令和ロマンのお二人が2023年1月29日放送のTBSラジオ『脳盗』の中でラジオについてトーク。普段聞いているラジオや、自分たちでやるラジオなどについて話していました。
(TaiTan)ちょっとラジオとかポッドキャストの話も先週に引き続いて、してしまうんですが。ちなみにお二人、ラジオって……僕はオールナイトニッポン0がすごい衝撃だったんですけど。それ以外でやってらっしゃるものって何かあるんですか?
(髙比良くるま)stand.fmっていう泡沫企業でやっているんですけども。
(TaiTan)言わないでしょ。そんな泡沫候補みたいな……青山学院大学の近くにあって。最近、できましたよね?
(髙比良くるま)まあ、そこのラジオアプリでやっていて。あと、たまにMBSのラジオなんかでね。
(松井ケムリ)『アッパレやってまーす!』っていうやつのコーナーをやったりとか。ちょこちょこ、ちょこちょこやってます。
(TaiTan)ラジオは結構、聞いてきたんですか?
(髙比良くるま)割と聞いてきた方かな?
(松井ケムリ)同世代の中では聞いてる方だと思います。芸人の中でもたぶん、割と聞いてる方で。
(TaiTan)へー! ちょっと、たとえばどんなのとかって、聞いていいですか?
(松井ケムリ)でもなんか、今の聞き方とかも、ラジオを何、聞いているのかを聞くのってちょっと失礼みたいな感じ、ありますよね(笑)。
(TaiTan)失礼じゃないですか。僕、本当に嫌なんですよね(笑)。
(松井ケムリ)人のテリトリーに踏み込んでいくみたいな聞き方、してましたけど(笑)。
(髙比良くるま)ラッパーってそんなに人に聞いちゃダメなんですか? 気をつけないとな。ラッパーに会った時に(笑)。みんな、そんなにルーツを探られたくないんですか?(笑)。音楽の人って。
(TaiTan)絶対に嫌ですね。しかも、噛み合わなくないですか? 実は、ラジオ好きな人って、一見、同族意識がすごいあるんだけど。実際にしゃべってみると、「うわっ、この番組、俺は嫌いなんだけどな」みたいなのを推していたりして。
(髙比良くるま)ああ、なるほどね。
(松井ケムリ)あと、ラジオだと「これとこれとこれを聞いてる」みたいなのの、ごっちゃになった部分がその自分の人間性みたいな感じがするから。1個でも違うと、なんか違う感じもちょっとするっちゃしますよね。
(TaiTan)すごいわかります!
(松井ケムリ)でも僕ら、結構同じラジオ聞いてる気味ですね。『アルコ&ピース D.C.GARAGE』とか。あと、なんだっけ?
(髙比良くるま)『ハライチのターン!』でしょう? そこが割と共通していて。あと、あなたはオードリーさんとか。
(松井ケムリ)オードリーさん聞いて。あと、伊集院さんとか。
(髙比良くるま)伊集院さんがすごい影響が強くて。
(松井ケムリ)そうですね。伊集院さん、好きですね。
(髙比良くるま)僕はどっちかっていうと、ニューヨークさんのラジオとか。あとダブルヒガシさんとかも最近はめっちゃ聞いてますね。大阪の若手のとかを聞いたりしてるんですけども。だから僕よりもケムリの方がいっぱい聞いてますね。
(松井ケムリ)まあ、ちょっとだけ多いですね。あとは霜降りさんとかは。
(TaiTan)へー。じゃあ、やっぱり伊集院さんが……最初の最初は伊集院さんみたいな?
(松井ケムリ)僕、最初の最初はたぶん伊集院さんですね。
(TaiTan)ああ、じゃあ一緒ですね。
最初の最初のラジオは伊集院光(松井ケムリ)
(松井ケムリ)本当っすか? あ、でもここでわかり合えた感じ、出さない方がいいな(笑)。
(髙比良くるま)お前、気をつけろよ?(笑)。
(TaiTan)ここから、俺がなんか出すたびに「うわっ、ちょっと違うんだよな」ってなるから。ここで止めておきましょう(笑)。
(松井ケムリ)やりづれえ(笑)。
(TaiTan)これ、あるのよ。本当、ラジオ好きってあるんだよ。面倒くさいのが。
(玉置周啓)いいんだよ。ここではしゃべっておけって。
(くるま・ケムリ)フハハハハハハハハッ!
(TaiTan)仲良しこよしできればいいんだけど……。
(髙比良くるま)なぜ、完璧に溶け合おうとするんですか?(笑)。同い年でここまで生き方が違うんだから。「違いを楽しもう」っていう話じゃないんですか?(笑)。
(松井ケムリ)違ったっていいのに(笑)。
(TaiTan)ないないない。ちょっとでも違ったら……。
(髙比良くるま)同じなわけないんだから。
(松井ケムリ)人類補完計画じゃん(笑)。
(TaiTan)補完計画ですよ。俺、碇ゲンドウが一番好きなんだから(笑)。
(玉置周啓)お前、ホスト向いてねえよ(笑)。
(TaiTan)ちょっと違ったら不機嫌になるパーソナリティーです(笑)。
(髙比良くるま)本当、これからゲストを呼ぶ時、気をつけてください(笑)。絶対、皆さん違いますからね?(笑)。
(松井ケムリ)玉置さんとしかラジオ、できないんじゃないですか?(笑)。
(TaiTan)なるほど(笑)。でも、お二人はラジオをやりたいっていう風にお伺いしたんですけど。冠ラジオをやるのが夢だっていう。
(松井ケムリ)ラジオ、だから向いてると思うんで。いっぱいやった方がいいだろうなっていうのはありますね。
(髙比良くるま)ラジオって、全然疲れないんですよ。何個やっても、僕ら。割と。疲労がなくて。しゃべっていて疲れたりとか、しないんですよね。
(TaiTan)そういう時って、どっちが考えるんですか? なんとなく、その構成とか。
(松井ケムリ)ラジオの構成……でも、ほとんどくるまが考えてますね。
(髙比良くるま)そうですね。何かの構成とか、骨組みを作るのが割と得意なんで。
(TaiTan)でも、それで言うと僕もポッドキャストとかラジオは基本的に構成とか骨組みマンなんで、同じタイプかもしれないですね。
(髙比良くるま)ああ、そうなんですね。
構成や骨組みを作るのが割と得意(くるま&TaiTan)
(TaiTan)でも、ネタ切れないですか? ネタ切れるというか、「もう考えるの、疲れるな」みたいなこと、ないですか?
(髙比良くるま)でも僕らの場合は普通にあったことをしゃべってるんで。日々、芸人の話とか、お笑いって毎日なんかあって。この番組みたいに1個を見つけて、掘り下げるみたいなやつはもう絶対できる気しないですね。
(松井ケムリ)超疲れるんじゃないですか?
(TaiTan)でも絶対、できそうなタイプに思いますけどね。
(髙比良くるま)なんか、言われたらできるんですけど。宿題とか、用意みたいなのが一切、できないんですよ。僕。だから「このテーマで今回、話しましょう」みたいなのを用意しているのが俺、すごいと思います。それは。だって常にパッと出てくるわけじゃないじゃないですか。探してるってことでしょう?
(TaiTan)探してますね。
(髙比良くるま)で、「これを話そうかな」って思ってるみたいな。そういうのは全然できないんで。
(TaiTan)でも、逆に言うとくるまさんとかって、オチとか絶対つけなきゃいけないみたいな恐怖症って、ないんですか?
(髙比良くるま)でも、ラジオはそれは別にないから、いいなと思ってます。なんか相方に向けて話してるだけで。テレビとか、ライブの平場とかで「エピソードトーク、すべらない話」みたいになると、そういうのって必要じゃないですか。でもラジオって、あったらいいんですけど。でも、なくてもいいじゃないですか。なんかホワッと、ダラッとしちゃえば。
(TaiTan)それはケムリさん、お互いのラジオ観がめっちゃ違うみたいな瞬間って、訪れるんですか? 僕らの場合って、周啓くんが本当に「何でもいいよ」みたいなスタンスなんで。
(玉置周啓)ああ、そうだね(笑)。
(松井ケムリ)何でもいい人の「そうだね」だ(笑)。でも、それも似てるかもです。僕も結構、何でもいい派だし。ラジオ観みたいなのはそんなにずれてないと思いますし。ラジオってだから、さっきの「オチがなくてもいい」みたいなのって、いい意味でラジオは作品じゃないというか。ずっと流れてるものみたいな感じがするから、オチがなくてよくて楽ですよね。
(髙比良くるま)語ったぁーっ!
(松井ケムリ)嫌なSEだな(笑)。
(髙比良くるま)語ったぁーっ!
(松井ケムリ)「熱盛」のもっと嫌なやつ(笑)。「語ったぁーっ!」って……。
(髙比良くるま)これ、使いまわしていいですよ?
(松井ケムリ)どこで使うんだよ(笑)。
(髙比良くるま)これ、使いまわしていいですよ。今後の『脳盗』で。
(TaiTan)本当ですか? ジングルとして切り出して。僕らがなんか言ったら。
(松井ケムリ)「語ったぁーっ!」って。割と語る方の番組だからね(笑)。
<書き起こしおわり>