ONE OK ROCK・TakaさんがJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』に出演。SKY-HIさんとCHICO CARLITOさんについて話していました。
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— DIVE TO THE NEW WORLD (@dive813) February 23, 2025
(SKY-HI)でもAwichと去年、対バンをやってたじゃん。そういうのもやるじゃん? どう? Takaにとって日本のシーンってだいぶ変わったと思うんだよね。
(Taka)そうだよね。
(SKY-HI)それこそフィーチャリングでKOHHとやってた頃とか。
(Taka)あれはだってもう、今だったらなんかしっくりくるけど。あの時代だからね。
(SKY-HI)あれは結構びっくりしたよ。
(Taka)あれは面白かったね。
KOHH『I Want a Billion feat. Taka』
(SKY-HI)面白かった。とかの頃と今だと、だいぶ違うじゃん? それこそKOHHなんてさ、時代を経てさ、さらに国民的になったわけで。だいぶ時代が変わってきたけど。どう? 日本の音楽シーン。
(Taka)いや、だからやっと違う世代の人たちが狼煙を上げつつ。そうなった時にやっぱり日高のいたラップの世界、ヒップホップの世界もすごい変わったじゃん?
(SKY-HI)めちゃくちゃ元気になっちゃった(笑)。
(Taka)ねえ。俺らの時代でいうところのジブさんとかさ、ああいう牽引をしてきた人たちもまた、そこにしっかりサポートで入って。それでヒップホップっていうものがしっかり、また新しい形で世界にどんどん出てくるようなアーティストがいるっていうのは素晴らしいことだし。またこの中でしっかりと秩序も守りながらね、日本人らしいエンターテイメントっていうのをやっぱりもっともっと俺は追求してほしいなと思っている。個人的にはね。
(SKY-HI)なるほどね。ラッパーの話で言うとCHICO CARLITO、びっくりしたんだけど。
(Taka)チコくん、これAwichとの対バンで出てきたのを見て結構、びっくりしたのよ。なんか入り方がね、「俺にもマイク握らせろよ」っていう風に入ってきて。「やばっ! かっけー!」って思って。「俺にもマイク握らせろよ」ってやばくない?って。俺的にすごい衝撃があって。
(SKY-HI)刺さったんだね?
(Taka)刺さっちゃった。で、打ち上げをした時にAwichと一緒にチコくんも来ていて。で、チコくんが俺らの昔のライブハウス時代の沖縄のライブに来てたんだって。で、「ONE OK ROCK、超好きなんすよ!」みたいに言ってくれて。それで今回のアルバムのテーマがさ、かなりポリティカルで。アメリカに対してとか、日本に対してすごい直接的なメッセージを投げかけてるんだけど。
(SKY-HI)まあジャケひとつを見ても、なんかね。
(Taka)それで彼、沖縄じゃん? 沖縄ってそういうさ、アメリカと日本のさ、いろいろなギクシャクしている問題っていうのをものすごく色濃く出してる場所だから。彼が入ることによって今回のこのアルバムもグッと、すごく内容の濃いものになるなっていうのがあって。その打ち上げの時に「じゃあ、一緒にやろうよ! 一緒に次のアルバムでやろう!」って言って、入ってもらって。
(SKY-HI)あれ、そんなに前じゃないからもう急激に……超短いスパンじゃない?
(Taka)めちゃくちゃ短い。だからもう思い立ったっていうだけ。ライブを見て、その打ち上げで「やろう!」みたいな。そんなノリ。
(SKY-HI)いいねえ。楽しそうな。
(Taka)楽しかった。チコくん、やべえよ、やっぱり。
(SKY-HI)あいつ、やばいよね。
(Taka)やばいよ!
ライブ後の打ち上げで「一緒に次のアルバム、やろう!」
(SKY-HI)なんかチコみたいな人がやめないでやれるのはいいことだよね。それこそ『フリースタイルダンジョン』しかり、ああいうのがなかったら、ひょっとしたらやれてなかったかもしれないから。だから、やっぱりシーンが大きくなるとか、お金が回るようになるっていうのは才能を殺さないこととも直結するよなっていうのはすごい思うな。たしかに、チコとかを見ていると。
(Taka)俺はだからロックとヒップを日本で融合させたいんだよね。だから、そういうことをもっともっとやりたいなと思ってる。かっこいいから。ヒップホップの人たちが。
(SKY-HI)わかる。俺らがキッズの頃に見てたミクスチャーロックっていうのと今の概念のミクスチャーってまた、広さが全然違うじゃんね。
(Taka)全然違うね。
(SKY-HI)「こういうのじゃないとロックじゃない」とか「ロックじゃないとよくない」とか「こういうのじゃないとヒップホップじゃない」とか、そういうのがどんどんなくなってきてる感じはすごいポジティブだから。なんか音楽的にはこれから楽しくなりそうだなって俺も思う。
(Taka)俺もすごいそれは感じます。
(SKY-HI)なるほどね。アルバムのサウンド面でさ、挑戦っていうのはあるの? 「ここに行ったか」って自分で思う、みたいな。
(Taka)いや、とにかく今回は激しいんですよ。ヘビー級にヘビーなんで。ONE OK ROCK的にもここまでヘビーな感じで仕上げたのは初めてだから。そこはすごくでも、PaleduskっていうバンドのギターのDAIDAIっていうやつ。こいつ、ヒップホップもやるから。
(SKY-HI)そうだよね。
(Taka)そこがすごく、こいつがめちゃくちゃいい味を出してるなって感じ。
(SKY-HI)いや、なんかおもろい。でもそれはたしかにそうだね。ちょっとじゃあもう1曲、ニューアルバム『DETOX』から聞かせてください。
(Taka)じゃあ、ニューアルバム『DETOX』から聞いてください。『C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO』。
ONE OK ROCK『C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO』
(SKY-HI)かっこいい! めっちゃすごいね。っていうか、めちゃくちゃいわゆるアメリカのでっけえロックのサウンドのマナーだけどさ。こんなにフックで演奏内容を変えること、ある?
(Taka)なかなかない。これはPaleduskパワーじゃない?(笑)。
(SKY-HI)めちゃくちゃ芸細かいなって思って。びっくりしちゃった。
(Taka)すごいよね。聞いててこう、なんだろう? 追いつかない(笑)。
(SKY-HI)でも、やる気になる。たしかに、たぎる。だし、チコもかっこよかったな。
(Taka)チコ、かっこいいよ! 歌詞もね、結構かっこいいんだよなー!
(SKY-HI)うんうん。でもすごいチコっぽいし、かっこいいし。このタイミングでもう1回、チコがそういう風に何かフィーチャーされるっていうのはなんか、テンションが上がるな。
(Taka)そうだよね。ヒップホップの世界にいたから……まあ今もいるけど。知っているわけだもんね。
(SKY-HI)チコでしょう? わかる、わかる。でも本当さ、ヒップホップシーンってずっと長いこと、そんなに盛り上がってなかったからさ(笑)。10年前とかなんて全然、大きいライブって言ったら「リキッドやれたらすげえ」みたいな感じだからさ。
(Taka)ああ、そうなんだ!
(SKY-HI)10年前とかだと全然、そうだね。
(Taka):へー! だってもう、フェスがあるぐらいだもんね。
(SKY-HI)そうそう。で、BADHOPがドームとか。それも狙えるようになったから。マジでここ10年だからさ。
(Taka)いやー、時代って面白いっすね。
「技術を磨くのを怠らなかった人が残る」(SKY-HI)
(SKY-HI)で、10年だと俺もそうだけどさ。その前からずっとやってる人がさ、まだやれてるから。こういうパターンが出てくる(笑)。やっぱり技術を磨くのを怠らなかった人はいまだにかっこいいし。Awichとかとも本当、長いからさ。俺、ちょうどあそこが同い年だし。
(Taka)ああ、そうか! それ、やばいね。
(SKY-HI)そうそうそうそうそう。おもろいっしょ?
(Taka)だからやっぱり時代がこう変わって、形も変わるけど。今ね、日高が言ったみたいに技術をずっと磨き続けた人たちは勝ち残るんだね。
(SKY-HI)そうだと思う。本当、最後はそこなんだなって感じ。いや、でもかっこいいっす。マジで。
(Taka)ありがとうございます!
TakaさんがKOHH(現・千葉雄喜)さんとコラボした楽曲『I Want a Billion』、このトークで思い出して久しぶりに聞きましたけどすげえかっこいいですねー。その嗅覚、今から振り返ると半端ないですよ。そんなTakaさんに「こいつ、やべえ」と言わしめたCHICO CARLITOさんもこれまたすごい。チコさんもこれから、さらにどんどんデカくなっていくことを期待しています!