ファーストサマーウイカ ヤーレンズを推す理由を語る

ファーストサマーウイカ『考えすぎちゃん』メンバーたち大活躍のエモさを語る ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0

ファーストサマーウイカさんが2024年12月30日放送のニッポン放送『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン』の中でM-1グランプリ2023以降、ハマりまくったヤーレンズについてトーク。劇場に足を運び、出演しているテレビやラジオをチェックしまくっているというウイカさんがなぜ、そこまでヤーレンズを推すのか、その理由を話していました。

(ファーストサマーウイカ)では、ここで1曲、行きたいと思います。サザンオールスターズさんで『YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム』。

(中略)

(ファーストサマーウイカ)そんな感じでね、プライベートにもそういう充実した時間を過ごしたんですけども。あ、メールです。「ウイカさん、ヤーレンズの出井さんが『出囃子が流れたから立ち上がっちゃった』とXでポストしてます」って(笑)。ああ、本当だ。つぶやいてくださってる。こんな遅くまで、何してるんだろう? ネタ合わせしてるのかな? 心配だな? この2人、いつも遅くまで起きてるし、朝早いんだ。心配なんだ。やっぱりネットストーキングしてるから、知ってるんだ。夜中にコーヒーとか飲んでるんだ。えっ、嬉しい。ちょっとなんか、ああいう下品なラジオを聞かれたってこと? ちょっと嫌かも。ちょっと恥ずかしいかも(笑)。でもね、出囃子(サザンオールスターズ『YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム』)をね、ちょっとエモい感じでかけさせてもらいましたけれども。

(ファーストサマーウイカ)そう。ヤーレンズさん。月イチで土曜日の0も担当されていらっしゃいますけど。私は去年のM-1新規。にわか、ドにわかで。今、「推し活」って言うとあれですけどファンになって、色々とね、させていただいてるんですよ。劇場の方にも行かしていただいたりとか、全テレビ番組をチェックし、全ラジオ番組をチェックするっていう忙しい毎日をこの1年、大河と並行してお仕事と推し事もね、一生懸命させてもらいましたけれども。これ、きっかけはあれなんですよね。オールナイトニッポンポッドキャストで四つぐらいに分割された、なんか短めのやつがたぶんSpotifyとかで聞けたはずなんですよね。去年のM-1で準優勝をされて「ああ、改めて面白いな」って……ヤーレンズさんのことは知っていたけど。準優勝されて「ああ、面白いな」って。で、たぶんその付近で単発のオールナイトをやってたのかな?

で、それがすごい評判よくって。ちょっと後から聞こうと思った時にもう、タイムフリーとかが終わっていて。それで「どうしよう?」ってなってポッドキャストにたどり着いたら、それがめちゃくちゃ面白くて。ヒーヒー泣きながら笑って、もうすぐに家族とか周りの人に「めっちゃおもろい、めっちゃおもろい!」って言いまくって。それがたぶん2月とか3月ぐらいだったのかな? それから他のラジオとかも聞くようになって、どんどんはまっていって、推しになっていったっていう感じなんです。

ヤーレンズのオールナイトニッポンPODCASTでハマる

(ファーストサマーウイカ)だから『ふてほど』の時も阿部サダヲさんがラジオ好きでね。特に芸人さんのラジオをよく聞かれるって言っていたんで「もしよかったらヤーレンズのポッドキャスト、めっちゃ面白いんで1回、聞いてください」って言って。まずたぶんそのオールナイトの4分割ぐらいされてるやつをおすすめして。そえを聞いてくださって「めっちゃ面白かったですね」って言ってくれて。で、阿部さんは10年以上の推しだよね。その推しに今の推しを紹介するっていう、なんか変な、入り組んだ……変なスワッピングっていうか、なんて言うんだろう? なんか複雑なプレイをするっていう、謎の興奮がありました。すいません。キモい(笑)。キモいよね? うん、キモいな。

そういうのがあって、今に至って。で、今はABCさんの方で今日もね、さっきまでヤーレンズさん、ラジオの生放送されてましたけど。そこに時々呼んでいただいて、一緒にラジオもさせていただいて。なんかね、「なんで好きになったんだろう?」って思うじゃない。 これって、推し活ってさ、ほぼ恋愛の感情と一緒じゃん? わかりますよね、推し活をされてる方って。わかる。

だから、やっぱりM-1とかを見てる時に彼らが苦しんでる姿を見たりとか、なんかちょっと悔しい結果になった時に、同じように失恋したみたいな気持ちになる。なんか推しに嫌われることって、あんまり現実的にないじゃない? 直接的な関わりを持ってないことの方が多いからね。だから嫌われるっていうことは……まあ「ファンサがない」とかさ、「レスが悪い」とかさ、そういうことでイラっとしたりとか、傷つくことはあっても、振られることはないけど。なんか彼らの夢がちょっと潰えそうになったりとか、彼らが傷ついてるのを見ると、同じ衝撃が鏡で返ってくるような感じで。本当に私、このM-1でめっちゃ傷ついたっていうか、なんか失恋したみたいな……。だから私、本当に好きなんだなと思って。

でも、「なんでこんな好きなんだろう? ラジオが面白くてネタが面白いだけなのに、ここまで恋愛みたいな状態になるかな?」と思ったら、やっぱり出井さんが「俺達は悟空じゃなくてクリリンだった」みたいなことをおっしゃっていた時に、実は私も同じようなことをインタビューで言っていて。「ああ、私はサイヤ人にはなれないんだ。地球人なんだ。だったら地球人のトップ……空飛べる地球人になりたい」って。ヤムチャじゃなくてね、一応、クリリンの方をね。声もね、ルフィと一緒だしさ。一応、地球人の花形だから。だから「クリリンになりたい」とかっていうのをしょっちゅう言ってたから、なんかそういうところでシンパシーとかも感じて。

「自分は悟空ではなく、クリリンだ」という思い

(ファーストサマーウイカ)「持たざる者」とか、よくおっしゃってるけど。私からしたら天才だと思ってるけど、持たざる者の希望の星っていう。 だから、なにかどこかシンパシーを感じて、自分を投影したりとか、重ねたりとか。一緒に歩んでいきたいって思うような人だから、なんか恋愛みたいな感じになったのかなって、急にオタクの口調になってキモいな(笑)。急にオタクの口調、キモいな。この5分、早口。めっちゃ早口、ギュッと詰まっている。「ゆっくり行こう」って言っていたじゃないか(笑)。めっちゃオタク。キモい(笑)。

やっぱりなんかね、その伏線回収の話じゃないけど。私ってほら、「隣の芝は死ぬまで青い」みたいなことを言ってるタイプだったから羨望……羨む気持ちみたいな。嫉妬みたいな気持ちがさ、消えることはないのよ。 枯れないのね、本当に。むしろ、それが原動力になって、いろんなことを頑張ろうとか、追いつけ追い越せ、みたいな。「紅白も出たい」っていうのも、クリーピーとかそういう背中を見て「うわっ、悔しいな、羨ましいな。私もいつか出たいな」とか「一緒の土俵立ちたいな」っていう気持ちで。

で、ああいう天才たちにはさ、叶わないかもしれないけど。彼らが「ああ、一緒にやりたいね。一緒に仕事したいね」とか「ありがとう」って言ってくれるような、そんな最強の地球人のパートナーになれるように頑張ろうって思えるし。その先頭を走ってくれているヤーレンズが自分は好きなんだなって。 本当に天才だと思ってますけどね、私は。それぐらい、ちょっと今、一生懸命応援してる人たちです。はい。なんか告白したみたいになっちゃった。ちょっと恥ずかしい(笑)。

ABCラジオ『ツギハギ 〜ヤーレンズのダダダ団!〜』のM-1 2024直後の放送でヤーレンズと共演したウイカさん。敗退したヤーレンズさんに熱い言葉を送りまくっていたのがとても印象的でした。ウイカさんがこのトークで話していた出井さんの「自分たちはクリリンだ」と語っているコラムも拝見してまたグッと来てしまいましたよ。持たざる者の星、ヤーレンズを僕も応援しています!

M-1決勝を終えて。現実を目の当たりにして考える可否。【ヤーレンズ出井隼之介「可否伝」15杯目】 | ワラパー | 芸人が集まるWEBメディア
ヤーレンズ・出井隼之介さんが物事の良し悪しを綴る連載『可否伝』。出井さんセレクトの「今月のコーヒー」情報とともに、心が揺れた"良し悪し"を語ります。 12月の可否 最近のM-1にまつわるSNS上の論争(?)みたいなものに付随する形で、いつぞ...

『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン』2024年12月30日放送回

タイトルとURLをコピーしました