令和ロマンのお二人が2024年12月22日配信のYouTube『M-1打ち上げ by -196 ~どかーんと一発打ち上げようよ!~』に出演。M-1グランプリ二連覇を達成したことについて話す中で、令和ロマンの笑いと『水曜日のダウンタウン』の『名探偵津田』の共通点について話していました。
(村上)(しゃべくりと漫才コントを)両方やってるのって狙いなの?
(髙比良くるま)たまたまですね。
(村上)俺たちは全てを行けるぞって。恐ろしかったな。
(髙比良くるま)でも本当にたまたまあの2本が10月ぐらいにできたんです。
(松井ケムリ)で、去年もしゃべくりと漫才コントで。たまたまで。
(野田クリスタル)令和ロマンって「これをやるコンビ」っていうわけでもないもんね。漫才でも。いろんなネタがあるよね。
(髙比良くるま)そうなんですよね。それがやっぱりずっとコンプレックスであって。「この形」っていうのがあると、かっこいいじゃないですか。
(野田クリスタル)ああ、そう?
(村上)深みが見えて、なんか怖いけどね。ない方が。
(髙比良くるま)でも、このやつ2本目の形がたぶん俺らの形の1本としていいのかなっていうか。
(松井ケムリ)僕が演技できないんで。だからコントに入ったら、僕でしかないんですよ。
(村上)味があったよ(笑)。
(野田クリスタル)ああ、ケムは演技できないんだ?
(松井ケムリ)僕、演技は本当にダメなんですよ。
(髙比良くるま)マジでこの前、『水曜日のダウンタウン』の『名探偵津田』を見てて思ったんですよ。俺が好きなお笑いと一緒だなと思って。ケムってずっと1の世界の……。
(松井ケムリ)あの言い方をしたらね。
『名探偵津田』を見て「俺が好きなお笑いと一緒だ」と思う
(髙比良くるま)2の世界の人なんですけども。俺が1の世界を勝手に作って入っていくんですけども。でもケム、途中で「うおー!」って1の方にもなるんですよ。でも、ちょいちょい突っ込んで2の方にもなれる人なんですよ。あれの無課金バージョンが、俺らのネタなんですよ。あれ、今年のテレビでたぶん一番、面白かったじゃないですか。『水曜日』のあれが。あれを無課金で4分でやると、俺らのネタになるんですよ。
(一同)ああーっ!
(野田クリスタル)文句なしでしょう。あれが出たら。
(渋谷凪咲)だって1の世界に一瞬、入ってくれた時にめっちゃ嬉しかったですよ。「うわーっ!」ってやってくれた時。わくわくしました。
(松井ケムリ)あの瞬間は本当、津田さんと同じようにめっちゃ気持ち乗ってるんですよ(笑)。
ケムリ覚醒のいろんなパターンを試す
(髙比良くるま)あれ、いろんなパターンを試して。でっかい敵が襲ってくるとか。「どうやったら覚醒するか?」って。試したんですよ。あれ、15分ぐらいあるんで。
(松井ケムリ)重いものを持ち上げるとかもあったんですけども(笑)。
(髙比良くるま)あのネタを4分にしたの、マジで大変でした(笑)。
(野田クリスタル)たしかに(笑)。
(髙比良くるま)結局は斬られて子供が泣く、みたいなのにして。
(村上)それ、めっちゃ見えたからね(笑)。
演技ができないケムリさんがくるまさんが作り上げた世界に巻き込まれてしまう令和ロマンのネタ、言われてみればたしかに『名探偵津田』と同じ構造ですよね。巻き込まれ、自分自身をキープしながらも時々、作り上げられた世界に参加していく瞬間が見ている側も気持ちいいんですよ。ケムリ覚醒の瞬間は爆笑しました!(笑)。