みうらじゅんさんが2025年2月17日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』に出演。高田文夫さんとティモシー・シャラメについて話していました。
(松本明子)今年、2025年、これが来る。第3位は?
(みうらじゅん)これ、来ます。シャラメ。
(高田文夫)シャラメ?
(みうらじゅん)シャラメ。これ、あまり聞き馴染みきれないですよね? ティモシー・シャラメっていう人で。アメリカのね、俳優さんなんです。若い人。
(高田文夫)俳優?
(みうらじゅん)これね、今、流れているのはボブ・ディランのね、『Like a Rolling Stone』。あの有名な曲をシャラメさんが歌っているんですよ。似てるんですよ。すごい似てるし。もうすぐしたら映画、公開すると思うんですけども『名もなき者』っていう映画があるんですよ。
(高田文夫)ああ、あるね。それの人?
Timothée Chalamet『Like A Rolling Stone』
(みうらじゅん)それでこのシャラメさんがフォークからロックに変わる時期の、あの結構ブーイングを受けたりして大変だったかっこいい時代の時代のボブ・ディランをシャラメさんが演じてるんですよ。で、ちょっとね、伝説とされた話だからいろいろな要素を入れて。ちょっとマニアの人からしたら「これ、できすぎだな」っていう話なんだけど。そこはちょっとね、梶原一騎原作として思っていただければ。
(高田文夫)ああ、やっぱり絡んでますか? 話を広げて。
(みうらじゅん)ちょっと梶原一騎さんの匂いがします。梶原一騎のスポ根ならぬロク根。ロク根映画でボブ・ディランを……。
(高田文夫)じゃあ、若きこの人が演じていて。それで来そうなわけだ。シャラメが。
(みうらじゅん)素晴らしいです。これはもう今年、来ますね。すごいです。歌も上手い。
(高田文夫)似てるんだよね、これね。
(みうらじゅん)すごい似ています。かっこいいです。
みうらじゅんさんの口からティモシー・シャラメの名前が出てくるだけで笑っちゃいますけども、みうらさんが大好きなボブ・ディランを演じているとあれば話は違いますね。かなりのボブ・ディランマニアであるみうらさんが絶賛している『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』、きっといい出来なんでしょう。「梶原一騎原作」というワードにもグッと来ました。