大久保佳代子 ドアラのファインプレーで始球式ピンチを救われた話

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大久保佳代子さんが2025年7月6日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で中日ドラゴンズ戦で始球式をした際の模様を紹介。ドアラのファインプレーによって滑りそうな始球式で笑いを取ることができたと話していました。

(安住紳一郎)さて、2つ目ですけども。2大やってみたい仕事。これは何でしょうか?

(大久保佳代子)これはですね、芸能界に入って2大やってみたい仕事っていうのを掲げたんですね。1個がプロ野球の始球式。あれ、投げるの。でも、それは叶いました。ドラゴンズ戦。

(安住紳一郎)ああ、最高じゃないですか。

(大久保佳代子)地元なんで。言っちゃうと、その地元のドラゴンズ戦、田原市がなんか1試合、持ってるんですよね。開催・主催みたいな。その時は田原市の有名人というか、出身の人が投げてるんで、投げさせていただいて。

(安住紳一郎)そうですね。観光大使みたいなの、されてらっしゃいますよね?

(大久保佳代子)やってます。で、ほら、私は昔、ドラゴンズが大好きだったんですよ。まだ名古屋球場の時。ドームの前。

(安住紳一郎)懐かしい。

(大久保佳代子)1番田尾が塁に出て、2番平野が送りバントの時代。その時代。鈴木孝政が投げて、小松が投げて。

(安住紳一郎)いいですね(笑)。

(大久保佳代子)それで郭が抑えて、みたいな時代。

(安住紳一郎)ストッパー牛島(笑)。

(大久保佳代子)牛島! セーブがすごくてね。本当、その時代。安住さん、ちょっとあれかな?

(安住紳一郎)ほぼ世代一緒だから(笑)。

(大久保佳代子)そう。「ゲーリー、ゲイリー、ホームラン♪」って。で、お腹が痛くなったら「ゲイリー、ゲイリー♪」って。下痢になったって小学生が言ってる時代だったから。だからドラゴンズ戦で始球式、投げるのがもう夢だったんです。で、投げさせてもらって。立浪監督の時にね。で、2回やって。1回目があれ、始球式って難しくて。芸能人の方、有名人の方、たまにね、やらせてもらってますけど。私の時は、要は声は届かないじゃないですか。何万人と入ってるんで。声は届かないし、まあ見えない。スクリーンはありますけど。だから、なんか普通に投げて帰ってくるんじゃ申し訳ないなと思ったから、なんかやろうと思って。1回目は、振りかぶってからの「だっちゅーの」ってやったんですよ。

(安住紳一郎)わかりづらい(笑)。

(大久保佳代子)そう。わかりづらいし、世代が……もう信じられないぐらい、静まり返ったんですよ。ドーム内が。「えっ、時が止まった?」って一瞬、思って。で、そこから「あっ、怖い怖い怖い!」ってすぐに投げたんですけども。「怖い怖い怖い! なんか止まった!」って投げて。そしたらその後、ネットニュースに……私、ルールがわかんないんだけども。1回、だっちゅーのをやってから投げたから「大久保、ボーク疑惑」って書かれて。ボークって何? 投げようとして?

(安住紳一郎)そうですね。1回、投げようとしてやめてもう1回、投げようとしたりすると「ボーク」って言われて。

(大久保佳代子)そうか。だからだっちゅーのを挟んで投げたから「ボーク疑惑」って出て。「そんなつもりはなかったんだけどな」って。

(安住紳一郎)その新聞記者の人もだっちゅーのがわからなかったってことですね。見てて。

(大久保佳代子)世代だから。やっぱり。わかります? パイレーツ。

(中澤有美子)もちろんです。

(安住紳一郎)始球式は、たしかにそうですよね。結構みんな、ざわざわっとした感じで遠くから見てるから、あんまり緻密な狙いをすると、よくわかんなくてぼんやりしちゃう時、ありますよね。

(大久保佳代子)なんか今、ヘッドセットでマイクをつけてやってるところもあるけど。まあ、声が届かないから。で、これを踏まえて何年後かにまた来るんですよ。で、それを踏まえて。これはやばいぞと。もうボークは絶対にダメだしっていうんで。当時、私はパンチラゴルフっていうゴルフ番組やってたんで。まあちょっと今、省略しましたよ。いろんなものを。

で、パンチラにはまってて。ポップなパンチラだったら面白いんじゃないか?っていう。変な嫌らしいね、じめっとしたものじゃなくて。で、やっぱり振りかぶった時に足を上げるんじゃないですか。「あっ、パンチラチャンスだ!」と思って。もちろん、見せパン。で、もちろん見せないようにして。それでドアラがいたから。ドアラって、できるんですよ。優秀なキャラなんで。で、「私が振りかぶった時に足を上げてパンチラを見せるんで、止めてくれ。そしたらもう見てる方も動きだけで笑える。サイレントで」って。

忙しいドアラと事前打ち合わせができない

(大久保佳代子)だけど、ドアラが忙しくて。後ろで打ち合わせができるかと思っていたら、もういなくて。そのマウンドに行く前。「そこで立ちながら打ち合わせができるんで」っていうので。「わかりました。そこで言ってみます」って。それでマウンドに行く途中、歩きながら「ちょっと私、足を上げてパンチラするんで。それをちょっと止めてもらっていいですか?」って言ったらドアラ、もう目が真っ黒なんですけど、うなずいたんですよね。顔の表情、一切わからないんですけど。目、真っ暗なままうなずいたんで「じゃあ、お願いしますね」って。

そしたらドアラ、できるから。ドアラ、ちょうど応援ののぼりを持ってたんですよ。で、私が足を振りかぶった瞬間にそののぼりでサッと隠したんです。そしたら、まあまあ爆笑。私、「リベンジできた!」って思って。それで私、親も呼んでいたんで。親がね、50過ぎの娘がパンチラして滑ったらさ、もう田原市に帰られないと思って。だからドアラ、ファインプレー!

(安住紳一郎)よかった(笑)。ただ、ちょっと打ち合わせがあれですよね。マウンドに向かう道すがら。しかも、表情がわからないドアラっていう。

(大久保佳代子)そう。「わかってるのかな、この人?」と思って。で、「できる」とは聞いてたけど。「大丈夫かな? 伝わったかな?」と思ったらもう、ほぼ動かず。のぼりをパッと私のパンツの前にやっただけで笑いが……。「ありがとうね! ありがとうね!」ってもう何度、ドアラに言ったことか。お中元を送らなきゃと思って。本当に(笑)。ドアラさん、お中元を送りたいぐらいですよ。最高でしょう、本当に?

(中澤有美子)本当です(笑)。

ドアラ、本当に仕事できるやつですよね! この前、中日戦を見に行った時も場面場面で気の利いた動きをしていて「ドアラ、すげえ!」と思っていたところでした。大久保佳代子さんのピンチを救ったドアラ、素晴らしいです!

大久保佳代子・始球式

『安住紳一郎の日曜天国』2025年7月7日放送回

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