おぎやはぎ矢作さんが2024年12月19日放送のTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』の中でM-1グランプリ2024の審査員の顔ぶれについてトーク。山田邦子さんが退任しガチすぎる方々が審査員となったことで起きる問題を話していました。
（矢作兼）「トラックドライバーで高速走りながら聞いてます。今年のM-1審査員について、どう思いますか？」。これがすごい質問だよな。「M-1、優勝は誰ですか？」はわかるけど「M-1審査員について」っていう……こんな時代だよ。
（小木博明）すごいね。審査員のことなんて、どうだっていいじゃん？ まあ、どうなのかわかんないけど。どうだっていいよ、俺は。
（矢作兼）これはほら、M-1に限らず、キングオブコントだって毎回、言ってるけど。マジで「審査員がガチすぎる」って俺、文句言ってるだろう？
（小木博明）そうだね。ガチすぎだね。
（矢作兼）ガチすぎるんだって。ぐうの音も出ないだろう？ この審査員に審査されたら。なんで山田邦子さん、外すんだよ？ 邦ちゃん、絶対にいた方がいいだろう？
（小木博明）一番いなきゃいけない人かもね。下手したら。
絶対にいた方がいい山田邦子
（矢作兼）あとね、9人いたら3、4人は……だって俺らのM-1と比べちゃいけないけどさ。今とモノが違うから。でも、あれだぞ？ 青島幸男さんとかだぞ？
（小木博明）いたね。まあ、元々放送作家だからね。
（矢作兼）そうそう。そうよ。鴻上尚史さんとかさ。だから、そういう人がいた方がよくない？
（小木博明）そうなんだよ。こんな……「こんな」って言ってもあれだけども。俺は審査員なんてどうでもいい派なのよ。誰でもいいんだもん、そんなの。
（矢作兼）ここに「ダメ」って言われた時の逃げ道のなさを俺は指摘してんのよ。やっぱり……「別にいいよ」っていう人がいないと。俺たち、言い訳したいんだから。
（小木博明）まあ、言い訳だよな。
（矢作兼）だって優勝する以外は基本、みんな言い訳したいんだからさ。と、思いますけどね。だから審査員については「ガチすぎる」っていう意見ぐらいかな。
みんな言い訳がしたい
審査員がガチすぎるというのは本当にそうですよねー。青島幸男さんや鴻上尚史さんに審査されていたおぎやはぎが言うんだから間違いないはず。立川談志師匠みたいに100点満点で50点つけるような強烈な人、もう絶対に審査員にならないでしょうし。
「俺たち、言い訳がしたいんだからさ」という切実すぎる意見も正直でいいですよね。そういう意味で山田邦子さんを「絶対にいた方がいい」と言い切る矢作さん、素敵でした。