安住紳一郎「60代からは内臓が強い人がモテる」

安住紳一郎 魚が好きになったきっかけ・芽室フードセンターのサンマ販売を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2025年11月30日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で年代別のモテる基準についてトーク。「60代からは内臓が強い人がモテる」と話していました。

(安住紳一郎)さてそれでは今日のメッセージテーマです。「内緒にしていること」。渋谷区の31歳男性の方、ありがとうございます。「私はカルビが好きだということを内緒にしています」。あら、どういうことだろう? 「私はカルビが好きだということを内緒にしています。20代後半に差しかかったあたりから焼き肉に行くと、同世代の友人たちはハラミや牛タンを好んで注文するようになりました。

『カルビって胃もたれするよね』とみんな口々に揃えて言います。心の中では『何を大人ぶって、こいつは』と思っていますが、どうやら私だけが少数派のようでつい『やっぱりハラミだよね』と合わせてしまいます。『一応、カルビも頼んでおくか』と一人前だけ紛れ込ませるのが精いっぱいです。本当はカルビが一番好き。絶対、カルビが美味しい。もっと食べたいです」という。31歳。

(中澤有美子)素晴らしいことですよね。

(安住紳一郎)どういうことですか?

(中澤有美子)胃が強いっていうことですよ。胃腸が。

(安住紳一郎)まあ、カルビは美味しいよね。

(中澤有美子)美味しいですよね。

(安住紳一郎)やっぱり焼き肉の中ではカルビはダントツだって私も思いますよ。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)そうですよね。ただ、年齢を重ねると焼き肉は食べたいんだけど脂っこいのは……ということだもんね。脂っこいのがダメなんだったら焼き肉に行くなよって思うけどね。でも、焼き肉は美味しいもんね。たしかに。そうそう、カルビね。絶対、カルビが美味しいと思いますよ。ただ、やっぱりちょっとね、そう。30を過ぎるとカルビだけっていうのがちょっときつくなってきたりとかね、するもんね。

(中澤有美子)そうですね。だけはちょっとね。いくら好きでもね。

(安住紳一郎)お寿司もね、大トロ……「大トロはちょっと、まあ一貫でいいかな?」なんて。まあ大トロは一貫か。まあそういうところあるかもしれませんね。内臓強い人は60過ぎぐらいからもう無双状態へ入りますからね。この方は31だから、この後どんどんどんどんとね、上の方に行くよ。この人は。

(中澤有美子)そうですね(笑)。上の方にね。

(安住紳一郎)確実に行くでしょう。

(中澤有美子)そうですね。

内臓が強い人は60代以降、無双状態になる

(安住紳一郎)この話も格差社会の話でしてますけども。ごめんなさいね。なんか分断ばかりを煽っちゃって。そんなことはございませんよ。年齢別にね、モテる異性っていうのがあるって話をもう何回もしてますもんね。この話も皆さん、好きだから。

(中澤有美子)そう、好き! また聞きたい。

(安住紳一郎)「また聞きたい」っていう人が多いですもんね。一番小さい時。物心ついた時に気になる異性っていうのは近くにいる異性なんだよね。なのでお父さんが好きとかね、隣の◯◯くんが好きとか、クラスの△△くんとかね、そういう風になりますよね。それは距離が近いからですよね。これはでも大事ですよね。そう。で、10歳になると足の速い子が好きになるんだよね。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)あれ、不思議ですよね。足の速い子、人気あるよね。特に男の子なのかな?

(中澤有美子)男子も女子も、そうですよ。

(安住紳一郎)あれは何なんだろう? ねえ。でも動物の本能的なものなんだろうね。きっとね。「自分を守ってくれる」って思ったりするのかな? どうでしょうか?

(中澤有美子)獲物を取ってきてくれそうとか?

(安住紳一郎)短距離走で活躍されている桐生祥秀さんが前におっしゃってましたけども。「足の速い男っていうのは小学生ぐらいの時にめちゃめちゃモテるじゃないですか」「そうですよね」「でも大人になると、それほどでもないです」って(笑)。まあ、そんなことはないだろうけれど。でも言われた時にね、みんな日本チャンピオンだったりするからさ。「アハハハハハ」ってちょっとね、お追従しちゃったりする笑い方してたけど。でも、なかなか核心を突いてらっしゃる、みたいな。「たしかに小学生ほどはモテませんね。大人になると短距離が速いだけでは……」みたいな感じになるよね。どうなんですかね? いや、だから短距離走やってる人はあの箱根駅伝の人気なんかは苦々しく思ってると思うよ。きっと。小学生の時はマラソン速い人はそれほどだったよ。やっぱり短距離だよ。

(中澤有美子)短距離が華ですね。

(安住紳一郎)短距離が華だよね。絶対短距離走、かけっこ速い人の方がモテるでしょう? ねえ。急に3000メートル走とかでさ、「うわっ、渋い!」とかならないもんね? 大人になるとさ、ほら。大会の規模とかあるけどさ。そうでしょう? 結構ね、マラソンが速い男子選手とか人気あるもんね。どんどんほら、この話もアップデートしてるから。ふくらみが出ているでしょう?

(中澤有美子)本当だ(笑)。ただのお話じゃないわ?

(安住紳一郎)もう自分に都合のいいエピソードをいろいろ盛り込んでいるだけだけど。

(中澤有美子)「これも使える!」って(笑)。

(安住紳一郎)そして10代後半から20代はもうね、お分かりかと思いますが見た目。いいですね。見た目のいい人が絶対モテますよ。これは間違いない。ねえ。そして30代になると見た目だけじゃダメっていうね。なかなか厳しい。内面が求められるっていうね。性格が30代。で、私も性格が求められて一生終わるのかなと思っていたら、実は人生のステージは深みがあったということで。40になると性格がいいだけじゃダメなんだよね。

(中澤有美子)そうなんですね。

(安住紳一郎)きついよね。40になるとね、性格がいいだけじゃダメ。ああ、厳しい! 今度はね、情報を持ってるっていうね。いいレストランで予約が取れるとかね。あとはなんかいい休日の過ごし方を知っているとかね。あと、「あそこに行くといいものが買える」とかね、そういう情報というか、いい時間の過ごし方を提案してくれる人が性格の良さを凌駕する瞬間が来ますからね。うん。「何でその人と食事に行くの?」って言ったら「いや、ちょっとね、いいレストランに連れてってもらえるんで」なんて言って。「まあ、性格は最悪なんだけど」「あ、性格は最悪だけど行くんだ」みたいな、そういう瞬間がやってくるんですよね。

(中澤有美子)本当ですね。何かにとても詳しい人などが魅力を放ち始めますね。

50代はいい病院や治療法を知っている人がモテる

(安住紳一郎)そして50代になりますと、いい病院やいい治療法を知っているという人がモテますからね。「あっ、肩が上がらないんだったらね、こうするといいよ」っていう人が急にモテ始めますから。

(中澤有美子)そうね(笑)。

(安住紳一郎)「えっ、どうして?」「ああ、それだったらあの先生に聞いた方がいい。ちょっと遠いけど。九段下にある病院がいいよ。女の先生だけど」なんて言ってね。「ああ、そう? ぜひお願いします!」なんて。

(中澤有美子)私、今グッと来ちゃう。

(安住紳一郎)グッと来ちゃう? 中澤さんは何情報に弱いんですか?

(中澤有美子)50代……そうですね。今だったらうーん。美容?(笑)。

(安住紳一郎)美容ね。たしかに。美容、いいよね。「いい鍼の先生がいるよ」とかね。「いい先生がいるよ」ということでね。ありがとうございました。また、そのなんか微妙なニュアンスを恐る恐る出すの、やめてもらえますか?(笑)。

(中澤有美子)そうですか(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。そして60代になりますとね、ようやくこの話になりますけれども。内臓強い人がモテ始めますから。そうなんですよ。60代になるとね、いろいろものが何でもかんでも食べられなくなっちゃったりとか、そんなに食べる量も減ってくるんですけども。でもその中でもやっぱりね、「たくさん食べる」っていうことが人として魅力があるということでね。ええ。「いやー、あの人といるとほんと、健啖家! もうこっちまで元気になる!」なんて言って。「若い人がたくさん食べてるのを見るの、好きなんだ」なんていう風になるから。同世代でもそういう内臓の強い人がモテるってことですよね。

(中澤有美子)本当、そうですね。

(安住紳一郎)そして70代になりますと今度、足腰勝負になるから。ねえ。長い距離を歩いても疲れないって人がモテるから。で、その次、80代になってくると今度は耳のいい人がモテるから。

(中澤有美子)ああ、耳でしたっけ?

(安住紳一郎)そう、耳。耳のいい人がモテるから。もうね、「鈴木さん」「はーい!」なんて言ってね、かっこいい!ってなるから。大体の人は「鈴木さん、鈴木さーん!」とか言ってもなかなかあっ? お、俺のこと?」だってなっちゃうから。もうなんだ?ってなっちゃう。だから「鈴木さん」「はーい!」なんて言うと「ああ、聞こえるんだ、鈴木さん」なんて言って。めちゃめちゃモテるっていうことですよね。うん。もう最後は反応しただけでね、人気になりますからね。

(中澤有美子)なるほどね(笑)。

(安住紳一郎)いろいろね、異性について、あるいは自分のことについて悩んでいるっていう方いるかもしれませんけども。ステージごとにね、ちょっとずつ変わりますから。あんまり悲観しないようにしてください。ねえ。日曜日寺子屋ラジオでした。はあ……どうでもいい話をしてしまいました。

(中澤有美子)いえいえ(笑)。

アップデートされてどんどん話に厚みが出てくる安住さんの年代別モテる基準変化トーク。80代になると耳がいいだけでモテるなんてすごいですね。とりあえず、耳は大事にして生きていきたいと思います!

安住紳一郎の日曜天国 2025年11月30日放送分

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