宇多丸さんが2025年11月17日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』放課後ポッドキャストの中で『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』ゴジュウユニコーン役として『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるかを演じていた志田こはくさんが代役決定したことについて話していました。
(宇多丸)そうこうするうちに、守安くん。『ゴジュウジャー』。ここんところね、ちょっとあんまり良くない話があって。で、先週の木曜日の放課後ポッドキャストでね、4時間飲んでベロベロになったコンバットRECがやってきて、好き放題話していきました。
(古川耕)思い出した。最高だったなー(笑)。
(宇多丸)でも、その中でもRECが言ってたじゃないですか。「でもここからが醍醐味じゃないか。こういうガタガタになったのをどうやってやっていくのか? このライブ感こそがいいんじゃないの?」っておっしゃってた、まさにその通りのことに今、なりつつあるというか。そんな感じですよね。じゃあ、ご紹介しましょう。こちらのメール。「宇多丸さん朗報です。何かと話題の『ゴジュウジャー』についてですが、ゴジュウユニコーンの代役……」。まあね、いろんなのがありましてちょっと降板となりましたが。
「なんと、志田こはくさんが演じられることになりました。志田こはくさんといえば『ドンブラザーズ』のオニスターですよね。考えられる最高のキャスティングだと思います。一時はこの先どうなるか不安でしたが、これはもう期待しかありません」。
こちら、他の方からもいただいています。「宇多丸さん、パートナーのアナウンサーさん、そしてスタッフの皆さん、特に森安ディレクター、こんばんは。いろいろあった『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』、一河角乃・ゴジュウユニコーン役としてあの『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるか・オニシスターを演じた志田こはくさんが出演されることが発表されました。まさに予想外で驚きしかない発表でした。しかし志田さん、12月には舞台があり、おそらく今後他のお仕事も決まっているだろう中、古巣のピンチに駆けつけるなんて、まさにヒーロー中のヒーローじゃないですか。しかも残り2ヶ月半の撮影だけでも大変なのに、東京ドームシティで行われる素顔の戦士が出演するショーや来年、行われるであろうイベント、そして映画などの出演も考えると簡単な決断ではなかったと思いますが、一特撮ファンとしてはオニシスターとして素晴らしい存在感を示した志田さんが今回、このような形とはいえ『ゴジュウジャー』に新たな魅力を加えてくれることは楽しみでもあります。志田さんの登場は再来週11月30日の第40回の放送です」。
来週はちょっとまたね、撮影所の話にもう1回戻って。前、総集編だったのに……これ、また笑わない?(笑)。前、総集編だったやつと全く同じ設定で……(笑)「『ドンブラザーズ』の第40回といえば志田さんがメインで、かつ名コメディエンヌぶりを発揮した運転免許の回でもあり、まさに『縁』としか言いようがないかと思いました」。いやー!
(古川耕)これはさすがにニュースになってたし、なんかみんな驚いてましたよ。
急上昇ワード「志田こはく」
(宇多丸)俺ね、そうなんですよ。大阪にいて。すいませんね、皆さんと同じく……SNSこそはやっていませんが。皆さんと同じくダラダラとネットニュースを見るみたいなのをやっていたら急上昇ワードに「志田こはく」って出て。で、まあ言わずもがな私ね、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の大ファンで。私ね、だってその九州に行ったんですから。九州に弾丸ツアーして、その彼らのファイナルツアーに行ってきてましたし。中でも志田こはくさん、当時からね、もう最高のコメディエンヌ。僕は「志田こはくがもうMVP。最高だ! オニシスター、最高!」って言っていて。でね、皆さんね、卒業組は活躍してほしいなと思ってるけど。志田こはくさん、大きく羽ばたいてくれって思ってましたが。まさかの、まさかのですよ……。これぞ、だからその何て言うの? 災い転じて福とまで言っていいか分かりませんけど。もうこんなスリリングな話はないっていうか。どうでしょう? これ、いつどのような形で知りましたか?
(守安D)土曜日に僕も急上昇ワードで志田こはくさんが出てきて。「ええっ!?」ってなって調べると「『ゴジュウジャー』に出る? 何を!?」ってなって。で、友達にずっと送り付けてて。
(宇多丸)「もうやめてくれ」って言われているのに。
(守安D)その友達にずっと送りつけていて。
(古川耕)2週連続で(笑)。
(守安D)もうずっと、土曜日はそれでした。友達とずーっと。
(宇多丸)正直、本当にこの現状考えられる最高の助っ人じゃない? こんな上がること、ある? マジで。
(古川耕)これ、だからスタッフ側がすごいめちゃくちゃ気が利いてるなっていうか。みんなが心配するしさ、「どうなっちゃうんだろう?」と思われてるところをまあ、言っちゃえばすごい機転で一番いい形にしてるよね。
(宇多丸)まあ志田さんもよく受けてくれたよね。
(守安D)そうですね。舞台もあるし、ショーもあると思うんですけども。
(宇多丸)でもやっぱり本当にね、古巣のピンチに駆けつけてっていうか。なんかね、いやー……。
(古川耕)外側から見てる人間でもこの回だけはちょっと見ようかな、ぐらいになっちゃうから。このニュース。すごいですよね。
(宇多丸)しかもさ、他のメールにもありましたけど。役が違うキャラクターになるんじゃなくて。違うキャラクターにバトンタッチとか、あるじゃない? こっちはどこかに行っちゃいましたとか、死んじゃいましたとかじゃなくて。同じキャラクターを演じるんだよね? どういうやり方をするのか……。
(守安D)台本とかも今、直して撮影して……でも、どうするの?
(宇多丸)どうするのか?っていう感じだよね。
(古川耕)いやー、これはちょっと見ちゃうなー。
(宇多丸)一方で、その志田さんの登場の前から『ゴジュウジャー』は熱いぞということでこの方。「11月16日放送の『ゴジュウジャー』最新話……」。これ、見た?
(守安D)見ました。
(宇多丸)「ゲストがあの『牙狼』の小西遼生さんということで居ても立っても居られなずメールを書いた次第です。しかも役どころが子供を見守る保護者のような立ち位置で、なんだか感慨深くなってしまいました。とにかく率直に言ってめちゃくちゃかっこよかったです。登場シーンからライターと共に登場し、クオンとのやり取りの際に『何の因果か』のセリフが。そして緑の炎をまとって指輪で変身。さらに番組後半の変身シーンでは空中に円を描いて体の部位ごとにスーツが飛んでくる演出」。あれ、めっちゃかっこよかったね!。「もうどこを取っても『牙狼』すぎます。これに満足しない特撮ファンはいないのではないでしょうか? 『ゴジュウジャー』のスタッフの皆さん、本当にありがとう」っていうね。
(守安D)あれも上がったなー。
(宇多丸)「紅葉さんはキーパーソンのようなので、今後の登場にも期待できますね。先日の放課後のRECさんのコメントにもありましたが、ここからのドライブ感というか、いろいろあっての結末がどうなってしまうのか、しっかりと見届けたいと思いました」という。だから志田さんの話は入ってなくても、ということですよね。
(古川耕)そういうなんというのかな? サービスというか、こういうことをいっぱいやってるんですね。『ゴジュウジャー』って。
(守安D)オマージュとかも。あと10話ちょっとなんで、ここからどう締めていくのか?
(宇多丸)そうだよね。だいぶでも吠の話はクライマックスに向けてちょっとね、カーブがありますけどね。でもそこにさらにこはくさんが……ちょっと要素は多いですけど。
(守安D)でもドライブするにはもう最高のタイミングなんと思いますけど。
(宇多丸)いやー、という驚きの話でございました。
(守安D)めちゃくちゃ熱いメールを。
ちょうど志田こはく・オニシスターのことを思い出していた
(宇多丸)いや、これはだって本当に声を上げる話ですよ。俺もちょうどね、思い出していたんですよ。「いやー、やっぱり志田さん、よかったよなー」っつって。九州に追っかけて行った時、ペンライトを黄色にして振っていて。そしたら向こうで……志田さんは1回、僕がすごく言ってるのを知ってくださっていて。なんかTBSに来る機会があったのかな? なんかサイン入りでくださったりとか。まあ、ご存知ではあるわけですよ。で、なんかこうやって黄色を振ってたら、こっちに向かって手を振っているように見えたの。その瞬間に「俺はまずい! 認識されたくない!」っつって。パッて消しました……。
(古川耕)OFF(笑)。
(宇多丸)「網膜に焼きつけられたくない」っていう。僕はどっちかって言ったらそっちなんで。「認識してほしくない」勢なんで。認知されたくない勢なんでね。なのでちょうどね、その「いやー、オニシスターよかったよなー」みたいなのを思い浮かべていたので。いやいやいや、激上がりですよ。
(古川耕)こんなの、聞いたことないもんなー。
(宇多丸)最高でございました。
ドンブラザーズの頃から志田こはくさんを大絶賛していた宇多丸さんだけに、今回の発表は大興奮だったみたいですね。これから残り10話で志田さんがどのような活躍をするのか、今から楽しみです。

