プチ鹿島さんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の中で、知り合いから聞いた、某人気プロレスラーが牛丼屋で見せたある自意識の話をしていました。
(プチ鹿島)エビフライの話に戻っていいですか?自意識の話。これ、最近聞いた話なんですけど。ある人気プロレスラーが牛丼屋さんにフラーッと入ってきたんですって。で、その話を聞いた人がたまたま。昔の話ですよ。牛丼屋でバイトをしていて。『あっ!○○だ!』って思ったんですね。そして、『何をたのむのかな?やっぱり・・・』って行ったら、『並』って。
(マキタスポーツ)うん。
(プチ鹿島)『ええーっ?こんな人気プロレスラー、デカい体して並ってなんだよ!』ってすごくテンション、下がったんですって。バイトしながら。
(サンキュータツオ)うんうん。
(プチ鹿島)そしたら、その気配を感じたのか、並を食い終わった後、特盛りを・・・
(マキタスポーツ)(笑)
(サンキュータツオ)ええーっ!?
(プチ鹿島)あれ、だからやっぱりエビフライ現象なんですよ。
(サンキュータツオ)背負ったんですね。
エビフライ現象
(プチ鹿島)エビフライ現象です。食べちゃった。その気配を感じたんだよね。『あ、俺バレちゃった。並、食べてる』って。エビフライ現象です。
(マキタスポーツ)かわいらしい。人のそういう自意識エピソード、かわいらしいわ。
(プチ鹿島)ねえ。佐々木健介の話ですけど。
(マキタスポーツ)(爆笑)。
<書き起こしおわり>
ちなみに『エビフライ現象』とは以下の様なものです。(このトークの前に話していました)
(マキタスポーツ)俺なんかもさ、たとえば一緒に弁当を食べたりとかする時にね、本当は俺、エビフライをいちばん最後に食べたいんですけど。エビフライをいちばん最後に食べると、好きなものを後にして食べる人なのか?っていうことを思われたくないから、俺は本意じゃないけど、エビを食べちゃったよ・・・みたいなことがあるんですよ。
(サンキュータツオ)(笑)。わかるわー!すげーわかる!
(マキタスポーツ)誰が見てるわけじゃねーじゃねえかよ!毎回、自分で自分のことを俺、引っ叩きますよ。
(サンキュータツオ)あるよ、それ。すごいあるよ。
(マキタスポーツ)俺、この前もあった。しょうが焼きを俺は最後、一口分のご飯とね、しょうが焼きをね、俺は包んで食べたかったのよ。だけど、その包むっていう行為と、しょうが焼きをそこまで。あと、ご飯とかのこととかも、もう全部バレたくない!とかって思って。俺はもうしょうが焼きを何気なく・・・
(プチ鹿島)無頼派のようにね。無頼焼き。
(サンキュータツオ)たまたまそうだったんだよ的な。
(マキタスポーツ)そうそうそう。そういうことの無計画さ的な。俺がね。ただ俺、ものすごい計画的だから。お弁当に関しては。ものすごいやり繰りしてるから。俺は。
(サンキュータツオ)(笑)。そうですよね。
(マキタスポーツ)そう。だからそれを。誰に見られているわけでもないのに。
(サンキュータツオ)自意識、邪魔してますねー!
(マキタスポーツ)うん。
<書き起こしおわり>