星野源さんが2025年1月28日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で新曲『Eureka』についてトーク。今回は曲の内容についてはあまり語らないようにすると話しながらも「これは僕の歌なんです」と話していました。
(星野源)そして誕生日もそうなんですけど。先ほども言いましたけども私、星野源の約1年ぶりの新曲『Eureka』が本日リリースされました。ありがとうございます。
(ホーン音が鳴り響く)
(星野源)ああ、いいね、いいね(笑)。落合くん、真顔でそれをやんの、やめてくれない?(笑)。盛り上がりを一切、感じないっていうのも、なんかいいね。いや、いいよ。こんなにホーンを鳴らしてくれるなんて、今までなかったもんね。遠慮がちだったもんね、今までね。押す時、緊張してたもんね。違うところ、押しちゃったりしてたもんね。いや、嬉しいね。そうです。
で、昨日というか。日が明けて昨日、1月28日の0時に配信リリースされまして1日、経ちました。それで感想をたくさんいただいてるんでここでもね、ちょっと読んでいこうと思います。滋賀県21歳の方。「『Eureka』、リリースおめでとうございます。そしてお誕生日おめでとうございます。今、私はちょうど0時を待って曲を何度も何度もリピートで聞きながら文字を打っています。本当に本当に新曲を楽しみにしていたので、こうして聞くことができてとっても嬉しいです。『今は過去と未来の先にあるんだ』という歌詞。
未来のために今があるのではなく、今が未来の先にある。過去にも未来にもこの先、きっといろんなことがあって。歩いて止まって、いろんなものをなくして取り戻すことがあるだろうけど、何よりも今の自分を大切にできたらと思える歌詞でした。これからも自分の支えとして源さんの『Eureka』をたくさん聞かせてもらいます。素敵な曲をありがとう」という。ありがとうございます。素敵な感想、ありがとうございます。
大阪17歳の方。「源さん、44歳のお誕生日、おめでとうございます。そして『Eureka』リリース、おめでとうございます。0時になった瞬間に聞かせていただきました。歌詞を見ながら聞いたんですが『君はうまくいくだろう 無責任な言葉でもわからないもので』というところで涙があふれてきました。個人的な話になってしまうんですが私は高校2年生で、いよいよ本格的に受験勉強に取り掛かり始めました。心に余裕のない毎日とうまくいかない現実に打ちのめされそうになっていましたが、この歌詞を見て、聞いて『君はうまくいくだろう』はどこにも根拠がないのに『頑張れ』よりも勇気づけられる言葉だなと感じました。この歌詞を胸にあと1年間、全力で突っ走りたいと思います。源さん、素敵な楽曲をありがとうございました」。ありがとうございます。そうだよね。本当に今、受験生ね、まだやってる人もいるだろうし。もう結果が出た人もいるのかな? いろいろいると思うんですけど。いやー、そうだね。そういう時期なんだよな。
山梨県、14歳の方。「源さん、新曲『Eureka』リリース&お誕生日おめでとうございます。『Eureka』、朝の通学の電車の中でずっと聞いていました。ピアノと源さんのコーラスとパーカッションが混ざり合ってとても心地よく、歌詞もとても素敵でこんなにいい曲を作っちゃう源さん、やべえと改めて思いました。素敵な朝を、素敵な曲をありがとうございます。これからもずっと聞いていきます」。そうね。朝に合うよね。合うと思うよ。あと今日、僕、聞きながらここまで車で来ましたけど。夜の街にも合いますね。いろいろ合う曲だなと思いました。
「そしてお誕生日、おめでとうございます。アルバム制作にツアーと休まらないと思いますが源さんのペースでおいしいご飯を食べて、頑張ってくださいね。源さんにとって楽しく幸せな1年になることを願っております」。ありがとうございます。嬉しい。神奈川県、19歳の方。「源さん、お誕生日おめでとう。『Eureka』、ダウンロードして聞きました。ジャジーなピアノとベースラインに合わせる軽やかなシェイカー、ドラム、ギター。そこで踊っている源さんの歌声、コーラス。すべてがはまり、絶妙な足し引きで聞き心地がよく驚きました。大好きです。素晴らしい1曲をありがとうございます。クレジットを読んだのですが、ベースは源さんが楽器を弾かれたんでしょうか? 私は趣味でベースを弾いているので、そこが気になりました。よろしければ教えてください」。ありがとうございます。
大阪の方。「新曲『Eureka』、本当に素晴らしい。もう耳が喜んで仕方ないです。いつものようにクレジット見て仰天。源さん、コーラス、シンセに加えてベースまでご担当。どこまでやるんですか? いや、やりすぎでしょう。というか、すごすぎて気絶です。源さんが作り上げた曲、詞を受け止めて、ゆっくりと自分の中に飛び込んでいきたいです。源さんの作る音楽が血液のように体に循環していくのがとても心地よく、いつまでも聞いていたい曲、それが『Eureka』だと思います。2億回、聞きます」。ありがとうございます。ぜひ2億……2億2回、聞いてください。皆さんもぜひ、2億回以上ね(笑)。ぜひ本当にたくさん聞いてください。
なんかね、自分でも出来上がって。で、リリースしてからも聞いてますけど。俺、自分の曲で初めてかもしれない。こんなにリピートしてずっと聞いていられるのは初めてかもしれないですね。今までもね、やっぱりリリースすると何回も聞くんですけど。この曲はいくらでも、なんかストレスなく聞いていられるなっていう感じがしました。そうだ。ベースは僕が弾きました。で、星野源のホームページのWORKSっていうところにシングルとかアルバムとか、いろんなディスコグラフィーが載ってますけど。そこの『Eureka』のところをクリックするとクレジット。スタッフとかいろいろ出てるんでぜひ、見てください。こういうミュージシャン参加してますよとか。で、僕が編曲、作曲、作詞を全部やりましたよとか、いろいろ書いてあるんで。あと歌詞もね、そこに載っています。
で、僕のInstagramにも歌詞を載っけたのでぜひ読みながら聞くとより、いろいろ広がるのではと思っております。で、いつもですね、僕は割とこの番組で自分の曲の話をよくしていたと思うんですけど、今回はしないです(笑)。しないですっていうか、しないようにしようかなって思うのは、みんなに聞いていろいろ感じてもらいたいなって思うし。なんだろう? 考えてもらいたいなって思って。なんかいつも僕が「僕はこういう気持ちで作りましたよ」とか「僕がこういう感じで思いを込めてますよ」って言うのはすごい簡単だし。でもそれはわかりやすくて楽しいとは思うんだけど、なんかそれをやりすぎたなってちょっと反省していて。みんなが自分で考えたりとか、詞の言葉の受け取り方とか、そういうものをいろいろぐるぐる考えるのって、僕はすごい楽しい経験だったんで。もしかしたらそれを狭めてるかもなっていう思いがちょっとあったんで。
今回は楽曲の解説をしない
(星野源)で、特に今回『Eureka』っていう「わかった」とか「見つけた」っていうようなタイトルで。で、歌詞の中では「わからない中で」ってずっと歌っているっていう曲なんですけど。その「わかる、わからない」みたいテーマというかね、そういう歌詞でもあるので。あと楽曲も含めて、いろんな受け取り方っていうかね、してほしいなという風に思うので、ちょっと自分からっていうのは言わないというか。あんまり言わなくていいかな、なんて思っています。なんで、みんなの感想をね、ちょっとどんどん読んでいけたらと思っています。
で、あと1個だけ思うのは、なんていうのかな? もちろん、ここがこうでとかいろいろあるはあるんですけど……これはね、なんて言うんだろうな? 僕の歌なんですよ。で、僕の歌なので1個1個、なんか細かく言うのもなんだなっていう感じがするんですよね。なので、そんなぐらいにしとこうかなと思います。はい。で、今回のジャケットとか、あとアーティスト写真もそうですけど。川島小鳥さんが撮ってくれて。本当にに素晴らしい写真で。ジャケットもね、アーティスト写真も本当に素晴らしくて。そういう意味でもデザインとか、そういうところもぜひ、じっくり見ていただきたいですし。
あと、なんだっけ? そうだ。なんかリスニングパーティーがね、あったんですよ。先週、「なんか面白いことあるらしいですよ」って言ったけど。それでですね、なんかすごい盛り上がってたみたいでよかったです。スタッフもめっちゃ喜んでました。ありがとうございます。また、ちょっとやるみたいなんで。リスニングパーティーね。Stationheadでね。参加できる人はぜひ参加してください。
あと、『Eureka』をダウンロード購入するといろいろなんかあるらしいです。ステッカーがもらえるプレゼントキャンペーンなどあるらしいので、ぜひチェックしていただけたらと思います。そんな感じでそれでは聞いてみましょうか。僕の久しぶりの新曲です。ぜひ、歌詞を見ながらとか、あとはもう音に集中してとか。きっとラジオの電波を介して聞くとまた違う聞き応えになるのではないかと思います。ぜひ、じっくり聞いてください。星野源で『Eureka』。
星野源『Eureka』
星野さんの新曲『Eureka』、ついにフルで聞けるようになりましたがいい曲ですねー。歌詞を読みながら聞いて星野さんが「これは僕の歌」と言った言葉の意味を考えたりしていました。まだぼんやりとしかわからないけど、2億回ぐらい聞いてじっくり楽しみたいと思います!