安住紳一郎 中村玉緒を追悼する

安住紳一郎 中村玉緒を追悼する 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2026年6月14日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で亡くなった中村玉緒さんを追悼していました。

(安住紳一郎)そして今週ですね、訃報が続きました。ガッツ石松さん、それから中村玉緒さんがお亡くなりになりました。中村玉緒さんは私も随分と番組でお世話になりましたし、実はこの『日曜天国』にも20年くらい前に一度、お越しいただいています。その時の録音、少し懐かしい部分もあると思いますがお聞きいただきたいと思います。

<音源スタート>

(安住紳一郎)続いては、ゲストでダバダ。お待たせいたしました。ゲスト、中村玉緒さんです。おはようございます。

(中村玉緒)おはようございます。もう大好きなのいただいて(笑)。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。それはスターバックスコーヒーのアイスキャラメルマキアート?

(中村玉緒)そうです。そのマキアートが好きで。

(安住紳一郎)そうですか。へー。

(中村玉緒)これをこう、やりながらパチンコするとよろしいよ(笑)。これを持って。

(安住紳一郎)赤坂界隈のパチンコ屋でよく目撃されてるんですよね。

(中村玉緒)目撃って、うん。普通に行ってますからね。

(安住紳一郎)そうですよね。最近はパチンコじゃなくてちょっと……。

(中村玉緒)スロットなんです(笑)。だから若い人が隣……両隣は若いのばっかりでございますから、パッパッパッと。

(安住紳一郎)大丈夫ですか? ちゃんとわかってやってるんですか?

(中村玉緒)わかってますよ、ちゃんと。ほんで、「ボーナス確定」と出るとですね、もうそこら中の人が押してくれるわけですよ。

(安住紳一郎)ああ、なるほど。

(中村玉緒)横から押せるんですよ。トントントンと。

(安住紳一郎)ああ、横の慣れてる若者たちが。

(中村玉緒)そうです。だから隣の方が出てるわ、押さんならんわでいや、忙しいですけどね。

(安住紳一郎)それ、自分ではボーナス確定のところの目押しは?

(中村玉緒)いや、いけるんだけども。早く行きたいから。私だと5分ぐらいかかるんです。

(安住紳一郎)なるほど。パチンコをする時間なんて、あるんですか?

(中村玉緒)私、スケジュールではね、パチンコも。

(安住紳一郎)ああ、スケジュールに入ってるんですか? あらかじめ。

(中村玉緒)入っています。私はもう「○月△日 パチンコ」って、スケジュールに入れて。

(安住紳一郎)それ、どれぐらい前から決めてるんですか?

(中村玉緒)もう3ヶ月ぐらい前から。今日はこれから北海道へ行きます。で、まず行くのがパチンコ。もうスケジュール入ってるから。

(安住紳一郎)ああ、スケジュールに入ってるんですか?

(中村玉緒)入ってます。

(安住紳一郎)じゃあ、もうそれは事務所マネージャー公認で?

(中村玉緒)公認で。大体、最低3時間、5時間。北海道はですね、12時までやっておりますので。

(安住紳一郎)ああ、営業時間がですね、夜12時まで。関東地方は大体11時ぐらいまでなんですけど。

(中村玉緒)びっちりと。

(安住紳一郎)ちなみに今日はどちらで打たれるんですか?

(中村玉緒)札幌です。

(安住紳一郎)札幌で。「時間にきっちりしてる」ということにつながってるのかもしれないんですけども。メモ魔なんですよね。メモ、大好きなんですよね。

(中村玉緒)私はいつも『夢みるユメ子さん』みたいに頭、空っぽにしとかないといかんからなのかもしれんけど。まあね、主人がね、きっかけなんですけどね、主人、よくパーティーなんかで「おいおい、明日、来い」とかね。で、「結婚するんですよ」「ああ、そう? じゃあ、行ってやるから」とか。もうそんなことがパーティーで「ちょっと、あなた、何日?」って。それから、なったんですよ。

(安住紳一郎)勝新太郎さん、たしかにそういうね、気っ風のいい方だから。

(中村玉緒)「明日、来い」とか。だからもうパーティーの時、楽しくなくなっちゃって。それを覚えているのに。ねえ。向こうはやっぱり喜びますがな。っていうのでメモ帳を持ち始めたのが初めてで。

(安住紳一郎)じゃあ、最初はもう秘書みたいな感じで?

(中村玉緒)みたいだったんですよ。だから今、私は財布の中がいつも100万円入ってるように見えるんでございますよ。それ、メモだらけなの。そこからお金が出てくる。ほんで、よくね、言われるわけ。「玉緒さん、電話一つもせえへん。電話するって言って……」「いや、まだ順番が……」「何の順番です?」って。その順番があるんですよ、メモの。

(安住紳一郎)メモの。へー!

(中村玉緒)いや、とにかく覚えてられないんです。頭の中で。不器用なんで。

(安住紳一郎)でも、メモしたことを忘れること、ないですか?

(中村玉緒)だから手帳にはじめ、書いたわけですよ。メモを。;手帳に書いたら「手帳を見る」というメモが必要なんです。

(安住紳一郎)フハハハハハハハハッ!

(中村玉緒)だからメモにしたのよ、私は。

(安住紳一郎)どうぞまた、赤坂のパチンコ屋で偶然お会いできる日を楽しみにしています。

(中村玉緒)はい、ありがとうございます(笑)。

(安住紳一郎)今日はどうもありがとうございました。中村玉緒さんでした。

<音源おわり>

(安住紳一郎)中村玉緒さんの元気な声でね、懐かしいなという感じがいたしますが。番組開始してすぐですね。2006年6月11日、ちょうど20年前ですね。ゲストでご出演してくださった時の録音を皆さんにもお聞きいただきました。もう説明不要だと思いますけどもね、中村玉緒さん。私とは『さんまのSUPERからくりテレビ』というバラエティ番組が日曜日に放送されていましたけれども。

『さんまのSUPERからくりテレビ』で共演

(安住紳一郎)玉緒さんが「玉緒が行く」というコーナーでいろいろな職業にチャレンジしたりですね。さんまさんとずっと色々、丁々発止のやりとりをその前の番組からやってらっしゃって。ということで番組の目玉でしたけども。そこに私も後年、加わるようになりまして。玉緒さんと一緒にロケに行ったり、あるいは年に一度『さんま・玉緒の夢スペシャル』という今もね、続いてますけれども。お正月の特番などでずっと一緒になって。

いつもね、当時なんて私、若くて駆け出しで。本当に何の者でもなかったんですけども。必ず玉緒さんの方から声をかけてくださって。また一緒にね、ついていた長良プロダクションのカンダさんっていうね、マネージャーが名物マネージャーで。カンダさんも随分前に亡くなってしまいましたけれども。カンダさんが本当にザ・芸能界という、なんか絵に描いたような芸能界のマネージャーさんで。スーツを着て、オールバックでね、身長が高くて。玉緒さんの楽屋の前で必ずカンダさんが立っていて。

そしてちょっと、なんていうんですかね? いわゆる芸能界らしい、少しちょっとなんか業界風な声のかけ方をしてくださったりして。そのカンダさんにまず挨拶をしてから、玉緒さんの楽屋に行ってっていう感じの一連の流れがね、本当に私の若い頃、随分と今の基礎になってるなとは思うんですけれども。「安住くんはもうね、なんか最近ほら、仕事忙しいから。全然挨拶なんか来てくれないんだよ」なんて、そういう業界のなんか、あえてからかう感じ? 

まあ、それは裏を返すと「頑張ってるね」っていうことなんだけれど。それで「やめてください、カンダさん」って言って。それで「(コンコン)玉緒さん、安住くんがね、挨拶来ましたよ。ねえ」なんて言って声かけてくれ。で、「どないされました?」って言ってね、奥からね。そしたら奥で玉緒さんが着物の着付けとかしながらね、ちょうど着物から見えるうなじの辺りにおしろいをこう、パタパタこうされていて。

で、振り返ることなく鏡越しにね、目を見てくれて。「頑張ってらっしゃいますな」なんて言って。すごくその時にかけてもらった言葉とかの数々はね、本当に嬉しいなっていう。本当にね、褒めてもらってという感じでしたが。『夢スペシャル』はたぶん3年くらい前から玉緒さん収録に参加してないんですけれどもね。たしかその年は手紙がスタジオに届いて、代読したような記憶がありますが。その後、手紙も届かなくなり、「体調がお悪いんだろうな」ということは想像していましたけれども。訃報が今週、届いたということですよね。

息子さんも先に亡くなりましたし。今、話に出ましたマネージャーさんも10年ぐらい前に……もっとかな? 12、3年くらい前に若くしてお亡くなりになって。大変、苦労が多かったと思います。ゆっくりとどうかお休みいただければと今は思います。安らかな眠りにつかれますよう、心からお祈りを申し上げます。

そしてガッツ石松さんもね、本当に楽しい方で。バラエティ番組、私も何度か一緒しましたけど。盛り上げていただきました。お話をすれば、とっても知的な人だっていうことがよくわかって。今、ガッツさんの出た録画とかを振り返るとね、本当によく今のご時世を言い当てていたな、みたいなことが数々ありましてね。私とっても改めて今回、ガッツさんの過去の映像を見て、びっくりしたことも多々あったんですけども。もっともっとね、たくさんいろんなお話、聞きたかったなという風に思います。心から本当に安らかな眠りにつかれますように、お祈りを申し上げたいと思います。

中村玉緒さんと安住さんのコンビ、よくテレビで拝見していました。長い間の関係性もあっただけに、安住さんもこの訃報はショックだったでしょうね。中村玉緒さん、ガッツ石松さん、ご冥福をお祈りいたします。

安住紳一郎の日曜天国 2026年6月14日

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