東野幸治さんが2026年3月27日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でずっとハマって見ていたドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の最終回についてトーク。その衝撃的な展開や、最終的に納得できたオチであったことなどを話していました。
(東野幸治)『プペル2』の話もしなきゃいけないんすけど、ちょっと僕の中では『プペル2』よりもですね、『冬のなんかさ、春のなんかね』の最終回を……。
(渡辺あつむ)フフフ(笑)。
(東野幸治)なんでなんですか?(笑)。
(渡辺あつむ)いやいやいや、国民を代表して笑いました(笑)。
(東野幸治)なにが国民を代表って……「こいつ、まだ言うてんの?」みたいな。いや、これ最終回の話もしなきゃいけないし。ずっと2週、3週とね、『冬のなんかさ、春のなんかね』、いろいろネットでは賛否両論あるとか。なんか言うたら杉咲花さんる文菜がちょっとね、付き合ってる成田凌くん。美容師の役で、その方と付き合ってるのになんかこう、ちょこちょこちょこちょこ、浮気性というか。誰も愛せない。誰かをすぐ好きになる。
まあ言うたら、真逆のことやけど同じようなことの物語がいよいよこの間、無事最終回ということで。僕もちょっと食い入るように見させていただきまして、まあ納得の最終回。あつむくんは見たんですか?
(渡辺あつむ)あの、迷いに迷って、やめました。
(東野幸治)なんで?(笑)。
(渡辺あつむ)いや、東野さんの話を聞こうと思って。聞いてからの方が面白いかなと思って。
(東野幸治)ああ、なるほどなるほど。
(渡辺あつむ)8話、見ました。東野さん、「28秒カメラ目線」って言うてたけど。もう皆さん、気づいてます。41秒です(笑)。「全然ちゃうやん!」っていじりながら見るのも、面白かったです。いや、もちろん皆さんの演技も……。
(東野幸治)めちゃくちゃ長かったでしょ、あれ?
(渡辺あつむ)41秒ですよ?
(東野幸治)41秒やから(笑)。俺、数えたら28秒やから、すごいゆっくり数えてたんですかね?
(渡辺あつむ)指で数えてたんですか?
(東野幸治)指で(笑)。
(渡辺あつむ)こちとら、ストップウォッチですよ?
(東野幸治)いやいやいや、なんとなく頭の中で「1、2、3……」ってやってたから「いーち、にーい、さーん……」って(笑)。
(渡辺あつむ)いやいや、お風呂の数え方(笑)。
(東野幸治)めちゃくちゃ長かったでしょう? あの名シーン。令和で一番の名シーンじゃないですか。もう一度見たいあのシーンっていう時、言うたら『101回目のプロポーズ』のダンプカーの武田鉄矢さん。俺、あれ超えやと思う。あんなに睨まれること、あんの? みたいなことですけど。で、先週も言ってましたけれども杉咲花さんから『ホンモノラジオ』にちょっとメールがないなとか。いよいよ最終回、いろいろ盛り上げていかなあかんのにちょっとメール、ないなっていう風に先週延々と話してたでしょう?
(渡辺あつむ)はい。
(東野幸治)来たんですよ。(拍手する)
(渡辺あつむ)……ほんまにびっくりしたら声、出ないですね(笑)。来たんですか!?
(東野幸治)フハハハハハハハハッ! 「来た」というか、このラジオを「こんなこと言うてますよ」みたいなんでXに今泉監督がポストしてくれました(笑)。ありがたいでしょう?
(渡辺あつむ)ありがたいですよ。反応してくださったら。
今泉力哉監督が反応
(東野幸治)本当、ありがとうございます。2026年年3月21日19時27分にね、ポストしてくれました。「聞きました。めちゃくちゃ笑いました。最終回もよろしくお願いします」っていうこの3行(笑)。今泉監督も行間、ちゃんと汲んでますからね。俺もいろいろ言いたいことあるけどグッとこらえたりとか、そういう気持ちは分かりますけど。「最終回もよろしくお願いします」ということで僕もちょっとね、本当に最終回を見させていただいて。なんとこう、言うたら別れ話といいますか。「お話がある」って呼び出されて。で、コインランドリーで会って。そこから、言うたらなんか古民家風のカフェでコーヒーとケーキを注文して。
ほんで杉咲花さん扮する文菜がポツポツと……彼の方が「話がある」って来たけども「私が先にちょっとしゃべりたいことがある」って言って延々と、まあ言うたらこのドラマの1話から今までの間のいろんな男性と、実はこっそり小説家仲間の人と会ってたみたいな話を延々として。「でも私は本当にあなたのことが好きだ」みたいなことの説明。
で、成田凌くん扮するこの美容師のオーナーの方の「一緒に住もう」というのが前半であったんですけど。「その時からそのリアクションでちょっとおかしいな、みたいなことを実は思ってた」みたいな感じ。で、まあもちろんなんとなく空気としては「別れる」みたいな空気になるじゃないですか。あつむくん、ねえ。これ。でもやっぱり、杉咲さんの役がすごいですね。「いやだ」って言うんですよ(笑)。
(渡辺あつむ)おおう。
(東野幸治)これ、なかなかやな思って(笑)。「いやだ、いやだ」とか。なんか何回か「いやだ」って言うから「お前、それ『いやだ』ってよう言えるな」みたいなこともひっくるめてすごい脚本やなと思って。ほんで、いろいろ私の言い分みたいな、杉咲花扮する文菜の言い分みたいなことを言って。それで名ゼリフやな。その別れのシーンで成田凌くんに鼻で笑われるんですよ(笑)。だから「知らねえよ」とか言われるんですよ(笑)。「ああ、こういう別れのシーンってあんねんな」みたいな。
なんか、勝手なことばっかり言って「知らねえよ」とか「お前が今後、誰と付き合おうが、誰と寝ようがどうでもいいよ」みたいな感じで言う。ちょっとそれにまた杉咲さんもきつめに返すみたいな感じで。「じゃあ、分かりました。お別れです」って言って。それで「最後にお願いが一つある。美容室で髪、切ってほしい」って言うの。それで「いやだ」って。その自分の働いてるところでそんな思い出深いことになったら今後、働く上でちょっとよぎったりとか。で、実はその一緒に美容室で働いてる女の子と付き合うかもわからん。ほぼ付き合うみたいな状態の時に、その女の子にも悪いからっていうので。もう何一つ、間違ったことは言ってないでしょう?
(渡辺あつむ)成田凌さんはね。
(東野幸治)でもあの杉咲花扮する文菜はゴリ押しして。その美容室で最終的には髪を切ってもらうんですよ(笑)。
(渡辺あつむ)あらららら……。
(東野幸治)「これこれこれ!」って思って(笑)。で、まあまあ、切ってもろうて。でもやっぱり上手にね、前髪を切るところのところのアップで寄りになったらご存知ちょっとこのね、そばかすというか。もうなんかメイクしないっていうね。ここ一番ね、大事なシーンでメイクしないでおなじみじゃないですか(笑)。それもポツポツポツってあんのよ。「ああ、出た出た出た、これ! これ、大事なシーンやねんな」って思いながら(笑)。で、まあまあ無事、終わって。「ありがとうございました」みたいな感じで別れるねんけど。もうネタバレしていい?
(渡辺あつむ)ああ、はい。毎回、言ってます。僕は大丈夫です。聞いてはる方が……。
(東野幸治)聞いてはる方、ほんまごめんなさいね。俺、またびっくりするシーンがあって。最終的にそれでお別れでね、まあいろいろ良かったじゃないですか。ほんでまあ別れて、出て行って。で、その成田凌くんも1年ちょっとのお付き合いみたいな感じで。髪の毛をちょっとほうきで掃きながら、いろいろ感慨深い感じでこうグーッて来てるんですよ。そこにガラガラッてまたもう1回、来るのよ。
(渡辺あつむ)えっ?
(東野幸治)もう1回、来るのよ(笑)。
(渡辺あつむ)しつこい高田以来の?
(東野幸治)いやいや、本当に。あの『元気が出るテレビ』でおなじみのしつこい高田ばりに(笑)。高田純次さん。「もう寝る」言うてんのに(笑)。的場浩司さんが若い時、「もう寝る」言うてるのに何回も来るのよ(笑)。
(渡辺あつむ)すごいですね!
(東野幸治)いや、すごいのよ。だから「さっきまでで終わって。それで今、また新たにここで出会ったっていうテイでもう1回、付き合うことできへんか?」みたいな。要はそんなこと、言うのよ。
(渡辺あつむ)ほうほうほうほうほう。いやいや……見ればよかった!(笑)。
(東野幸治)もう1回来るのよ。「ええっ?」って思って。俺、てっきりガラガラッて音先行やから。「あの勤めてる女の子がなんか、心配で来たんかな? わかるわかる」と思ってたら、ほんまさっき散髪した杉咲花さんがもうマンキンな感じ。ちょっと2割ぐらい元気足した感じで立ってんのよ。「えっ?」ってなったら、要は言いたいことはさっきでお別れして。で、全くなかったことになって。で、またガラガラッて入ってきて出会って。「ここから始まる恋愛みたいなのは、ないかな?」みたいなことでもう1回、言うねん(笑)。
(渡辺あつむ)激ヤバやな(笑)。おもろ!
(東野幸治)で、まあまあ「それはないよ」みたいな感じで。それでやっと……こんな別れ話のシーン、ある?(笑)。
(渡辺あつむ)おもろい!
(東野幸治)「しつこ! さっきの話、聞いてた?」って。あの古民家カフェで言うたやん? 百歩譲って美容室でも言うたやん? 出て行ったやん?。もうね、定休日やねんから。はよ帰りたいし、今後彼女になる人にも報告せなあかんやん? そこでもう1回、来んねん。で、「だからもう、ない」って言って、別れてくねん。面白ない?(笑)。
(渡辺あつむ)おもろい! なんかリアルな感じもするし。
リアルすぎる別れ話
(東野幸治)そう。リアルな感じもするし。ほんで俺、一番納得できたのがその後、「それから1年後」みたいになんねんけど。杉咲花さん、小説家じゃないですか。その成田くんとの、その美容室の経営してる人とのこの恋愛をひっくるめて、この今回のドラマひっくるめて1冊の本にして、賞を取ってるねん。こんなのもう、芸人のエピソードトークやん?(笑)。だから自分の体験談をちゃんと、言ったら完結して。ちゃんと世の中に評価されて、ほんで賞を取ったっていうところやから、この芸人さんと何ら変わらへんというか。だからほんま、やっぱりちょっとどっか頭のネジが……芸人さんとか、小説家もそうやし。言うたらちょいちょいね、成田くんがいてるねんけど、違う人。同じ小説家の人もね、彼女がいてる。でも実はその彼女が死んでるけど、彼女が死んでるっていうのをなかなか認めてないのか、もうわかってないかわからんけど。っていう、お互いにややこしいこじらせてる人との恋愛じゃない?
だからもう、まともな話ができひんのよ。まともな話ができひんかわいい女の子の物語やねんなと思って、すごいこう腑に落ちて。で、最後のシーンはまあ岡山くんと公園でブランコ乗ったりすんねんけど。最終的にまた、言うたらみんなでイチゴ狩りに行ってハッピーに終わっていくっていう、俺の中ではすごいしっくりくるというか。これはだって女性が演じたらその女の子はだから一生もんの役者としてのね、「あいつ、なんか腹立つな」とか。彼氏に会わせたくない役者ランキング10年ぐらい1位になりそうな役やけどでもまあ見事、杉咲さんが演じ切って。「面白いドラマやな」みたいな感じで終わって。
で、なんかそれで実はたくさん撮っていて。カットしたところを言うたら特別編みたいなのをどこかで流してるんでしょう? で、それを今、サンナミさんに本番前に聞いたら、それもちゃんとサンナミさんはチェックしてくれて。一方でハッピーエンドの別の物語もあった、みたいなのがちょっとあるみたいなんで。そちらの方も気になる方は見てほしいんですけど。そんな今泉さん、素晴らしい最終回だったと思います。「聞きました。めちゃくちゃ笑いました。最終回もよろしくお願いします」というこの3行、僕ね、拡大解釈して。あのシーンはこうだとか、このシーンはこうだとかね、たぶんいろいろ言いたいことあるけれども。なんかこの3行に詰まった気持ちをね、ちゃんと僕も受け止めましたのでこれからも……まあ後輩ですけど。
(渡辺あつむ)えっ?
(東野幸治)監督、NSCの後輩ですけども。これからも作品を見続けようと新たに思いましたし。皆さんもですね、いろんな配信で見れますので、ぜひぜひ見てほしいと思いますし。様々な感想を……「最悪な女やな」とかいう感想もあるかもわかりませんけれども。こういうドラマもあっていいんじゃないのかなっていうところで、ちょっとこれをもちまして僕のこの今回のドラマのコメントはで終わりにさせていただきたいと思います。どうもお疲れ様でした。素晴らしいドラマ、ありがとうございます!
(渡辺あつむ)よっ、東野! 名調子!
(東野幸治)ありがとうございます! お願いします。

東野さん、最終回までみっちり楽しんだみたいでよかったですねー。しかし生々しすぎる別れ話とその後のオチ、聞いてるだけで面白い! ちょっとTVerで最終回だけでも見てみようと思います(笑)。
˗ˏˋ 最終回 TVer無料配信がはじまりました。ˊˎ˗
『冬のなんかさ、春のなんかね』
ep.10「冬の晴れた日に」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈杉咲花 成田凌 岡山天音
監督・脚本/ 今泉力哉#冬のさ春のね▼視聴はこちら
— 冬のなんかさ、春のなんかね【公式】 (@fuyunonankasa) March 25, 2026
