(塙宣之)だからずっとなんか、描いてましたもんね。空き時間も。だから割とそのちゃきちゃきの放送中もなんか癖になっちゃっていて。描き始めるとさ、描く癖がついちゃっててさ。たまに「うるせえな」と思う時、あったもん。こうやる癖がついちゃっていて。
(出水麻衣)シャシャシャシャッて。
(土屋伸之)リスナーの耳に行っていたのか……。
(塙宣之)俺、リスナーの耳にギリギリ届くんじゃないかなっていう、そういう時があったから。
(土屋伸之)そんなに?(笑)。
(塙宣之)あったあった。あったよ。
(土屋伸之)もうモチーフを記憶しなきゃいけないからね。美大受験ってそういうのをやるから。絵の試験って、今まで全く経験したことなかったけど。お題を出されて、その場で何も見ずに描かなきゃいけないから。
(出水麻衣)そうか、頭の中にそれを克明に覚えてないと再現できないんですね。
(土屋伸之)覚えてないといけない。それでどういうお題が出されるかわかんないからね。パッとこう、「匂いのする絵を描きなさい」とか急に言われても、それで出せるものが、ストックがないといけないから。やたらとこのモチーフを覚えるとかっていうのをずっとやってましたね。
(塙宣之)練習の仕方もよくわかんないしね。
(出水麻衣)だって数多ある対象物じゃないですか。だって普通に「ミッキー描いて」って言われても、あんなに何回も見てるのに変なミッキーにしかならないじゃないですか。
(土屋伸之)よく言うじゃない? 「ドラえもんを描いてみて」とかって。
(塙宣之)見ながらでもうまく描けないしな。
(土屋伸之)そうね、そういうのが……でもまあもう本当、周りはすごい人たちばっかりだから刺激になるし。これからちょっとね、絵が上手くなったらいいなと思って。
(出水麻衣)10代のお友達もできますしね。
(土屋伸之)そうですね。だから昨日、最初の授業があって。さっきもちょっと言ったけど本当に楽しみすぎてなのか、緊張しすぎてなのか、全然寝れなくて。で、朝一限からやってやってきましたけれども。とにかくちょっとラジオと漫才、これをやりながら通って。なんとか単位を取らないといけないから。
(塙宣之)大変だよ。忙しいんじゃない?
(土屋伸之)相当、たぶん大変だと思うけど。
(塙宣之)だって漫才のネタも書かなきゃいけないでしょう?
(土屋伸之)ネタは書いてないですけど。ネタはお願いします。
(塙宣之)ああ、じゃあ大したことないじゃん。全然大したことないよ?
(土屋伸之)そうです。全然大したことないです。
(塙宣之)全然暇だよ。
漫才、ラジオ、美大の授業で大忙し
(土屋伸之)暇です。暇です。だから1年間の目標……数字的な目標があって。漫才300本、ラジオ300回、単位30。これでトリプルスリーを目指してやっていこうと。トリプルスリー達成できたら……。
(塙宣之)漫才300本もできるかね?
(土屋伸之)一応、数えたら受験期間中も、むしろ増えてたぐらいだし。だから本数的にはいけるかなって。
(塙宣之)意外にそのぐらい、行けるのか。
(出水麻衣)まあラジオ300回はね、通常運行してたら行けそうですけどね。
(塙宣之)学校は朝とか……だってラジオ終わってからもあるのか? 土曜日もあるの?
(土屋伸之)土曜日もあります。
(塙宣之)あるんだ。まあ、よくわかんないよね。そういえば大学ってどうだったっけ?って思ってさ。
(土屋伸之)そうね。でも土曜日もちゃきちゃき終わりで何もないっていう日もなかなかないからね。
(塙宣之)そのニッポン放送の方は昼間、思いっきり授業と被るよね?
(土屋伸之)思いっきり被ります。
(塙宣之)どうする? もう来ないの? ラジオショーには? 思いきり被るじゃん? ラジオショー、もうやめるの? どういうこと?
(土屋伸之)そういう心配がないようにこのトリプルスリーって言ってるんです。それはラジオももちろんやりながら、なんとか頑張ります。
(出水麻衣)これ、四半期ごとに授業って入れ替わる……。
(土屋伸之)前期・後期ですね。うちは。
(出水麻衣)前期・後期のギリギリのところにレポート提出か、テストですよね。
(土屋伸之)だから夏休み前がちょっと大変そうだなと。テストと。
(出水麻衣)で、最近、噂に聞くと皆さん、AIを使ってレポートとかを書いてしまうことが多いので大学側もテストにシフトしてるっていう。で、テストの方が実は手が抜けない。
(塙宣之)大変だよ!
(出水麻衣)ねえ。勉強、頑張ってください!
(土屋伸之)何も参考を持たず、普通に入試みたいなテストで単位っていうのもあるかも。でもやっぱり出水さんがね、何年か前に大学院に行ってね。通って資格を取ってたっていうのをずっと聞いてたのもすごいね、背中を押していただいた一つだと思いますよ。
(出水麻衣)ありがとうございます。
(土屋伸之)こちらこそ。本当にね、ありがとうございます。
(塙宣之)まあとりあえずね、もう終わりってことで。2年間の戦いが。
(土屋伸之)受験が終わりました。ご迷惑をおかけしました。はい。
(塙宣之)ここから俺、10年ぐらいやるのかな?ってちょっと思ってた部分もあったからね。受かるまでやりそうな感じだったから、それはそれで面白いからいいんだけど。
(土屋伸之)最初はそうだった。やっぱり受験ってもう本当みんなね、高校生たちの人生を決めるところだから。ここはちょっとあんまり、俺みたいなもんでも迷惑かけるかもしれないから、なるべく言わないでそっと受験しようっていう風に思ったから受験期間は言えない。で、芸大をずっとね、受かるまで受け続けるっていうのも考えたけどやっぱり言えないっていうのが一番きつくて。
(塙宣之)そうなんだよね。
(土屋伸之)結局、ラジオが終わって漫才が終わってずっと絵を描いてるのに。それが、その受験勉強だっていうのが言えないのがしんどくて。その間もずっと塙さんにね、もう話のネタも任せてばっかりだったし。それは本当に申し訳なかったから。ちょっともう言えるようにしようということで2年目は私立も受けて、併願をして。なんとかちょっと、行けるところがあったんで。
(塙宣之)だから来年はもうないよね?
(土屋伸之)受験はしない。美大生で。
(塙宣之)そう言いつつも、また受けそうな気がしない? 直前になったら「俺、やっぱりまだ……」って。
(土屋伸之)それ、いわゆる仮面浪人っていうやつ? 仮面浪人をラジオで言いながらやるやつ、いないのよ。全然仮面じゃないよね。はい。ありがとうございます。
土屋さん、2年間ひそかに勉強を続けて無事、美大に合格できてよかったですねー。ご家族も受験続きで大変だったと思いますが、それよりも2人そろって落ちたネタがどこにも披露できない方が芸人としてはつらいのかもしれないですね(笑)。