相席スタート山添さんが2026年7月7日放送のラジオ大阪『サクラバシ919』の中で『水曜日のダウンタウン』のぼくらのバリケード戦争についてトーク。はっしーはっぴーさんとみなみかわさんの姿を見て考えたことを語っていました。
(山添寛)ということで、今週はしたい話があってさ。『水曜日のダウンタウン』よ。見た? めっちゃおもろかったな、はっしーはっぴー。はっしーはっぴー、面白かったなー! みなみかわさんとみちおさんも最高やったわ、マジで。まあ、どういう内容かと言いますと、ぼくらのバリケード戦争やったっけ?っていう企画で。よくみんな、ちっちゃい頃さ、男子なんかは特に覚えてると思いますけども。秘密基地みたいなのをね、みんなで作ったりなんかして。休みの時とかにね、集まって。木の枝でね、なんかちょっと家っぽくして、みんなのたまり場にするみたいな遊びをしたことがある人もおると思うんですけども。
まあ、それの延長で実際に大人たちだけで2チームに分かれて。軍資金としてね、30万ずつある中で本気の……そもそもまず空きマンションみたいな。なんかね、廃墟があって。そこが全面協力してくれて「どうやってくれてもいいよ」っていう許可のもと、同じ形の二部屋が建物の中にね、角と角であって。そこを2チームが陣取っていてね。
で、お互いにその相手の陣地に侵入して隠されてる白い旗をどっちが先に取れるか?っていうゲーム。で、この軍資金30万の中でバリケードを作りまくって、基地っぽくして。で、大事なこの旗を好きなところに隠して。それでどっちのチームが勝つか?っていう企画やったんですけど。その中でね、まあ吉本チームと非吉本チームの2チームに分かれていて。この非吉本チームにわらふぢなるおのなるおさん、みなみかわさん、トム・ブラウンみちおさん、はっしーはっぴー、あともう1人、誰やったっけな? ええと、麻婆や。あとあかつさんもいるわ。せやせや。その6人がいて。
で、このはっしーはっぴーが今、なんか車生活をしてて。DIYなんかも自分でやって、キャンピングカーっぽくしながら生活してるっていうのを聞いてるから、もうすごく頼りがいがあるみたいな。で、結構こう、何て言うんですかね? みんなを先導する形なんかもありつつで。ただ、そのはっしーはっぴーは結構ね、ミスなんかがいろいろあって。でもその度に「うん?」って。みんな、はっしーはっぴーより先輩やねん。で、その先輩たち……特にみなみかわさんが「えっ、ちょっと言ってたことと違くない?」とか「なんかさっきの、ミスってない?」みたいなことを言った時、はっしーはっぴーがちょっと逆ギレしながら「ああ、まあまあ一旦、ちょっと今はやめましょう」とか。逆にみなみかわさんをいなす感じとかがあって。で、みなみかわさんはよりフラストレーションが溜まるみたいな。
で、はっしーはっぴーによる結構大きなミスとかも見つかったりして。で、みなみかわさんが「はっしーはっぴー、これ、お前じゃないの? これは良くないやん。なあ?」って言ったら「なるほどね……」とか言って。「ああ、『なるほどね』は良くないかもな。先輩に対して」「ああ、OKです。OKです」「ああ、『OKです』って言ってほしくないかな? 返事で『OKです』はちょっと言ってほしくないかー」ってみなみかわさんが言って。っていうようなやりとりがすごい面白いんですよ。
で、これがね、みなみかわさんが一番……まあそのグループでってなると、ちょっとわからないんですけども。そのみなみかわさんとはっしーはっぴーの間の期でトム・ブラウンのみちおさんがおって。それで「中間管理職の気持ちがわかりました。まさか、僕がこんな気持ちになると思わなくて……」みたいなことをみちおさん、言ってはって。で、みなみかわさんははっしーはっぴーに怒ってるみたいな。
で、はっしーはっぴーは「今、そんな話で時間を使わんでいいじゃないですか」みたいな気持ちも隠しながら「まあ一旦、落ち着きましょう」とかって言うみたいな。そんな人間模様がむちゃくちゃ色濃く出てんのよ。
(スタッフ)「士気が下がる」みたいなことをずっと言ってましたよね。
(山添寛)ああ、みなみかわさんが注意すると「チームの士気が下がるんで」みたいな。「いやいや、ちょっと誰が言うてんねん? お前がミスるからやろ? 先輩に対してその口の利き方、ちゃうやん?」みたいな気持ちがみなみかわさんにはあるみたいなのがあって。その揉めてる様子がね、すごい面白いんですよ。
なんて言うやろう? この若い世代にあんまり強く言えへん上司と、でもちゃんと腹は立っている上司。けど、部下からしたら「そこが気になったんですね。わかりました。でも今、そんなこと言ったって士気が下がるマイナスの方が大きいからやめましょうよ?」とか「そもそもそのミス自体、僕のミスじゃないんですよ」とかね、ちょっと他責な部分とかもあったりなんかして、みたいな。もうほんまにぶつかってる様子。で、その間にみちおさんが挟まれている。で、みちおさんは「みなみかわさんの気持ちはわかるけど、加勢したらはっしーはっぴーがかわいそう」とか、なんかそういう間でね、なんとかこうチームとして勝つことが大前提。最優先やから、そのためにみちおさんが「まあまあまあ……」のところに行く、みたいなところがもう心かき乱されて面白い回なんですよ。
で、それを見た後にね、みなみかわさんに会ってね。「もう最高でしたと。めっちゃおもろかったです。もう賞賛の嵐でしょう? だってみなみかわさんのこと、大好きになる回じゃないですか、あれ」って言ったら「いや、ゾエちゃん、そうでもないのよ……」ってみなみかわさんが言って。Xはもう本当、賞賛が多いんやって。だけどTikTokは……TikTokってもういっちょ、若い世代の子らがメインでやってはるやん? TikTokになると否が結構、Xに比べて出てきてんねんて。
(スタッフ)みなみかわさんが?
TikTokではみなみかわに対する否定的な意見も見られる
(山添寛)みなみかわさんがに対しての否。だから否定的な意見。その否定的な意見は……まず、そもそもXの方は「みなみかわが言ってくれて本当にすっきりした」とか「あの気持ち、わかるよ! あのモヤモヤ、わかるよ! ああいう若い奴、おるよな?」とかっていう人たちが「よくあのストレスをエンタメにしてくれた。ありがとう、みなみかわ!」みたいな賞賛の嵐。で、TikTokの方で見受けられる否の意見は「いや、みなみかわ、怒りすぎやろ?」とか「いや、そもそもそんなに怒ることか?」とか「だってそもそも、はっしーはっぴーの方、別に悪くないやん」まであるみたいな。ちょこちょこ。だからなんかいろんな意見があんねや、みたいなことを聞いて。「えっ、そうなんすか? 意外っすね」みたいなことを言っててさ。
でも俺が一番、あの回を見ていて、もちろんめっちゃ笑ってさ。「みなみかわさん、すごいな」と思ったのが、あれは人によっちゃエンタメの枠を超えてるぐらい怒っちゃいそうなのよ。で、俺やったらもっとキレてまうやろうし。そのキレた様子が前面に出てまうやろうし。みなみかわさんどころの否定的な意見じゃない……言ってもたぶん賞賛の意見の方が多いやろうから。俺ほんまに半々とか、下手したらもっと炎上するぐらいまでキレてまうかもしれんから。その、はっしーはっぴーには直接は言わんまでも「あかん! 非吉本の後輩やから手出してへんだけです、僕は今!」とか「あああーっ!」とか、たぶん言うてまうやろうし。「あいつなんやねん、マジでクソボケッ!」とか。
「はっしーはっぴー? 先輩におかしいわ。『なるほどな』ちゃうね。うん。『なるほどな』なんて先輩に言ってええわけないやんか。で、あのさ、お前1回さ、脳を通してからさ、しゃべらなあかんわ。お前、たぶん脊髄でさ、衝動的に返事してるからこっちムカついてまうねん。まずこっちがムカついてる時点で先輩やから『ムカつかせてたら、ごめんなさい』っていう気持ちを持ってもらいたいんやけど、お前はそれを持ってへん時点でまあたぶん……そこはもうええわ。なしにしてええわ。そこがわからへんだったら1回、話す前に『ふぅ……』って一呼吸、置いてから『どの言葉にしよう』って選んでみ? そうじゃないと俺らたぶんずっとムカつきっぱなしやから、たぶんこんな感じになってんねんーーーっ!」とかたぶん俺、言うてまう(笑)。
そんなことにならずにみなみかわさんはなんか「ああ、なるほどな。それは言ってほしくないなー」とか「それ、やめてほしいなー」って(笑)。やっぱりこの言い方で……でも、ほんまに怒っているのはたぶん、笑えへんねん。だからガーッて言われたら余計、こっちは冷めるし。でもほんまに腹立ってんねん、みなみかわさん。ほんまに腹立ってるけど、なんとかその「面白い」って思えるぐらいの怒り方に留めている。あそこがやっぱりみなみかわさんのすごいところやなって。
やっぱりこの言い方がかわいらしいやん。「それは聞きたくないなー」とか「そういう返事は、言ってほしくないなー」とかさ。この伝え方がみなみかわさんのすごいとこやなって思うところやったんですよ。それで言うとね、みなみかわさんって見た目、すごい怖いやん? 背もでかいし、体格も大きいしさ。で、顔も怖いやんか。やけど、怖すぎるように映らんテクニックが光ってたわけ。まあ、人間性なんかな? 人の良さでなのかわからへんけど。
そこが光ってたなっていうので。それをね、俺は山下ギャンブルゴリラにも思うねん。豪快キャプテンの。ギャンゴリもさ、漫才中めっちゃ怒るやん。1人でバーッ怒ってる時間とかもある。で、顔めっちゃ怖い。で、なんやったら相方のボケのべーやんよりも体格でかい人があんなにまくし立ててるのに、やっぱり笑えるってギャンゴリのこのかわいらしさやねん。で、かわいらしさがどこに出てるかって言ったら、みなみかわさんの「それは言ってほしくないわー」っていう言い方と一緒で。あのね、ワードがかわいいねん。
「それはちゃうよねー。あの、僕は言ってますよねー。あのね、君が言うからねー、それはちゃうのよって俺、言うてるよねー」って。この語尾の「ねー」がすごいマイルドにしてんねん。だからあんな怖い顔してて、顔真っ赤で怒ってても、なんかかわいらしくて笑える。ここがね、やっぱりギャンゴリにしてもそうやし、みなみかわさんにしてもそうやし、光ってたな。うん。
みなみかわ、山下ギャンブルゴリラの怖く見せないスキル
(山添寛)やっぱり俺、このラジオでもさ、なんかもうかわいらしくする努力、してないやん? 「二度とメール送ってくんな、ボケ!」とか言うやんか(笑)。本当にね、力のなさを痛感した。うん。「もう二度と聞くな、カス!」とかさ。そんなん、プロとして恥ずかしいわ。うん(笑)。本当にね、みなみかわさんとギャンゴリに教えてもらった夜でした。いや、気いつけなアカンわ。ほんまに。努力せなアカンよ。今なんかは特にさ、若い子が受け取った時に世代間ギャップで。まあ俺らぐらいの世代の人たちは何て言うの? もう1個下の世代の子に対する、何て言うの? たとえば返事してくれへんとかね。
とか、「この返事、俺らの世代が先輩にしてた返事とは違うな」っていうモヤモヤとかね、そういう共通するあるあるがあるから「わかるよ」って思いながら笑ってくれるベースがあるとして。でも、その言ったらTikTokで否定的な意見を書く若い子たちは俺が思っているフラストレーションの伝え方で伝わらず、シンプルに「はあ?」って思う世代なわけやから。そこはマジで気つけなあかんよな。うん。全部が全部、「これぐらいの方が一番ええ塩梅で伝わんねん」って思ってるもん。たぶん、俺。それ気配らなあかんわ、ほんま。
めっちゃおもろかったから、見て。うん。そうやな。だから若い子らは……「若い子ら」って一括りにするのもあれやけど。みなみかわさんに「あれ、キレすぎやろ」って言ってる子も存在すんねやもんな。うん。で、はっしーはっぴーもマジで逆ギレ……「逆」っていうのもおかしな話か。それはいろんな考え方あるからね。はっしーはっぴーもうほんまにみなみかわさんにムカつきながらキレてんねん。で、それもめっちゃおもろいねん。もう真っ向から対立してんねん(笑)。
俺がたまたまみなみかわさん寄りの考え方なだけであってね。だけど、そっちが俺は勝手に多いと思っちゃってるのもよくないし。だから……ほんまにだからこういう事例があった時に、若い子がどう思ったのかをまっすぐしゃべる場がほしいわ、俺。今。で、俺はこの件でこっちに感情移入して、こういう点でムカついた。で、若い子らの代表として、たとえば3、4人とか来てもらって。その同じVを見てどう思ったか? もし腹立つ要素があったとしたら、どの部分ですか? とかっていうののズレ方を知りたい。何でもええから。なんかそんなん知れる場、ないんかな? トークライブとか、やろうかな? うーん、これは知っておきたいわ。
じゃないと俺がさ、「これはイライラした話として、みんなが笑ってくれるぞ。今日、話すぞ!」の時に今まですくえてなかった若い子らにも同じだけ笑ってもらえたら一番嬉しいから。ちょっと、言ったらギャンゴリチャーミング、みなみかわチャーミングのエッセンスを自分流になんかまぶせるかもしれんからね。今のままやったらその、俺が取りこぼしてる若い子らがずっと笑えへんまま。「この老害はほんまに一つも面白くないよな。えっ、今の部分に何の需要があると思ってしゃべってんねや、このおっさんは? 怒りんぼだなー。この怒りんぼを毎週、聞きに来てるリスナーがおるんだ。よくわかんない番組だなー。ラジオ大阪なんだ。ラジオ大阪っていうところは、古いところなんだなー」って。もういろんなところに迷惑かけるかもしれん。「この番組についている作家は、注意してあげられないんだー。裸の王様なんだなー。この裸の王様にタクシー、呼んであげるんだ? タクシー代を出してあげるんだー。遠いところまで、出してあげるんだー。よくわからない世界だなー」ってなるんやろう? よくないな。ほんまな。
せめてこう、クスクスっとは来てもらわんとこれ、あかんわ。ちょっと自分を見直すきっかけになりました。まだ見てない方はぜひ、『水曜日のダウンタウン』。TVerで見れるうちに……たぶん、そうか。火曜、日をまたいだから今日のギリギリまでとかしか見れへんかもしれませんね。よかったら間に合ったら見てください。





あの『水曜日のダウンタウン』のバリケード企画で山添さん、ものすごくたくさんのことを考えたんですね。みなみかわさん、山下ギャンブルゴリラさんの自分を怖く見せすぎないためのスキルについて、そしてXとTikTokで意見がだいぶ違う件など、非常に興味深かったです!