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マキタスポーツとプチ鹿島 こだわりのカレーの作り方を語る

マキタスポーツとプチ鹿島 こだわりのカレーの作り方を語る 東京ポッド許可局
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マキタスポーツさんとプチ鹿島さんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の中で、各々のこだわりのカレーの作り方について熱く語っていました。

(マキタスポーツ)そろそろね、はっきりさせたいんだけど。みんな、どうやってカレー作ってんの?

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)これ、大事なことだよね。

(マキタスポーツ)どうやって作ってるんですか?

(サンキュータツオ)大事かな?

(マキタスポーツ)あの、意外と僕ら、付き合いが長いんですけど。お二人がどのようにカレーを作っているのか、俺は知らないんですよ。この間、偶然思ったんですよ。俺はPK(プチ鹿島)さんがどんなカレーを作っているのか、知らない。あるいはタツオの、どんなカレーを作っているのか、俺は知らない。これはちょっとびっくりすることですよ。

(プチ鹿島)いや、本当。よく言うじゃない。『その人を知りたければ、カレーの作り方を見よ』って。

(サンキュータツオ)言わないと思う。

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『その人を知りたければ、カレーの作り方を見よ』

(マキタスポーツ)いや、本当。本当。このカレーの手順とか、どんなカレーを・・・それは、人それぞれ、千差万別よ。十人十色、カレーの種類は違うと言われています。それぞれのご家庭、各ご家庭。もうローカルルールだらけ。それが即ち、カレーなんですよ。

(サンキュータツオ)なるほど。

(マキタスポーツ)カレーはルールは、それはなんて言うか、講道館柔道みたいなね、ものがひとつにまとめているわけじゃないんですよ。もう、他流派だらけなんですよ。派閥だらけなんですよ。

(サンキュータツオ)だからもう、うちは北辰一刀流だよ、みたいな。

(マキタスポーツ)そうです!

(プチ鹿島)だから誰にでも正解あるじゃないですか。『カレーだよ』って言えば、カレーなんですよ。カレーじゃなかったとしても。その家では。

(マキタスポーツ)広い意味では。

(サンキュータツオ)いきなりカレーの定義から始めるんですか?

(マキタスポーツ)いや、もうPKさん、いきなり本質の話をついてくれました。カレーっていうのはそうなんですよ。禅問答的なんですよ。

(サンキュータツオ)そうかな?(笑)。

(マキタスポーツ)そうなんですよ。

(サンキュータツオ)まあ、タイカレーとか見た時はね、『えっ、これ、カレー?』と思ったけどね。

(マキタスポーツ)いや、でもカレーって言ってるでしょ?

(プチ鹿島)だから、家カレーね。家カレー、大好きですよ。だけど、たまにおばあちゃん家に行くと、おばあちゃん家のカレーがあるわけですよ。粉から作るやつ。こんなに、直線距離でこれしか離れてないのに、カレーがこんなに違うもんかね?と。

(サンキュータツオ)あ、おばあちゃんのカレー、美味しかったかも!

(プチ鹿島)おばあちゃんのカレー、美味いよ。うん。

(サンキュータツオ)美味かったかも!

(マキタスポーツ)いま、PKさんが言っているのは、あれですよね。小麦粉から炒るやつですよね?

(プチ鹿島)そうです、そうです。

(サンキュータツオ)そう!そう!あれ、なんか美味しかった!

(マキタスポーツ)ルウにしてね。あれはだから、いま蕎麦屋さんとかで食べれますけど。

(プチ鹿島)色がその、黄色に近い。

(マキタスポーツ)黄色いんですよ。

(サンキュータツオ)そうだ!あれって、そうなんだ!小麦粉からだからなんだ。

(プチ鹿島)ルウからいっちゃうから。

(マキタスポーツ)できることなら、『ライスカレー』と言いたいね。そういうものは。うん、うん、うん。

(サンキュータツオ)なんか2人だけ興奮してます。

(プチ鹿島)いや、だからカレーの威力たるや、すごくないですか?夕方近くのね、お隣からちょっと香ってくる・・・この間も、『さあ、じゃあ外食で焼き肉でも行くか!』っつって、玄関出たら、隣がカレーの匂いで。カレーになりましたから。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)そういうもんですよ。

(サンキュータツオ)カレー、強いな。

(マキタスポーツ)カレーは強いんですよ。

(サンキュータツオ)でも、俺はやっぱり、あんまね、2人の前であれですけど。そんなに自分、カレー作んないんですよ。作っても、お粥とかね。炒飯とかね。

(プチ鹿島)はっ?お粥?炒飯?

(サンキュータツオ)そういうやつばっかりなんで。

(マキタスポーツ)それはもう、たぶん1年後とかにお粥とかやりますよ。もう。いまは、カレーのこと。そんなお前でも、やっぱりカレーは作ったこと、あるでしょ?

(サンキュータツオ)ありますよ。

(マキタスポーツ)で、自分なりのこだわりも、あるでしょ?

(サンキュータツオ)まあ、じゃがいも大きめっていうのはありますね。

(マキタスポーツ)じゃあ、どうやって作るんですか?教えてください。

(サンキュータツオ)まあ、やっぱり野菜を切りますよね。

(プチ鹿島)まず・・・

(サンキュータツオ)まあ、じゃがいも、玉ねぎあたりですかね。

(マキタスポーツ)うんうん。なんかもうちょっと、タツオのことが魅力的に見えてきた。タツオがどのようにして女性を口説くのか?っていうのを言っているのと同じような気が。

(サンキュータツオ)あ、僕、それで言うと、もう『好きだ』しか言わない感じなんですけども。

(マキタスポーツ)うん、うん。もういいから。早く教えて。

(サンキュータツオ)もう、じゃがいもメインなんで。僕のカレーは。もう、じゃがいもさえ美味しければいいので。じゃがいもとニンジンと玉ねぎだけ入れて。もう炒めて。で、程よい・・・だから俺ね、どのタイミングで水を入れればいいのか?っていうのが・・・

(プチ鹿島)じゃがいもは、最初から炒めちゃう?

(サンキュータツオ)僕、いっちゃいますね。ダメなんすかね?

(プチ鹿島)あー・・・

(マキタスポーツ)お肉は?

(サンキュータツオ)肉は入れない時もありますけど。だいたい、豚肉ですね。

(マキタスポーツ)はー、豚肉ですか。豚はどこの部位ですか!?

(サンキュータツオ)うーん・・・なんかまあ、あるやつ。

(マキタスポーツ)(笑)

(プチ鹿島)なるほど。いいじゃないですか。家カレーの醍醐味です。

(サンキュータツオ)家にあるやつですかね。

(マキタスポーツ)ほうほう。角の方ですか?それとも、豚コマみたいなの?

(サンキュータツオ)コマですね。どっちかって言うとね。

(マキタスポーツ)ああ、いいですよ。いいですよ。

(サンキュータツオ)家カレーは、なんかそっちの方がいいかな?って。で、まあルウを入れますよね。で、まあ待つだけですよね。隠し味とかも入れないです。

(マキタスポーツ)隠し味もなにもないの?

(サンキュータツオ)はい。

(マキタスポーツ)でも、そういうカレーもさ、PKさん。たまに、ラックがあるんだよね。

(プチ鹿島)うん。

(サンキュータツオ)ラックってなに?(笑)。

(マキタスポーツ)ラックがあるんですよね。なにもしてないのに、まさか!?みたいな時、あるんだよ。だからわからないんだよ。カレーっていうのは。

(サンキュータツオ)だからあの、辛いカレーが食べたいんで。やっぱり外に食べに行っちゃうんですよ。辛いやつを。

(プチ鹿島)(笑)。もう放り投げて外の話、しましたよ。

(サンキュータツオ)もうね、ココイチで言う3辛ぐらいじゃないと僕、ダメなんですよ。

(マキタスポーツ)そんなの自分の手元でやればいいじゃないですか。

(サンキュータツオ)どうやってやるの?あれ。

(マキタスポーツ)あるじゃないですか。そんなもの、別に香辛料が。あの、辛くするようなものなんて。

(サンキュータツオ)いや、ただ舌をしびれさせるだけじゃなくて。美味しい辛味みたいなの、あるじゃん。こだわっている人、いるじゃん。なんか。

(マキタスポーツ)います、います。

(サンキュータツオ)そのへんね、ちょっと僕、足らないところをマキタさんに教えてもらいたいなと思うんですけど。

(マキタスポーツ)いんま、ぶぉくはものすごく・・・(笑)。

(サンキュータツオ)『僕』も言えなくなっちゃってる。

(プチ鹿島)すんごい(笑)。東八郎的な、入り方しましたよね。いまね。

(サンキュータツオ)ちょっといま、気負いすぎてるのかな?鹿島さんから先、聞いた方がいいかな?

(マキタスポーツ)(笑)

(プチ鹿島)いや、僕はでもね、家カレーがとにかく好きなんですね。

(サンキュータツオ)ねえ。もうさんざん聞いているけど。

(マキタスポーツ)僕、タツオが言ったように外食のカレーよりは、むしろ家カレーなんです。

(サンキュータツオ)あ、そうですか。

(マキタスポーツ)家カレーね。

(プチ鹿島)家カレーですよ!本当に。

(サンキュータツオ)でも、鹿島さんはね、前、カレー作っていると、途中で我慢できなくなっちゃって、野菜炒めとか肉じゃがにしちゃうっていう。

(プチ鹿島)それ、最近の性癖ですね。まだ、ちょっと治らないですけど。というのは、ほら、玉ねぎなんか、30分くらい炒めろなんて言うじゃないですか。

(マキタスポーツ)言いますよ。

(サンキュータツオ)カレーで?

(プチ鹿島)そうですよ。キツネ色になるぐらいまで。で、どんどんちっちゃくなっていくんです。

(サンキュータツオ)しんどいよ、そんなの。

(プチ鹿島)で、やっぱり最初は、探究心が多いですから。やっぱり30分なら30分、やるんです。で、やっぱり慣れてきちゃうと、もうそこら辺がズボラになって。で、玉ねぎを炒めるでしょ?キツネ色になるでしょ?そこにどんどん野菜を増していくわけですよ。で、鳥肉とかを入れて炒めたら、もうその時点で美味しそうな匂いがするんですよ。

(マキタスポーツ)します。します。

(プチ鹿島)これ、もしですよ。『これ、ちょっと味をつけて、このままご飯の上にかけたら美味いんじゃねーか?』と思って。悪魔の囁き、誘惑ですよね。やってみたら、美味いんですよ。だからいわゆる、タイのバジル・・・

(マキタスポーツ)うん、うん。

(プチ鹿島)で、目玉焼きかなんか乗せれば、それでもう完成なんですから!

(サンキュータツオ)でも、タイのご飯じゃん。

(プチ鹿島)そう。だから俺、ここ3年ぐらい、ずっとこればっかり。

(サンキュータツオ)カレー、作れてないじゃん!

(プチ鹿島)作れてないです。危険ですよ、だから。

(サンキュータツオ)成功率、どんぐらいなんですか?

(マキタスポーツ)5回に1回くらい、カレー作れんのよ。

(サンキュータツオ)20%かー。

(マキタスポーツ)(笑)

(サンキュータツオ)割と、すごい打率だな。一軍入れないな。

(プチ鹿島)だから、本当一人暮らしとか、学生の時とか、20代の時とか・・・

(サンキュータツオ)作りだめしておいてね。

(プチ鹿島)面白い時は、ちゃんとキツネ色までやって。やりましたよ。

(サンキュータツオ)それさ、キツネ色になるまで、どういう時間の使い方、やり過ごし方するの?

(プチ鹿島)だから、いろいろありますよね。当時だったら、カセットテープを聞くとか。CDを聞くとか。ラジオを聞くとか。そういうことですよね。

(サンキュータツオ)あー、ラジオはいいかもね。

(マキタスポーツ)いいですよ。落語かなんか、聞きながらとか。

(プチ鹿島)ああ、いいです。いいです。

(サンキュータツオ)絶対にやってないでしょ?マキタさんとか。

(マキタスポーツ)やってますよ。俺、昔だから、俺はもうかならず料理をしている時は音楽をかけるのか、なにか聴覚を刺激するものとかをやって。

(サンキュータツオ)あー、でもうちの母親も台所にラジオ、置いてますわ。

(プチ鹿島)そうでしょう?そうでしょう?

(マキタスポーツ)ええ。で、で、家のカレーは?

(プチ鹿島)で、じゃがいもは僕は、別で茹でますね。

(マキタスポーツ)うーん!

(サンキュータツオ)別茹で!?えっ、もう手間かかるー!

(プチ鹿島)直前に。

(マキタスポーツ)来た来た来た。

(サンキュータツオ)割と、柔らかくしておく?

(プチ鹿島)いや、だから母親が昔、作ってくれた圧力鍋でやるじゃがいもなんか、もう溶けているじゃないですか。それはそれでいいんですけど。自分が実際にやりだした時には、まあそういうカレーがほとんどだったんですけど。ある時、ふとちょっと後から茹でてみようか?なんて言ってやったら、それがまた美味しかったりするわけです。後から別茹でします。これ、手間が必要ですけどね。

(サンキュータツオ)へー。それ、鹿島流なんですね。へー。

(プチ鹿島)あと、にんにくとかもちょっと入れたりしますし。隠し味的には、一時期はコーヒーとか流行っていた時、ありますね。で、まあいまもそうですけど、水を極力使わないようにしています。

(マキタスポーツ)うーん!

(プチ鹿島)トマトの、ホールトマトっていうんですか?あれを買ってきて、水代わりにしています。

(マキタスポーツ)なるほどねー。

(サンキュータツオ)割と面倒くさいおじさんたちだな。

(プチ鹿島)いや、だから結構カレー作るのって体力がいるんですよ。銭湯に行くのと同じで。意外とね、体力っていうか、『よし、行くぞ!』っていう。でも、行けば幸せになルンですよ。

(サンキュータツオ)あー。いや、どうでしょうか?まあね、日曜いいでしょう、お願いします。土曜いいでしょう、お願いしますよ。

(マキタスポーツ)僕はあの、足し算のカレーっていうのと、引き算のカレーっていうのがあるんですけど。

(サンキュータツオ)その名前は知らないですけど。

(マキタスポーツ)あのですね、僕はですね、やっぱり若い頃は足し算のカレーばっかりやっていたんですよ。これは、限りなくインドカレーに近づけていこうっていうことだったんですよね。

(サンキュータツオ)おおー!じゃあ、香辛料とか?

(マキタスポーツ)そうです。

(プチ鹿島)いろいろ、それこそ加えてみる。

(マキタスポーツ)そう。加えてくる。だから僕は、駅を乗り継いで、山羊脂を調達しに行ったことがあります。

(サンキュータツオ)なに?山羊脂って?

(マキタスポーツ)ギイという。あの、山羊のバターですよ。

(サンキュータツオ)ちょっとした病気じゃん。もう、マキタさん、それ。

(マキタスポーツ)いや、病気じゃないですよ(笑)。

(サンキュータツオ)カレー病ですよ。

(プチ鹿島)僕も自作のカレーにハマッていた時、学生の頃。やっぱり富田林の西友っていう、えらい離れたところに。原付きで20分ぐらい行かないと。そこで、よりによってカレーを作る時に、気合を入れたのに、にんにくを忘れちゃって。また20分かけて西友行ったんです。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)すんごいエネルギー。

(プチ鹿島)乗り継ぐとか、そういうの大事です。気持ち悪いんです。自分の中で。

(マキタスポーツ)カレーがそうさせていたの。

(プチ鹿島)カレーが。

(サンキュータツオ)そんなカレーにハマるもんなんですか?

(マキタスポーツ)だからカレーっていうのは、もうあなた、いろんなことね・・・

(サンキュータツオ)俺、料理ハマッたら、もう抜けれなそうな気がするんだよ。

(マキタスポーツ)抜けられなくて、いいんです。

(プチ鹿島)それで、乗り継いで?

(マキタスポーツ)それで、乗り継いでギイを調達しに行った時代もありました。で、それはもう、クミン、ターメリックとかガラムマサラとか。もう全部やって。

(サンキュータツオ)すげー!

(プチ鹿島)市販のルウはもう使わない時が?

(マキタスポーツ)いや、ええとね、これは使うんです。使うんだけど。

(サンキュータツオ)そこが足し算。

(マキタスポーツ)そう。足し算なんですよ。で、自分で調合して、カレーのスパイスを自分なりのカレースパイスを市販のカレー粉と混ぜて調合して。カスタムして作るんですよ。

(サンキュータツオ)へー、すげー。

(マキタスポーツ)で、これを、いちばん最後にかけたりする。で、そのギイを使って。もちろん、飴色になるまで玉ねぎを細かくみじん切りにしたやつを炒める。

(サンキュータツオ)あ、もう最初の油にギイっていうのを使うの?

(マキタスポーツ)そうです。それで使います。で、これで炒める。で、結構たっぷりめの油でやった方がいいんです。炒めるというよりも、もう揚げる感覚ですね。で、しかも強い火力とかじゃなくて。

(サンキュータツオ)中火。

(マキタスポーツ)そうそう。中火。でね、やって。飴色ぐらいになるまでやって。で、同時に他の野菜はミキサーにかけてしまうんですよ。

(プチ鹿島)あら?そういう感じ?

(サンキュータツオ)いま、俺そのマキタさんの真剣な顔を見てさ、俺、いまなにを聞いてるんだろう?って・・・

(プチ鹿島)でも、俺も一時期さ、家にミキサーなかったから、すりおろして。それで、要は汁で。汁重視。

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(プチ鹿島)機動力カレーを作ったわけ。

(サンキュータツオ)機動力カレー?

(マキタスポーツ)(笑)。スーパーカーカレー。

(サンキュータツオ)それ、横浜じゃん。大洋じゃん。

(プチ鹿島)スーパーカーカレーを(笑)。近藤カレーを(笑)。

(マキタスポーツ)近藤カレー(笑)。

(サンキュータツオ)屋敷カレー見たいな。いいなー。

(マキタスポーツ)で、俺はぜんぜんそんな・・・ものすごい時間がかかるんですよ。だからね、それは。で、そういう状態で、ペースト状にしたもので、俺もまったくそうなんですよ。水は極力使わない。で、野菜の水分とかだけでやるわけです。で、ホールトマトを使い・・・で、カレー粉も市販のカレー粉とかをちゃんと使うんです。カレー粉っていうか、カレーのルウをちゃんと使うんです。

(プチ鹿島)ルウをね。

(マキタスポーツ)で、最後に自分の調合したスパイスをかけて出来上がりというやつを・・・

(プチ鹿島)自分の調合したスパイスっていうのがいいねー。俺、そこまでは。

(サンキュータツオ)えっ、スパイスって最後にかけるもんなの?

(マキタスポーツ)そうです。いや、俺の場合はそういう風にしたの。仕上げとして、そういう風に。

(サンキュータツオ)ああ、へー!

(マキタスポーツ)で、これね、日本のカレーって、一晩寝かせた方が美味しくなるっていうじゃないですか。それは、煮物の理論なんですよ。煮物って、一回冷ますと美味しくなるって知ってます?

(サンキュータツオ)あ、知らない。それは、でも科学的に証明されてるんだ。

(マキタスポーツ)それはなぜ美味しくなるのか?っていうと、なぜ美味しく感じるのか?っていうと、冷ました方が浸透圧があって、染みこむんですよ。味が。

(サンキュータツオ)なるほど、なるほど。

(マキタスポーツ)だから、中に具材とかに染み込みやすいから、1回冷ませてくださいっていうのはこれは、日本の食の、たとえば煮物の定石なんですよ。

(サンキュータツオ)マキタさん、いつになく真剣ですね(笑)。

(マキタスポーツ)そうですよ!

(プチ鹿島)日本の御膳とか、そうだもんね。冷めても美味しい感じじゃないですか。

(サンキュータツオ)うん。

(マキタスポーツ)だから、これを応用しているのが日本のカレーの理屈なんですけど。俺が作っているカレーは、いま話していてお気づきになった点、ありませんか?

(サンキュータツオ)わかんない・・・

(マキタスポーツ)あなたから言ったら、ぜんぜん足りない物がものいですか?

(サンキュータツオ)じゃがいも?

(マキタスポーツ)そう。じゃがいも入れてないんですよ。僕は。足し算のカレーには。

(サンキュータツオ)なんで?スターじゃん。じゃがいも。

(マキタスポーツ)じゃがいもは、僕は言ったじゃないですか。インドのカレーに近づいていこうって時に、別にじゃがいもは必要ないんですよ。

(プチ鹿島)いらないんだね。

(サンキュータツオ)じゃがいも、もうちょっと優しくしようよ。日本のカレーの。

(マキタスポーツ)あるいは、どうしてもじゃがいもがほしい場合は、PKさんが言ったみたいに、別茹でです。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)ほら見ろ。

(マキタスポーツ)(笑)

(プチ鹿島)ほら見ろ。

(サンキュータツオ)なに、このカレーセミナー?なんかおじさんたちの圧が強すぎて・・・

(マキタスポーツ)バカモン!

(プチ鹿島)(笑)

(サンキュータツオ)なんで俺、叱られてんのか・・・バカにされて。すごい嫌なんだけど。なんなの、これ?

(プチ鹿島)最初からじゃがいも炒めて・・・デート感がないよね。

(マキタスポーツ)デートでもないんですよ。じゃがいもは別茹でにしたり。じゃがいも、だって俺は夏とか暑い時にカレーを食べたがるんですよ。僕は。

(プチ鹿島)そう。そう。そう。

(サンキュータツオ)知らねーよ!

(プチ鹿島)マキタさん、4年ぐらい前の名言、覚えている?『じゃがいもは足が早い』。

(サンキュータツオ)(爆笑)

(マキタスポーツ)これは間違いない。夏場はカレーにじゃがいもは入れないでください!足が早いんですよ。

(プチ鹿島)そう。さだまさしの歌にもあるんです。入れないでください。じゃがいもは入れないでください。

(サンキュータツオ)ないよ。歌ってないよ(笑)。

(マキタスポーツ)(笑)。いや、本当そうなんです。だから・・・

(サンキュータツオ)じゃがいも、そうなんだ。

(マキタスポーツ)丹精に作ったカレーに、じゃがいもをうっかり夏場入れておいたことによって、ね。冷蔵保存してても、もう足が早いんです。ダメなんですよ。だから、別にしておく。

(サンキュータツオ)なるほど!

(プチ鹿島)あの、泣いて馬謖を斬る的なね。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)そうそうそう。いいこと言うなー。

(プチ鹿島)だからこそ、じゃがいもを入れないっていう。

(マキタスポーツ)入れないんですよ。

(サンキュータツオ)いや、よかった。じゃがいもがちょっと馬謖くらい評価されているっていうので、安心しました。

(マキタスポーツ)いやいや、本当。本当、だから。

(サンキュータツオ)馬謖、なかなかいい武将ですから。

(マキタスポーツ)そうなんです。もう、論語ですよ。

(サンキュータツオ)ありがとうございます。はい。まあ、論語ではないですけど。

(マキタスポーツ)論語ではないです(笑)。

(プチ鹿島)(笑)

(サンキュータツオ)はい。ありがとうございます。

(マキタスポーツ)ね。それ的なものですよ。カレーからはね、そういうことをね、知るんですよ。

(プチ鹿島)いや、だからほら、家カレー。特に自分で作るカレーなんて、やっぱりこう、ハマッちゃう時はさ、なんでも入れてやろうみたいなね。なんでも見てやろうじゃないですけど。

(サンキュータツオ)足し算なんだ。

(プチ鹿島)俺、いまでも覚えてますけど。モロヘイヤをね、まあ、出だしの時ですよ。学生の頃ですから。売っていて。西友で。で、『なんだ、これ?』って。そしたら、『野菜の王様だ』みたいなポップがあるわけですよ。食べたこと、ないんですよ。で、買って、カレーに入れたら、もう全滅でしたね。

(マキタスポーツ)(笑)

(サンキュータツオ)ああ、そうなんだ!

(プチ鹿島)だって、もうネバネバしちゃってさ。色も変わっちゃってさ。あれはカレー1回分、損したなー!と思いましたよ。学生の時なんかほら、鍋でさ、作りおきして。それこそ、冷蔵庫に入れて。無精ですから。で、次の日も食える。なんだったら、その次の日も食えるぐらいの量を作って。ね?自分にとって楽なんですよ。それが、モロヘイヤ入れたことによって、もう全滅になっちゃって。

(サンキュータツオ)俺、なんで2人に比べてこんなカレー偏差値低いのか?って思ったら、実家だからだ。

(プチ鹿島)そういうことです。一人暮らしをしていない。

(サンキュータツオ)だから一人暮らしの人が、割と安価で日持ちがよくて、冷凍できて、お米さえあれば食べられる。それが、カレーなわけだ。

(マキタスポーツ)あと、もうひとつ言うと、料理をしている時の楽しみというか、ちょっとしたトランス状態が作れるんですよ。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)そうです。あの、チャレンジ精神っていうかね。

(サンキュータツオ)トランス!?カレートランス、あんの!?

(マキタスポーツ)あるんですよ。

(プチ鹿島)カレー平等ですよ。年収、関係ないですから。

(サンキュータツオ)カレー平等ですから(笑)。言ってること、2人とも違うんですけど?

(プチ鹿島)だって、カレー平等なんですよ。

(サンキュータツオ)共鳴だけすんの、やめてもらえます?

(プチ鹿島)いろんなチャレンジ精神だけで、ちょっとしたね、野菜とかで。平等ですもん。家カレーは平等ですよ。。

(サンキュータツオ)カレーは平等。トランス。歌みたいな。

(マキタスポーツ)そう。だからその、音楽は平等っていうことを彼は言おうとしている。

(サンキュータツオ)彼は(笑)。

(プチ鹿島)年収、関係ないです。

(マキタスポーツ)そうそう。

(サンキュータツオ)カレーは歌なんすね。もうね。

(マキタスポーツ)カレーDJっていうこともありますよ。

(プチ鹿島)(爆笑)

(サンキュータツオ)カレーDJ!?初めて聞いた。

(マキタスポーツ)だから、カレーを自分が作ったものとか、振る舞うわけですよ。どうだい?ってことで。で、みんながもう・・・

(サンキュータツオ)美味しい!なんて。

(マキタスポーツ)美味しい!なんて言ったらもう、俺はゴキゲンでカレーをこう・・・本当に文字通りお皿を回すというか、振る舞うようにしてね。曲を流すようにして、フロアをアゲるわけですよ。

(サンキュータツオ)DJだ(笑)。

(マキタスポーツ)ただね、僕ね、やっぱりね、それをやりすぎた結果、ある時から、『何やってるんだろう?』ってすごく思い始めて。

(サンキュータツオ)(爆笑)

(プチ鹿島)気づいちゃった?

(マキタスポーツ)そう。

(サンキュータツオ)そうか。だからそれが足し算カレーの終焉を迎えるわけですね。

(プチ鹿島)そう。だからカレースランプっていうのは、かならず陥るんだね。

(サンキュータツオ)カレースランプ(笑)。

(プチ鹿島)俺、もうちょっといいわ。しばらくカレーはっていう。

(マキタスポーツ)そうなの。そうなの。

(プチ鹿島)だったら1回外食で、500円だかのカレーでつなげばいいやって。レトルトとかね。

(マキタスポーツ)俺、1回海の家に、そんなもう、俺が足し算カレーの、もうすごい時期に。

(サンキュータツオ)全盛期。

(マキタスポーツ)そう。海の家に行って。カレーを・・・急に海の家のカレーって食べたくなるじゃん?

(サンキュータツオ)あります。あります。限りなく学校給食に近いカレー。

(プチ鹿島)ああ、海の家に行って。なるほど。

(マキタスポーツ)で、カレーを食べたの。これはね、いまでも思うんだけど。カレーが不味いってことを初めて体験したの。

(鹿島・タツオ)(爆笑)

(マキタスポーツ)カレー、不味い!と思って。カレーを不味くするなんてことは、まずできないだろうとかって思ったんですけど。

(サンキュータツオ)大学の学食とかでもね、ありますけど。たまに。

(マキタスポーツ)で、黄色い。ご飯にかかっている。そして、ルウ的な質感がある。で、野菜が玉ねぎとニンジンとじゃがいもと。で、お肉もちょっとのっていて。たしかにカレーなんだよ。でも、カレー味の何かであって、カレーライスじゃねーんだよ。不味いんだよ。何だ、これは?とかって思ったんだよ。で、もうね、俺、たまらず笑いがこみ上げて来て。カレーって幅広いな!とかって思ったの。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)うん、うん、うん。許したんだね。許しカレーですね。

(マキタスポーツ)そう。

(サンキュータツオ)許しカレー(笑)。

(マキタスポーツ)それでも、なんとなく海とかの景色とか、その全体の雰囲気にやられて、それ食っちゃって。

(サンキュータツオ)悟りだね。

(マキタスポーツ)だから、いままで自分がなんかすごい丹精を込めて足し算でやろうとしていたカレーとかも、バカバカしくなってきて。で、よし、原点に立ち返って自分がいちばん・・・なんていうかな?俺、バカだったと。自分のわがままで、自分のアーティスト性を爆発させすぎていて。

(サンキュータツオ)やりたいことをやっちゃっていたと。

(マキタスポーツ)そう。そうじゃなくて、皆さんのお口に合うカレーって本当、何なんだろうな?っつったら・・・

(サンキュータツオ)それ、素人ですよね?プロじゃなくて。

(マキタスポーツ)そうです。

(サンキュータツオ)素人で、やっぱその領域に行っていたの?

(マキタスポーツ)行きましたね。で・・・

(プチ鹿島)で?いま、すごい大事なことを言いかけたよ。

(マキタスポーツ)最大公約数っていうのは何なのか?っていうことを・・・

(サンキュータツオ)カレーのね。

(マキタスポーツ)そうそう。ということで考えた時に、やっぱり僕、じゃがいもだと。

(サンキュータツオ)ほら!やっぱりじゃがいもでしょ?じゃがいもだよ!

(マキタスポーツ)日本のカレーにはやっぱりじゃがいもっていうのは・・・その、僕、じゃがいもって、モサモサモサモサして、あんまり好きじゃなかったんですけど。

(サンキュータツオ)なるほど。パンに近い食べ物。

(マキタスポーツ)そうそう。あれはパンなんですよ。

(サンキュータツオ)パンなんだ。じゃがいもは。

(マキタスポーツ)でね、でも、あんなに、パンはいい出汁は出ないけど、じゃがいもってすごくいい出汁が出るんです。あのお出汁がやっぱり必要だなっていうことに、僕はようやく、おくらばせながら気がついたんです。90年代でしたけど。

(サンキュータツオ)90年代に(笑)。じゃがいもの良さに気づいた。馬謖復活(笑)。

(マキタスポーツ)そう。90年代です。はい。95年以降でした。僕は。気がついたの。

(サンキュータツオ)知らねーよ(笑)。

(マキタスポーツ)で、ようやく僕は、お家カレーって何だったんだろうな?って考えて。そこからも、試行錯誤したんですよ。まだ、自分のやり方っていうのが・・・炒める時に玉ねぎもすごく飴色になるまでやってみようとかってしてたんですけど。そうじゃなくても大丈夫だな、とかって言って。

(プチ鹿島)でもこれ、すごく僕、大事なことを言ってると思うんですよ。やっぱり基本を突き詰めたからこそ、引き算を知るってことで。鈴木みのるも同じことを言ってますから。

(マキタ・タツオ)(笑)

(プチ鹿島)あの、足し算のプロレスじゃなくて、自分は引き算だと。みんないま、技をどんどん詰め込みすぎて。そうじゃなくて、どんどん排除していって、それで残るもの、成立するものを自分はやっていると。

(サンキュータツオ)わかります。だから、マキタさんが言ってるのはもう、落語で言えば柳屋っていうことですよね。もういろんな入れごとして、ギャグとか言って、応酬で笑わすんじゃなくて。もう昔からの形だけで笑わせてみる。それが本物の腕じゃい!ってことですよね?

(プチ鹿島)でも、それって最初からそこに行き着くよりは、徹底的に掘った。だからこそ、戻ってくるわけでしょ?それ、すげーわかるわ。

(サンキュータツオ)五代目小さんじゃないすか。小さんカレーですよ、それ。

(マキタスポーツ)小さんカレーなんだ。

(サンキュータツオ)小さんカレーですよ。鈴木みのるカレーですよ。

(プチ鹿島)鈴木みのるカレー。芸術カレーですよね。

(サンキュータツオ)で、引き算のカレーっていうのは、どういう極地にたどり着いたの?

(マキタスポーツ)俺、もう結局、ええとね、玉ねぎと、ニンジンと。で、まあ鳥肉でも豚肉でもなんでもいいです。これはもうお好みなんですけど。肉と。あと、野菜ジュース。

(サンキュータツオ)野菜ジュース!?

(マキタスポーツ)はい。野菜ジュースでちょっと味を整える。

(サンキュータツオ)そっか。昔はミキサーでやっていたけども。

(マキタスポーツ)そうそうそう。野菜ジュースとかでいいです。あとは、お水を分けて、段階的に増やしていくっていうね。

(サンキュータツオ)あ、昔は使ってなかったけれども、ちょっとずつ。

(マキタスポーツ)お水を段階的に分けて増やしていく。

(サンキュータツオ)その、カレーの初期段階における水の役割っていうのは何なんですか?マキタさんの中で。

(マキタスポーツ)あのね、だんだんペースト状にしていって、なじませていくっていうのかな?

(サンキュータツオ)あー。

(マキタスポーツ)で、炒めてるだけだと、ちょっと時間がかかっちゃうのが、煮物としてだんだん形を整えていくということで。で、崩れさせるんですよね。で、じゃがいもはいちばん最後です。玉ねぎ、ニンジン。で、ニンジンはできるだけ細かく切る。

(サンキュータツオ)細かいって言っても、みじん切りまでじゃない?

(マキタスポーツ)いや、なんだったらすりおろすとか。ペーストとかにしてもいいです。

(サンキュータツオ)ええっ!?へー!

(マキタスポーツ)ニンジンもお出汁としてすごく重要なんですよ。

(サンキュータツオ)ニンジンの出汁。うん。

(マキタスポーツ)で、基本はじゃがいも・・・

(サンキュータツオ)話、なげーな!この人(笑)。

(マキタスポーツ)玉ねぎ、ニンジン、じゃがいも、お肉。順番的に言うと、ニンジンの後にお肉炒めて。で、じゃがいも。

(サンキュータツオ)じゃがいも。最後、じゃがいも。

(プチ鹿島)あの、よく言われる俗説というかね。あの、隠し味ジャパンってあるじゃないですか?あれ、どこまでなにを試したことあります?たとえば、人によってはね板チョコとか。

(サンキュータツオ)そう、チョコレート。よく言うよね。

(プチ鹿島)僕はコーヒーも。でも・・・

(サンキュータツオ)ヨーグルトとか。

(プチ鹿島)あ、ヨーグルトね!

(マキタスポーツ)ココアパウダー。

(サンキュータツオ)ココアパウダー?実際、効きます?

(マキタスポーツ)いや、あれはもうちょっとでも配分を間違えたら、えらいことになります。

(プチ鹿島)えらいことに。ヨーグルトもちょっと、あれですよね。配分。ヨーグルトも俺、凝っていた時あるよ。

(サンキュータツオ)へー。

(マキタスポーツ)ヨーグルトも使ってました。僕も。

(サンキュータツオ)どんくらい入れればいいのか、わかんないのよね。だから、俺。

(プチ鹿島)入れすぎて酸っぱくなった時、あるよ。

(マキタスポーツ)そうそうそう。入れすぎると酸っぱくなっちゃうんですよ。あれは。
(プチ鹿島)で、しかもトマトとかも入っちゃってるから。

(マキタスポーツ)そうそうそう。余計酸味がね、増しちゃう。

(サンキュータツオ)ああ、そういうことか。

(マキタスポーツ)で、もっと、じゃがいもだけは僕は別に煮て。

(サンキュータツオ)あ、でもやっぱり別なんだ。なんか、有名なカレー屋さんになるとさ、じゃがいもはじゃがいもだけで茹でたやつを別で持ってきて。

(プチ鹿島)きますよね。小皿に盛ってね。じゃがバター的な。

(マキタスポーツ)ああいうことです。

(サンキュータツオ)ああいうことなんだ。

(マキタスポーツ)ああいうこととかを、調子に乗っている時なんかはやったりします。

(サンキュータツオ)じゃがいもは電子レンジであっためちゃダメ?

(マキタスポーツ)電子レンジでも別にいいですよ。

(サンキュータツオ)あ、いいんだ。あ、よかったよかった。

(マキタスポーツ)やってもいいですよ。ぜんぜん。やりなさい。

(サンキュータツオ)いいでしょう、もらいました。ありがとうございます。

(マキタスポーツ)ぜんぜんいいと思います。で、あとね、僕はね、具の基本的なやつは、お肉とペースト状になったやつで。ルウで。お肉とそれだけでいいと思ってるんです。で、できることなら、じゃがいもとかもあってほしいから。じゃがいもは、まあお好みなんですけど。

(サンキュータツオ)そっか。だからもう限りなく業務用に近づいてますよね。

(マキタスポーツ)だけど、引き算ですよ。他のもの、俺、あんまり入れてないもん。で、ルウは2種類。

(サンキュータツオ)2種類?

(プチ鹿島)あの、市販のルウなんだけど、2種類。

(マキタスポーツ)そうそう。

(サンキュータツオ)中辛と辛みたいな?

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(プチ鹿島)あと、メーカーが違うとか。

(マキタスポーツ)メーカーが違うと、やっぱり味が違うから。ちょっと。

(サンキュータツオ)それ、やっぱり利きカレーやったんだ。このメーカーのがいいみたいなの、あるんだね。マキタさんの中では。へー。それ、カレーは子どもに伝授してる?

(マキタスポーツ)まだ伝授してないです。お嫁に行く前には教えますけど。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)相当な伝授だね。武器になりますよ。

(マキタスポーツ)だって僕、たどり着いたんだもん。カレーには。その、なんていうか、ある程度のことをしたんで。

(サンキュータツオ)なるほどね。

(マキタスポーツ)タツオには、もう、ちゃんと引き算カレーを教えてあげたい。

(サンキュータツオ)野菜ジュースっていうのはどれぐらい入れるもんなの?

(マキタスポーツ)これも自分でたしかめてください。自分で。好みがあるんですよ。

(サンキュータツオ)自分でたしかめるの!?

(プチ鹿島)水のかわりですから。

(サンキュータツオ)水のかわり?だってさっきちょっとずつって・・・

(プチ鹿島)いや、だから僕も野菜ジュース入れますけど。だからその、缶じゃなくて、ボトルで買ってきてくださいよ。

(サンキュータツオ)ええーっ!?

(マキタスポーツ)そうだよ。1リットルのやつだよ。

(サンキュータツオ)嘘!?

(プチ鹿島)水のかわりですから。調節できないじゃないですか。缶なんてすぐ終わっちゃうから。

(サンキュータツオ)えっ?ちょっと待って。ちょっと待って。

(プチ鹿島)トマトジュースでもいいです。

(サンキュータツオ)料理苦手なのは、あの、何人分のやつをどれぐらい入れればいいのか、わかんないのよね。その・・・

(マキタスポーツ)まあ、4・5人前でいいと思いますよ。

(サンキュータツオ)4・5人前でどれぐらいの鍋の大きさに、どれぐらいの水を入れるとか、あんまりわかんないんですよ。

(プチ鹿島)えっ、そんなの目分量。だいたい。

(マキタスポーツ)だからそれは、目分量でするためにも、水はちょこっとずつ入れていくんですよ。で、隠し味とは言わず、野菜ジュースは・・・

(サンキュータツオ)いつ?どのタイミング?

(マキタスポーツ)だから水とかを入れて、だんだんかさを増やしていくじゃないですか。その最後に入れます。

(サンキュータツオ)へー。あ、ルウを入れる前に。

(マキタスポーツ)ルウを入れる前です。で、コトコト煮込むんですよ。で、最後、ルウを入れます。2種類。

(サンキュータツオ)すごいこだわりようだな(笑)。

(プチ鹿島)いや、だから俺、本当にさっき、二日目のカレーって言ってましたけど。俺、意外とできたてのカレーも好きなんですよねー。

(マキタスポーツ)好きですよ。

(プチ鹿島)キャンプカレーっていうんですか?

(マキタスポーツ)尖っているやつ。

(プチ鹿島)サラサラの。うん。

(マキタスポーツ)サラサラでいい感じですよ。うん。

(サンキュータツオ)やっぱ尖っているっていうんだ。

(マキタスポーツ)尖っている。

(プチ鹿島)業界用語、出ちゃったけど。家カレー業界用語出ちゃったけど。

(サンキュータツオ)作りたてのカレーを、尖っている。

<書き起こしおわり>

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