安住紳一郎さんが2026年6月28日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で最近、若者の間で定着している生まれ年を西暦の下二桁で言う文化について話していました。
(安住紳一郎)東松山市の40代男性の方、ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)「友人の息子に10年ぶりに会った時の話なんですが、前に会ったのはまだ小学生。そんな彼が父親より背が高くなっており、声も太く低く、立派な大人の男性になっていました。深々と頭を下げ、『お久しぶりです』と所作もすっかり大人になった彼。私も声を弾ませ、『久しぶりだね。大きくなったな、いくつになったんだ?』と懐かしんでいたところ、彼の口から聞き慣れない言葉が聞こえました。今はイチキューです。もうすぐ二ーゼロ。ゼロロクなんで」「えっ、イチキュー? 二ーゼロ?」。突然発生した数字の羅列にフリーズしてしまった私。それを見て彼は察してくれたのか「ハタチです。2006年生まれなので」とやや面倒臭そうに解説をしてくれました。
「そうか。今はイチキュー(19歳)、もうすぐ二ーゼロ(20歳)。ゼロロク(2006年生まれ)……最近は年齢や生まれ年を何歳や何年とは言わず、二桁の数字をそれぞれ並べて表現するようなのです。私も負けじと『俺はヨンサン。今年でヨンヨンかな?』と言ってみたものの、溢れ出る恥ずかしさ。そして無理をして若者ぶる私の姿を見る周囲の冷めた眼差しを感じました。約10年ぶり。いや、イチゼロぶりに会った友人の息子の言動。私のジェネレーションギャップです。ニーロクももうすぐ下半期ですね」。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! ナイスファイト!(笑)。
(安住紳一郎)いいね。すぐ合わせるの、すごいね。
(中澤有美子)本当ですね(笑)。
19→イチキュー 20→二ーゼロ
(安住紳一郎)「俺もヨンサン(43歳)。今年ヨンヨン(44歳)かな」っていう。なんかこれ、話を聞くとやっぱり若い人、そうみたい。言うんですって。下二桁をね。たしかに。うん。まあ、たしかに「2006年生まれ」っていうとちょっと長ったらしい感じはするから。でも「ロク年生まれ」っていうとなんかね、変な感じになるから「ゼロロク」っていう感じ。いいですね。
(中澤有美子)いいですね。なんかまあまあみたいな、6割7割みたいな言い方もいるじゃないですか。「ロクナナ」とか「ナナロク」とか。
(安住紳一郎)ああ、そう。へー!
(中澤有美子)そうそう。いるらしいですよ。
(安住紳一郎)ああ、そうなの? ちょっともう少し、その話を……。
(中澤有美子)ごめんなさい。私もすごい曖昧で申し訳ないんですけど。
(安住紳一郎)ああ、曖昧スタートね。いいですよ。
(中澤有美子)そうそう、そんな感じで。「まあまあじゃない?」みたいな。アメリカ英語から来てるんですかね。
(安住紳一郎)あれ、なんだっけ? 78とかいうやつだっけ?
(中澤有美子)ああ、78か。はいはい。
(安住紳一郎)そうだよね。78だっけ? 「セブンエイト」だっけ? なんだっけね。あったよね。そうそう。「まあまあ」っていうね。バスケットボールかなんかの選手の背番号から……。ああ、シックスセブンか。67。違います?
(中澤有美子)そんな感じの言い回しです。「まあまあ」っていう。「So so」みたいな。はいはい。悪くないっていう。
(安住紳一郎)それでいいですか?
(中澤有美子)っていうことだった……そうです。ありがとうございます。なので、数字で言うのが流行ってるのかなと思ってます。
(安住紳一郎)そうね。なんかアメリカでは去年? 2年ぐらい前にその話したかな? なんかシックスセブンって意味がないけど、小学生たちが元気よく言うんでしょう? そうそう。それでなんか、大ウケらしいよね。それでなんか数学の授業とかが進まなくて。学校でシックスセブン禁止令が出たとかね、そういうことがありましたよ。話を聞きましたよ。
(中澤有美子)ああ、お詳しい。
(安住紳一郎)「まあまあだね」みたいな時に「シックスセブン」とか。誰かが「シックス」って言うと必ず「セブン!」って誰かが合いの手入れるっていうので。で、アメリカかなんかで生活している日本人のお母さんが息子さんを連れて日本に帰国した時に、大晦日。私の出ているレコード大賞を見てくれた時に息子が大爆笑してるから。「なんで大爆笑してるのか? こんな番組で笑うところあるの?」って聞いたら、第67回レコード大賞だったから大きくステージ上に「67」って書いてあるから「シックスセブン!」って大爆笑してたっていうので。「はー! そういう出会い頭のヒットもあるんだな」と思って。
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)で、レコード大賞の関係者に喜ばれるかなと思ってその話をしてみたんだけど、シーン……ってなっちゃって。たぶん俺の話の仕方があんまり上手じゃなかったんだろうと思うけど。
(中澤有美子)早すぎたんですかね?
(安住紳一郎)早すぎたというか、たぶん私の説明の仕方があんまり上手じゃなかったと思う。たぶん、きっと。久しぶりに失敗したなと思って。
(中澤有美子)面白いですけど(笑)。
(安住紳一郎)面白くないよ。今のほら、中澤さんのちょっとグダッた感じがあったから私の話が輝いて見えたけども。
(中澤有美子)ああ、よかった!(笑)。
(安住紳一郎)よかった。「よかった」じゃないよ。ちょっと、もう少し固めてくださいよ。危ない!
(中澤有美子)本当ですね(笑)。
(安住紳一郎)出口にたどり着かないかと思った、もう(笑)。
(中澤有美子)本当、すいません(笑)。
(安住紳一郎)いいですよ。いいです、いいです。ねえ。「最近、安住が中澤さんに対して当たりがきつい」ってね、結構指摘してくれる人いますけどもね。それ、間違いですからね。
(中澤有美子)そうですよ。
(安住紳一郎)そうですよ。「元々きつい」っていうよりも、「元々逆の当たりもものすごいきついけど、それが放送に乗ってないだけ」ですから。よろしくお願いします。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)で、もう一通来てますね。町田市のこの方は33歳の男性の方。ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)「おはようございます。皆さん、知っていますか? 最近の若い人のSNSプロフィールには05line(ゼロゴーライン)や08line(ゼロハチライン)などの表記があります。僕は何かの怪しい集団のランク分けなどの物騒なものかと思っていたのですが、恐る恐る職場の若い人に聞いてみたら、生まれ年の下二桁なんだそうです。なので05lineは2005年生まれということだそうです」。
ラインっていうのはアルファベットで普通に「line」って書いてあるんだけど。なので05lineっていうと2005年生まれっていうことを言うのかな? うーん、なんだろうね。Since2005みたいなことなのかな? 「僕の勘違いを話したら職場の人は笑っていました。そして『なら、僕は92lineだねと言いました』。するとその人は冷静に『ああ、大変失礼ですけども00lineより上、99から昔は恥ずかしいとされているので、あまり明言する文化はありません』と返され、意気消沈しました」。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 参加させてもらえない(笑)。
(安住紳一郎)参加させてもらえないんだ。あらー、こういう……。なるほどね。
(中澤有美子)そんなことが……(笑)。
2005年生まれは05line(ゼロゴーライン)
(安住紳一郎)すごいね。時代が進みすぎていて、もうついていけないっていうか、なんかもうちょっとした人権問題にもなってるけど(笑)。2000年生まれからは00line、01lineって書いていいんだけど、99から前は恥ずかしいとされてる。
(中澤有美子)っていうかもう「年上すぎて無理を感じちゃうから、やめなさい」ってことなんですかね。
(安住紳一郎)じゃなくて、なんか要はゼロから始まる感じがおしゃれなんじゃない? さすがに99とか……ねえ。この人も92年生まれだから92lineって書いたら「いや、ちょっと違うんですよね」みたいなこと言われちゃったっていうこと。あらー、知らないってのは怖いね。危ないね。張り切っちゃって私もね、「73line」みたいにさ、書いちゃったら「ええっ? 何のこと? なんか新しい単位かな?」なんて思っちゃうね。あらららららら。そうか。あんまりね、他の世代に合わせる必要はないけれど。でも、うん。
(中澤有美子)知っておいて、よかった。ありがとうございます。
(安住紳一郎)そうね。ただ、これでも99年生まれの人だってまだ結構、お若いでしょう?
(中澤有美子)惜しいね。あとちょっと……本当よ。
(安住紳一郎)「99からは恥ずかしいとされているので、あまり明言する文化がありません」って。文化なんて強い言葉を出されちゃったらもうね、たじろいじゃうね。へー! そうか。もう1周、回っちゃえばいいね。もうね、きっとね。1901年生まれみたいな人がさ。
(中澤有美子)なるほどね(笑)。
(安住紳一郎)「明治の後半ですけど」って言ってね。「01lineです」って。
(中澤有美子)そうですね。ああ、それは素敵ですね。
(安住紳一郎)面白いね。でも昔からね、そうだよね。なんか下二桁で「花のサンパチトリオ」とかね。相撲で北勝海、双羽黒、小錦、寺尾。「花のサンパチ組」とかね、言ったりしますよね。あらー、いろんなこと知っちゃった。
(中澤有美子)そうですね!
日本語のラップ曲を聞いているとよく出てくる表現なのでこれは理解していましたが「99からは恥ずかしいとされているので、あまり明言する文化がありません」というのは非常にキツいっすね(笑)。とても興味深いトークでした!