ど根性ガエル作者・吉沢やすみ 五郎の目の周りが赤い理由を語る

ど根性ガエル作者・吉沢やすみ 五郎の目の周りが赤い理由を語る 爆笑問題の日曜サンデー

『ど根性ガエル』の作者、吉沢やすみさんがTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に出演。登場人物 五郎の目の周りが赤い理由について、爆笑問題と話していました。

(太田光)あの、五郎の、赤いのは・・・?(笑)。

(田中裕二)それ、もう聞いちゃう?もう聞いちゃうの?核心、迫る?これはね、ちょっといろんな説もあって。

(江藤愛)これ、顔半分、上が赤。

(田中裕二)顔半分、上が赤なんですよ。これはいったいなんなのか?っていうのは・・・

(吉沢やすみ)実はね、これはね、いちばん最初の読み切りの時から、帽子をかぶっているんだけど、帽子の影みたいな感じで。あとほら、タヌキに結構イメージが似ているのね。そういう感じで黒であってね。それで、ど根性ガエルが先だってカラーページでやっても、黒だったんですよ。

(太田光)ああー、黒だったんだ。

(吉沢やすみ)それがね、アニメになったら赤くなってて。『あ、これ面白いんじゃないか?』って(笑)。

(一同)(爆笑)

(太田光)不思議なことがいっぱい!

アニメ版でなぜか赤くなる

(田中裕二)えっ、じゃあ黒だった!?帽子の影みたいな?

(吉沢やすみ)そうなんです。影で。あとほら、タヌキの目の周りが黒い。その黒。だから本当にカラーページで描いた時も、黒なんです。ほいで、アニメになって。

(田中裕二)なんで赤になったんですか?

(吉沢やすみ)わかんないけど。

(田中裕二)わかんないの!?

(太田光)(爆笑)

(田中裕二)吉沢先生も知らない間になったの!?

(太田光)もう謎が多いんだよ!

(太田光)なにしろ、平面ガエルよりも、カエルがしゃべるとかそういうこと以前に、五郎が顔が赤いって、不思議なんだよ!

(吉沢やすみ)で、僕ね、それね、いいっつーんで、アニメでやってからね、ジャンプでもカラーページになると、もう赤にしちゃった(笑)。

(太田光)赤にした(笑)。

(田中裕二)そうなんですか。えっ、あとあの、足のサイズが30センチで。

(太田光)デカいんだよ、五郎は。アイススケートの靴がないんだよ!

(田中裕二)そう。あれ、先生考えたって。

(吉沢やすみ)あれはね、アイススケートをね、描く時にね、最初描いたら大きかったから、じゃあもう行ったらね、合う靴がないんですね。

(田中裕二)レンタルでほら、スケート場だからさ。それがさ、モジモジしてるわけ。五郎が。『お前、なんだ?早く滑ろうぜ』『いや、ないんでやんす・・・』みたいな。

(太田光)(爆笑)。かわいそうだったよねー。

(田中裕二)『なんでないんだよ?』『足のサイズが30センチなんで、ないんでやんす』って。いちばんちっちゃいんだよ。五郎が。身長で言ったら。身長はこんなちっちゃいのに、足がデカいっていう(笑)。

(吉沢やすみ)ああ、でもよく知ってますね。

(田中裕二)『スケート、できない』って言うのよ。で、泣くのよ。それで。それは、また変わった話。だってもう40年以上前にそれを見ていて、いまだにそれがすごい印象に残っている。

(吉沢やすみ)それももう、後付けなんですよね。偶然もう、デカい足を描いてね。それでスケート場描いた時にね、そうやって話ができたっていうね。だから、もう1個ね、ど根性ガエルであるのはね、他の登場人物って、みんな苗字があるんですよ。佐川梅三郎とか。山中ヨシコとか。

(田中裕二)そっか。

(吉沢やすみ)全員あるんですよね。ところがね、ひろしだけは最初、苗字考えなかったからね。

(田中裕二)そうなんだ!

ひろしだけ、苗字がない

(吉沢やすみ)それで結構ね、2年ぐらいたってから、そこに気がついてね。『じゃあ苗字つけようか?』って言ってもね、いまさら・・・って。だからね、いちばん面白いのはね、先生が出席番号で呼ぶんですよね。『太田、田中、ひろし』なんですよ。

(一同)(爆笑)

(太田光)ひろしです!

(吉沢やすみ)で、あとね、ひろしのおふくろさんも、『ひろしの母ちゃん』なんです。

(太田光)ああ、そうか。バカボンパパみたいなもんだ。

(田中裕二)そうだね。名前、出てこないんだ。

(吉沢やすみ)アニメでもね、表札はないです。それで、今回のね、実写版もね、なにも言ってないけど、そこらへんはちゃんとね、みんなが呼んでいるのは『ひろしの母ちゃん』って呼んでいるんですよ(笑)。

(田中裕二)ああ、ちゃんとそれを忠実に。

(吉沢やすみ)やってくれたんですね。

(田中裕二)薬師丸さんは『ひろしの母ちゃん』。そうか!

(吉沢やすみ)もしかしたらね、『ひろしの』っていう苗字、『かあちゃん』っていう名前かもわかんない(笑)。

(田中裕二)んなわけない!

(吉沢やすみ)『ひろしのかあちゃん』。

(太田光)『ひろしのひろし』(笑)。

(吉沢やすみ)そう。『ひろしのひろし』(笑)。

(田中裕二)これ、京子ちゃんが『吉沢』っていうのはどうして吉沢って?

(吉沢やすみ)これはね、京子ちゃんっていう名前を描いてね。で、当時やっぱりほら、『柔道一直線』っていうのが好きでね。(ヒロインの女優が)吉沢京子ちゃんで。で、それでもってもう、いっちゃう。

(田中裕二)モデルっていうわけではなく?

(吉沢やすみ)もうもう、後付けですね。ほいであと、主人公のひろしっていうのも、実はうちの師匠の貝塚ひろしのひろしからもらって、ひろし。

<書き起こしおわり>
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