綾野剛さんがTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』に出演。駅伝マニアの綾野剛さんが2015年の箱根駅伝、青山学院大学の優勝について熱く語っていました。
映画『新宿スワン』を駅伝にたとえると・・・
(矢作兼)(リスナー投稿メールを読む)『小木さん、矢作さん、綾野剛さん、こんばんは。新宿スワン、ずばり駅伝にたとえるとどんな映画ですか?』。
(綾野剛)(笑)
(矢作兼)おおっ!
(小木博明)来たねー。
(綾野剛)うわー、ノーマークだったな、いまの。
(矢作兼)内容がね。うん。
(綾野剛)そうですね・・・駅伝にたとえると、まあでも、まさに番狂わせということで。ある種、作品の中でまあ、全く何の力も得ていなかった人間が、ありとあらゆる力をどんどん手に入れていったりする過程もあるんで。そういう意味では、やっぱり青山学院で神野大地さんが山登りで、しかも、コースは変わったんで参考記録にはなりますが、過去最高の柏原選手の記録を抜き去ったというあの番狂わせ感。その時にゴールして一言。『自然に笑顔が出ました』。そんな映画ですね。
(小木・矢作)(爆笑)
(矢作兼)うるせーよ!(笑)。
(綾野剛)(笑)
(矢作兼)でも今年の、すごかったんでしょ?
(綾野剛)すごかったですよ。
(小木博明)俺、なんにも見てないんだよな。
(矢作兼)俺はさ、そんなに知らないじゃない。だけど、俺はマジで、海外にいてさ、帰ってきた時にこのニュースを見て、記事で知って。うわっ、そんなことがあったんだ!と思って、まず俺、綾野くんの顔が浮かんだもん。
(綾野・小木)(笑)
(矢作兼)興奮してんぞー!って。こんななんか、これ、すごいんでしょ?歴史的なレースなんでしょ?
(綾野剛)いや、すごいですよ。しかも、総合記録としても過去最高の、言ったら10時間50分を切ってるんですよ。まあ、これもあくまで参考記録なんで。前回のコースと多少変わったんですよ。とは言いつつ、10時間49分台で走り切るっていうのは尋常じゃないわけで。はい。
(矢作兼)へー。
(綾野剛)言ったら、一人ひとりが全員区間賞を取ったとしますよね。1区から10区まで。区間賞って区間でいちばんってことですよ。区間賞をとったって、じゃあ10時間50分を切れるか?って言ったら、そうじゃないんですよ。個人の力が、みんながやっぱり区間5位だったとしても、みんなのタイムが明らかに早かったんですよね。個人の、一人ひとりの。
(矢作兼)うん。
(綾野剛)しかも、たしか4年生がいなかったはずなんで、今年もほぼ同じチームで戦えるわけですよ。言ったら東洋大学は前回、設楽兄弟がいましたけども。今回いなかったんで、また、いま力を温存してまた今年もすごい戦いをしてくれると思いますけど。今年と言うか、来年ですね。
(矢作兼)うん。
(小木博明)そうなんだ。
(矢作兼)じゃあ来年も優勝、ある?
(綾野剛)いや、ちょっと青山学院がこのまま連覇っていうのを、やっぱり阻止するべく、駒澤、東洋あたり。特にあと、明治、早稲田もちょっとこれはグッと来るっていう感じだと思いますね。
(小木博明)俺さ、まったく今回っていうか、最近の駅伝を知らないんだけどさ。これ、青学ってもともと、前評判ってよかったの?
(綾野剛)いや、そこまでではないんですよ。
(小木博明)そこまででもないのが?
(矢作兼)一昨年も大したことないの?
(綾野剛)まあまあ、大したことなくはないんですけど。過去にも個人ではいい成績残している選手、たくさんいるんですけど。そこまで・・・やはり東洋、駒澤のデッドヒートの中で繰り広げられるんではないか?という目線は強かったのは確かですね。その中でやっぱり、個人個人が力を出しきったっていう。しかも、出しきって、それ以上の力を出したっていう。
(矢作兼)作戦?
(綾野剛)どうなんすかね?なんか、いい意味でチャラいんですよ。
(小木博明)青学?
(綾野剛)っていうのは、ずっとこう、ニコニコ。本当にみんな、気持よく走ってるんですよ。それが、原監督が、言ったら青学で握手会とかやったりとか。今回のことをきっかけに。っていうのはスポーツっていうものも含めて、いわゆる駅伝っていうものを含めて、もっといろんな方に見ていただこうっていう。いい意味でメディアを上手く使ってやっているってことも含めてなんですけど。そうすると、やっぱり見られる分、もっとプレッシャーは上がってきて、いい力になっているとは思うんですよね。
(小木博明)うん。
(矢作兼)あー、じゃあ監督が選手の力を引き出すのが上手いのかな?
(綾野剛)上手いし、それにやっぱり応える・・・今回、青学の選手はみんな、それこそ、たとえばいままでテレビを見ていた時間をストレッチに回したりだとか。あと、寮のお風呂を冷たいお風呂も作っていただけませんか?と。そうすると、アイシングになって体の故障をしづらくなったりするんですよ。あったかいお風呂に入っていると、どうしても体の体調がするにいい方向に行かないこともあるんで。走った後って、すぐ、なるべくアイシングしたりとかした方がいいんですよ。
(矢作兼)うん。
(綾野剛)そういうのもあって、いろんなことを変えていった年だったみたいなんで。
(矢作兼)なんでも知ってんな!
(綾野・小木)(笑)
(小木博明)練習が変わったこととかも。
(矢作兼)すんげー知ってるな、やっぱり(笑)。
(中略)
(矢作兼)これ、今年はさ、駅伝、どこで見てたの?
(綾野剛)僕は家で見てました。実家で。
(矢作兼)実家で。ちゃんと生で見てるのね。
(綾野剛)そうなんですよ。あの、去年はそれこそドラマの撮影で3日から撮影だったんで。さすがに事務所に『これ、違うだろ!?』と。
(矢作兼)(笑)
(小木博明)駅伝が見れねえじゃねーか!と。
(矢作兼)いつ駅伝を見たらいいんだ!?と。
(綾野剛)やっぱり、リアルタイムの日はダメだと。芝居に集中できないんで。
(矢作兼)そうだよね。1年に1回だけだよね。
(綾野剛)本当、そうなんですよ。
(矢作兼)それだけは勘弁してくれと。
(綾野剛)それでお願いしまして、もちろん2日と3日は外してもらえたんですよ。そしたらまあ、ちょっと気持ちが高ぶったのか、はしゃいじゃったんですね。お正月、家族でともに。そしたら僕、まんまと大っきい風邪をひきまして。
(小木・矢作)(笑)
(綾野剛)はい。
(矢作兼)本当、子どもじゃねーか。もう、うれしくて、うれしくて。はしゃいで、風邪ひいて。
(綾野剛)はしゃいで風邪ひきまして(笑)。まあ、震えながら見ましたよね。
(矢作兼)具合悪いけど。実家で。はー、じゃあ、ちゃんと見てるのね。
(綾野剛)そうですね。
(矢作兼)じゃあここ仕事、ぜったいしないのね。基本的には。
(綾野剛)はい。ぜったいにしたくないですね。
(矢作兼)そうだよね。できないよね。
(綾野剛)そうですね。
(矢作兼)そうかー。これは来年、まあ見なきゃダメだね。また。
(小木博明)そうね
(綾野剛)ぜひ。
(中略)
(矢作兼)さあ、今日はね、やっぱり綾野くんが来てるから。ほら、妄想総選挙はさ、『こういうタイミングだったら、妄想でヤレるはず』じゃない?でもね、やっぱり、クソガール。綾野くんだったら、こういうのならヤレるっていう。
(綾野剛)(笑)
(小木博明)おお、来た?クソガールから。
(矢作兼)来てるよ。(リスナー投稿メールを読む)『綾野剛さんの神タイミングですが、駅伝で優勝決定した時に、どさくさに紛れて抱きつけば、その流れでいけると思います』。
(綾野剛)(爆笑)
(矢作兼)(リスナー投稿メールを読む)『綾野剛さん、次の駅伝で隣の席、明けておいてください。駆けつけます』。あー!まあ、ハグはいけるよね。絶対に。
(綾野剛)ハグは確実にいけますね。
(矢作兼)確実にいけるよね。ガーッ!と抱きしめることはできるよね。
(綾野剛)できます、できます。
(矢作兼)ぜんぜん知らない人でもね。そのタイミングでいけるって言ってるのよ(笑)。
(綾野剛)(笑)。クソガールっすねー!(笑)。いいっすねー。
(矢作兼)はい。こういうタイミング。まあ、たしかにこういうことよ。
(綾野剛)本当にそうかもしれませんね。スポーツって、日本代表とかを応援していても、ああやってスクランブル交差点でウワーッ!ってなったりするわけじゃないですか。あそこでたぶん友達になっている人とか、もちろん男同士でも、仲良くなっている人って多いはずじゃないですか。
(矢作兼)そうだよね。
(小木博明)あの日にヤッている人たちも、すごい多そうだよね。初めて会って。
(綾野剛)可能性はあると思いますよ。
(矢作兼)ありますよ。それこそ、神タイミング。
(小木博明)神タイミングだね、あれね。ああいうのって。
<書き起こしおわり>
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