爆笑問題・太田 ランジャタイ国崎が片眉を剃り落とした理由を語る

爆笑問題・太田 ランジャタイ国崎が片眉を剃り落とした理由を語る 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題・太田さんが2024年1月30日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でランジャタイ国崎さんと共演した際、片眉を剃り落としていることに気づき、その理由を本人に確認した話をしていました。

(太田光)で、またランジャタイとさ、永野がさ、収拾つかないんだよな。あいつらな。

(田中裕二)まあ、ひどかった。

(太田光)ひどいよな? で、ランジャタイとリハでやっていて。でさ、国崎がさ、なんかあいつって見るたびにいろいろ髪型が変わったりとかしててさ。で、国崎がさ、また坊主になっていてさ。それで眉毛が片っぽ、ないんだよ。

(田中裕二)ないんだよな。

(太田光)で、リハをしていて「あれ? お前、眉毛どうしたの?」「いやー、剃ることに、なりました……」って。それしか言わないんだよ。あいつ。本当、ボケなのかなんなのか。あいつさ、めちゃくちゃなんだよ。「やはり、剃ることに、なりましたね……」「いや、剃ったのはわかるけど。なんで剃ったの?」「いや、まあ……こういうことにね。片方を、剃る。そういうことでね、まあ、さっき言った通りです……」「いや、だからわかんねえんだよ、お前! 訳を教えろ!」っつったら「いや、訳というとですね、まああの、ついこの間ですね、憧れの……僕がずーっと憧れている◯◯さんっていうミュージシャンの方。その方と、本当にあの、夢のような対談をすることになりまして。まあ、そういうわけです……」って。

(田中裕二)なんだよ(笑)。

(太田光)「わかんねえよ、お前、それ。なんなんだよ、それ?」「いや、ミュージシャンの……」「ミュージシャンはわかったけども。その人と対談をすることになって? それで、剃ったの?」「まあ、そうですね……」「じゃあ、その人に受けようと思って剃ったわけだ?」「まあ、そういうところ、ですかね。とにかく、対談をするならば、剃らなければならない……」。

(田中裕二)答えになってないんだよ(笑)。

(太田光)全然答えになってないんだよ。「で、結局その人は眉毛、突っ込んでくれたの?」「いや、その人も変わった人でしてね。一切、触れなかったです」って(笑)。もうあいつ、おかしくてさ。「じゃあ結局、その対談中にはその眉毛について、なんにも触れられなかったの?」「全く触れられなかったです」とか言ってさ。「じゃあ結局、スタッフとか、そういうのには受けたんだ?」「音声コンテンツです」「お前、音声コンテンツじゃあ、意味がねえじゃねえか」「まあ、そういうことですね……」って。訳がわからないだろう、あいつ?

(田中裕二)対面してないのね?

(太田光)対面をしているんだけども、要するに画面がないわけ。ラジオみたいなもんで。「なんでお前、それで剃っていったんだよ?」みたいな話をしててさ。

向井秀徳との対談に臨むために片眉を落とす

(太田光)で、いろいろ話していて。映画の話になってさ。で、とにかくあいつが「僕は深見さんから入ったもんですから」って。

(田中裕二)そうね。深見千三郎さんね。

(太田光)国崎っつーのはね、要するに、深見千三郎っていうのはフランス座時代のたけしさんとか萩本さんとかの師匠筋にあたる人で、伝説の芸人で。たけしさんが有名にしたぐらいのもんなんだけど。言ってみれば、たけしさんの自伝を読んでると「深見の親父にタップを……」とかさ。『浅草キッド』で大泉洋がやっていた役なんだけども。そんなのさ、俺ら世代だって、もっと上の世代だって、深見さんを知ってるって言ったら相当なもんなんだよ。それこそ、浅草芸人とかだったら知っていたけども。俺らだって、たけしさん経由で「ああ、そんな伝説の芸人が……」って。とにかくだって、テレビを拒否して出なかった人から。そういう人がいるんだっていうの知ったぐらいなのに、国崎は「深見さんを最初にですね、尊敬しまして。それから、深見さんから入って、たけしさんの存在を知ったんですよ」って。「嘘つけ、バカ野郎! 嘘をつけ、お前は!」っていうさ。「そこからもう、全部ですね。僕の根本は、深見さんなんですよ。だから僕は深見さんの弟子です」って。

(田中裕二)墓参りに行くんだろう?

(太田光)墓参りに行って、墓の前でネタをやったりなんかしてるんだよ。あいつ、バカだからさ。知るわけないんだよ、あいつが。俺らだって、見たことないんだから。深見千三郎なんかは。で、「そのへんから映画も全部。だから映画も詳しいです」なんて言っているから。「じゃあお前、『首』は見たの?」「まだ見ていないです」って。「見ておけよ、お前! 『首』ぐらい!」「見てないですねー。見ないです。僕はやっぱり深見さんの……深見さん筋なんで。僕は『首』は見ないんですよ」とか言っててさ。「なんなんだよ?」っていう。で、あいつも結構そういう、カルチャーみたいな。サブカルが好きだって言うからさ。「じゃあ最近、何を見たの?」「ああ、あれですね。やっぱり、うーん。『浅草キッド』。あれが好きですね」とかって言っていて。「あれとか、見たの? ゴジラは」「見てないです。ゴジラ、見てないです」「ゴジラ、相当話題になったじゃない?」「太田さんは見たんですか?」「俺も見てないんだよ」っつって(笑)。

(田中裕二)フハハハハハハハハッ!

(太田光)そしたらそこに山中さんもいてさ。「俺も見てないね」っつってさ。そしたら「ゴジラが見ているやつ、あんだけ話題になっているのに誰もいないって、どういうこと?」みたいな話になってさ。それでそこに永野が来てさ。あいつもほら、映画に詳しいから。で、「ああ、永野だったら見てるかもしれない」っつってさ。「永野、お前、ゴジラ見た?」っつったら「僕は、見ないっすよ。僕、邦画を下に見ているんで。見ないんですよ。あんなもん、怪獣映画でしょう? 誰が見るんですか? あんなのを見るの、子供でしょう?」みたいな。そんなことを言っていたらお前が「いや、でもゴジラは……」って。

(田中裕二)俺だけ見ていたんだよ。

(太田光)「いや、ゴジラ、面白かったよ」「田中さん、見たんですか? あんな子供が見るような怪獣映画を見て、どこが面白いんですか?」「いやいや、そんなことないんだよ。あれはね、人間ドラマなんだよ」っつって(笑)。「いや、ちょっと待ってくださいよ? ゴジラで人間ドラマって、どういうことですか? 冗談じゃない! そんなの、見たくないですよ。そもそもゴジラを見るなら、怪獣であってほしいですよ! ゴジラって銘を打っておいて人間ドラマを魅せられて。なんなんですか、それ?」って。もうボロクソにみんなで言って。「なんでゴジラってタイトルで人間ドラマをやっているんだ?」みたいな。「ゴジラを見に行くのは、怪獣だと思って見に行くんですよ。それで人間ドラマを見せられても、こっちは困るんですよ!」みたいな(笑)。あれ、すごかったね。

(田中裕二)すごかったな(笑)。

(太田光)「あれ、実は人間ドラマなんだよ。ゴジラは」って。わけがわからないよ。なによ? ゴジラなのに人間ドラマって?

(田中裕二)違う、違う。ゴジラはメインだけども。それとは別に、怪獣が戦うだけの映画みたいなものではないっていうことよ。人間ドラマがすごいあるっていうことを言いたいのよ。

『ゴジラ-1.0』と人間ドラマ

(太田光)「そんなの、意味ないじゃん。ゴジラって言っておいて人間ドラマなんて……そんなの詐欺じゃねえか。こっちは怪獣ドラマが見たいんだ!」って(笑)。そんなのを散々言っていたね(笑)。

(田中裕二)言っていたね。

(太田光)それで散々コントを撮ってさ、メイクを落としてリハ室に来たら国崎が……いっつもさ、あいつは「本、読んでください」って。あいつの本、『へんなの』っていうのをさ、カバーだけそれで、中身が全部違う本なのを俺に渡してくるんだよ。で、前はカバーがついていたんだけども、もう見た目、中に挟んであるのがわかるんだけども。それでさ、パッと開けたらイタリアのなんとかママのスパゲッティみたいな。おばさんの写真が載っていたのよ。で、1日コンとをやって、終わってさ。それで「そういえば、本」って思って。「今日は持ってきてないのかな?」って思って。「国崎、ちょっと待って。お前、本は?」って言ったら「持ってきました」っつってさ。それまで、隠してたのかなんか知らないけども。忘れていたのかもしれないけど。カバンを持ってきてさ。もう、ずれてるんだよ。カバーと、レトルト食品が(笑)。明らかにレトルト食品の箱にカバーだけをつけて……もうあいつ、いい加減なんだよ。細工が。で、「なんだよ、これ?」っつって開けたらさ、アパホテルカレーだよ。アパ社長の写真が出てきてさ(笑)。

(田中裕二)あるある(笑)。

(太田光)で、「なんだよ、これ?」ってなってさ。結局俺、あいつから6、7冊本をもらっているんだけども、全部がそれなんだよ? だからあいつさ、カバーはそうやってやっているから。たぶん自分の本を5、6冊ムダにしているんだよ。そのためだけに。あいつ、本当にわけがわからないよ。

(田中裕二)俺、今回はくれなくて。「俺のはある?」って聞いたら「ああーっ!」なんて言いながらごまかされて(笑)。

(太田光)めんどくさかったんだろうな(笑)。本当に、すごいよ。あいつだけはわけがわからないんだから。

国崎本のカバーをアパ社長カレーにかける

<書き起こしおわり>

ランジャタイ国崎 毎年1回、深見千三郎の墓前でネタを披露する話
ランジャタイ国崎さんが2022年10月19日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で毎年1回、深見千三郎さんのお墓の前でその年の一番自信のあるネタを披露しているという話を紹介していました。
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