(赤江珠緒)でも本当に、相棒はいま、まさに時事問題というか、そういうのも入ったりしてるじゃないですか。あれはもう、ニュースとかから拾われたりするんですか?

(須藤泰司)それもありますね。もう、いろんなところからで。たとえば脚本家の方が何人かいて。メインライターの輿水さんっていう方は、やっぱりすごくこう、時事というか、いろんなことの取り込み方が上手い方で。それをちょっとひねった角度から作るんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(須藤泰司)あとは、他の脚本家の方とかもいろいろ得意不得意があるんで。その不得意な部分をちょっと我々が補強しながらいつも作っていくというような感じでしたね。いまもたぶんそうだと思います。

(赤江珠緒)すごいんですよ。本当に。1話1話、うならされるというか。うわっ、そうなんだ!みたいなことが何重にも、こう仕掛けられてたりして。

(須藤泰司)ありがたいお客様で。本当にありがとうございます。

(ピエール瀧)まあでも、そう言いながらもいろんな刑事ドラマあるし、話もいっぱい作っていくわけで。もう、もうないっしょ?っていうことにはならないですか?

(須藤泰司)いや、なります。

(ピエール瀧)なりますよね?やっぱり(笑)。

(須藤泰司)もうね、本当、いつもなります。

(ピエール瀧)しかも、相手の対象にはかならず犯罪をしてもらわなければならないわけで。犯罪レベルまで高めてくれないと。

(須藤泰司)まあ、ほとんどは殺しをやってもらなわきゃ行けないんで。

(ピエール瀧)殺しをやってもらなわきゃいけないんで(笑)。

(須藤泰司)どうやって殺してもらおうかな?っていうことを、いつもいつも考えてます。

(ピエール瀧)あの、トリックよりもそこの動機をつくる方が大変そうな気もするなと思うんですけどね。

(須藤泰司)これはですね、実は動機の方が、動機で作るのがいちばん正しいと思うんですよ。

(赤江珠緒)動機で作る?

(須藤泰司)というのはその、僕は刑事ドラマっていうのは自分なりの要素としては、テーマ、展開、トリック、動機、キャラクターっていう5本柱があると思うんですけど。その中で作るのはやっぱりトリックがいちばん難しいと思うんです。

(赤江珠緒)うん、うん。

(須藤泰司)というのは、トリックはすごいトリックがあると、それだけで成立するんですけど。中途半端なトリック使うと、もうぜんぜん使えないんで。で、それよりも、たとえば動機って別に10人が10人、人を殺す理由って理解してくれなくてもいいじゃないですか。

(赤江珠緒)うん、うん。

(須藤泰司)5人が興味がなくて、3人が『ぜったいにあり得ないよ』って言ってるんだけど、2人が『あ、その動機なら殺しちゃうかもね』って思ってくれば、割と成立するんですよ。

(赤江珠緒)はー。

(ピエール瀧)なるほど。

(須藤泰司)面白い話になったりするんで。なので、まず僕はとにかくどうやったら人を殺せるかな?っていうことで。

(赤江珠緒)そういうことか!

(ピエール瀧)じゃあ刑事ドラマなのに、犯罪者側に立って話を作っている。捕まる側になってっていう・・・

(須藤泰司)ことを。どうやったら人って憎いんだろう?こんなことでも、あるかな?って。

(ピエール瀧)ああー。

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/25832

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